2017/07/31 のログ
■中条 薫 > そういえば、ガントレットについては装着したままでの勤務を許可された。
いくら店内といえど、いつ異能者の戦闘騒ぎが発生するかわからない。その為に、いつ来ても大丈夫なように最低限の武器の所持は認められているとのこと。
また、装着したままでも業務には支障をきたさないので、一人非常に目立つモノを腕に取り付けたまま働いているというわけだ。
「私も少し休憩、しようかな。」
頬杖をやめ、先輩の後を追うようにして休憩所に向かう。
レジには呼び出し用のベルだけが残された。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から中条 薫さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に飛鷹与一さんが現れました。
■飛鷹与一 > 最近、あれこれと悩んだり詰め込んだりと、少々根を詰め過ぎというか自身に余裕が欠けている気がする。
なので、自分にしては珍しくアルバイトを休んでゆっくりとした時間を過ごした訳で。
今は行き着けの店の一つであるカフェテラス「橘」の二階、テーブル席の一角で寛ぎ中だ。
簡素な私服姿で独り、アイスコーヒーを飲みながらぼんやりとする。
ただ、こうしているとまたあれこれ考えがちになるのが己の悪い癖の一つだ。
根っこが生真面目なのもあって、ついつい色々と考えてしまう。
全く考え無しなのも困るがもう少し肩の力を抜けたらなぁ、と思うのだけど。
「……不器用なんだよなぁ、その辺りは我ながら」
アイスコーヒーをズズズ、と飲みながら独りごちる。
隅っこの窓際のテーブル席の為、何となく二階から面する学生街の往来の様子を見下ろして。
■飛鷹与一 > (…この角度からだと、例えば目標があちらから来るとして。…いや、狙撃するには角度が少し悪――ハッ!?)
我に返る。いけない、最近後方支援というか狙撃のお仕事が増えてきているのでつい、無意識にそっちの思考に走ってしまっていた。
違う、そうじゃない。寛ぎたいんだ俺は!と、首をぶんぶんと振る。
…何か、店員さんと目が合って怪訝そうな顔をされたので愛想笑いで誤魔化しておこう。
「うーーー…俺って息抜きとか苦手なタイプなのかなぁ」
苦手というかやっぱりその辺りが不器用なだけかもしれない。
そういえば、本土の体術の師匠や養護施設の先生にも似たような事を何度か指摘されていた気がする。
ぐてー…と、した姿勢で天井を仰ぐ。もうちょっと世渡り上手になりたい。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に中条 薫さんが現れました。