2017/04/21 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に和元月香さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から和元月香さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に和元月香さんが現れました。
和元月香 > 「ひゃっほーい!」

扉を開けるテンションも高く、
昼時で人の多いカフェに突撃した月香。
実質月1でのスイーツタイムに、早くも頬はにんまりと緩んでいた。

(なーに食べよっかなぁぁぁ!!
ケーキ!?タルト!?モンブラン!?
…たまにはがっつりパフェも食べよっかなぁ!)

いつになくウキウキした調子で日当たりのいい席を見つけて腰かけた。

和元月香 > 「さーってと」
(…パフェ食お!)

メニューを開き、堂々と足を組む。
パフェブースに狙いを定め、
まるで舐めるようにメニューに釘づけになった。

(パフェ意外と多いな…。スペシャルチョコパフェ…。
ベリーパフェとか、夏だと期間限定でアイスパフェとかあるし……。

…ここは期間限定にしとこう。桜パフェ…)

メニューの中でも目立つ場所に写真が掲載されたパフェ。
名前の通り桜色のかわいらしいパフェで、
特に女性に人気のある優しい甘さが特徴なのだそうだ。

ニヤニヤと笑う月香はじゅるりと唾液を飲み込む。

…後ろでやや引いている店員の女性には気づいていない。
気づいていないったら気づいていない。

和元月香 > 「えーっと…。
桜パフェと…あとミニタルトとー。
オレンジソーダ下さいな!」
「えーっと、…はい!
ミニタルトなんですが、ラズベリーかチョコ、
どちらに致しますか?」
「チョコで」
「かしこまりました、暫くお待ち下さいませ」

笑顔の似合う店員さんに釣られ、
レアでしかない純粋無垢そうな笑顔を浮かべる月香。

よほどスイーツが楽しみなようだ。

店員が店奥に引っ込んだところで、
月香はおもむろにポケットから携帯を取り出した。

「…よし」

アニメのケースに入れられたシルバーのスマホを、
手慣れたように操作し始める。