2017/12/12 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に飛鷹与一さんが現れました。
飛鷹与一 > 今夜も少々長引きはしたが、何時もの風紀委員としての巡回警邏の仕事は終わった。
馴染みの店の一つでもあるカフェテラスへと足を運んでくれば、笑顔で「いらっしゃいませ!」と挨拶をしてくれる店員さんに軽く会釈をしつつ二階へと移動。
軽く見渡すが、流石に時間帯が時間帯だけに人の姿はまばらだであった。取り敢えず、目立たぬ一角へと移動しつつ。

(……期末考査に、風紀の仕事に…あぁ、年末年始は帰省もしないと。スケジュール調整しないとなぁ)

等と考え事をしながら、ショルダー型のライフルケースを下ろして傍らに置きつつ腰を下ろす。
メニューは決まっている。店員さんに声を掛ければ、紅茶とチーズケーキを注文する。
夕食は仕事の合間に済ませたので、本当に軽食というかデザート程度の注文だ。

それを終えれば、疲れたように吐息を零して軽く目頭を揉む。去年に比べると今年は地味に大変だ。

飛鷹与一 > やがて、店員が持ってきた紅茶とチーズケーキのセットがテーブルへと置かれ、軽く会釈と笑みで礼をしつつまず紅茶を一口。
お得意の熱量操作の魔術で、寒さ暑さ関係無く過ごせる少年だが、矢張り寒い季節に温かい飲み物はホッとする。
ちなみに、この寒さで未だに防寒着を纏わずマフラーだけ、というのも魔術で己の周囲の温度を設定できるからの軽装だ。

「……巡回警邏はまぁいいとして…来週は特別攻撃課の任務も入ったんだっけ…憂鬱だなぁ」

ボソリ、と呟く。『不殺』を貫くスナイパーとか、使い物にもならないだろう。
だが、それを補って余りある狙撃能力が彼にはあった。ついでに『魔弾の射手』なんて通り名が付いてしまったが。
緩慢な動作で、今度はフォークを手に取りチーズケーキをもそもそと食べ始める。