2017/05/29 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 「ふむふむ、なるほどな!」

二人用の机に座りアイスのカフェオレを飲みながらブックカバーの付いた本を読む男が一人。
白く異様に長いタオルを首に巻いた男である。

男は一頁読み進めるごとにそれほど大きくない声で「ふむふむ」とか「なるほど」とかそんな声を上げている。
…もしかしたら傍から見ればまともに読んでいないように見えるかもしれない。

「なるほ…いや、これはうん!わからんね!」

…読んでいないのかもしれない。

真乃 真 > …おそらく、あれだ。糖分が足りないのだ。
勉強とか頭を使うとエネルギーを消費する。
実感で身体を動かすのの5倍くらい消費する。

「すいません!この、期間限定のイチゴパフェをひとつ!」

『すいません、これ昨日までなんですよ…。』

おっと、流石期間限定!既に残っていないようだ!
惜しいなもう一度くらい食べておけば良かったな。

「じゃあ、このチョコバナナパフェをください!」

限定のものが無いのであればと無難なメニューを頼む。
あれは何回食べてもいいものだと思う。

真乃 真 > 『…申し訳ありません。只今バナナが品薄となっておりまして。』

店員は申し訳なさそうに頭を下げる。
…理由は分からないがバナナが足りていないらしい。
足りないならば仕方がない仕方がないとは分かっているが。

「…そ、そんなバナナ!」

…力強い真の言葉をスルーして店員は『…チョコレートパフェならご用意できます。』
などと表情を崩さないように言う、流石プロだ強い。

「はい!それでお願いします。」

無駄にカッコいいポーズをとって力強く言い切る。
しかし、いくらカッコいいポーズを決めてもそれでさっきの発言が無かった事になるわけではない!
一度言った言葉をもう元には戻らないのだ!!

真乃 真 > ほどなくしてパフェが運ばれてくる。
まあ、チョコレートパフェも美味しい!
チョコ美味しい!
結局、糖分が足りれば問題ない!

OK!さあ続きを読むとしよう!

「なるほ…いや、これはうん!わからんね!」

糖分はあまり関係ないのかもしれなかった。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から真乃 真さんが去りました。