2018/03/16 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に烏丸秀さんが現れました。
烏丸秀 > 卒業式。
この男に変わりはない。
いつも通りカフェ店員のお姉さんをナンパしようとして失敗。
しぶしぶと抹茶プリンを食べている。

「――終わったねぇ」

別にこの男は卒業していない。
終わったのは――あの姉妹の「物語」。

「結局、ボクに出来たのは、端役だけ……いつもの事とはいえ、凹むなぁ」

はぁ、と溜息を吐き。

烏丸秀 > 伊都波悠薇。
彼の愛した少女。
もう居ない少女。

――何もかも、永遠に同じ形ではいられない。
だから、この手で壊してしまいたかった。
そうすれば――永遠に、自分のモノにできるから。

「――悠薇ちゃん」

涙ぐみながら名前を呟く。
女々しい事この上ないが、そういう男なのだ。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から烏丸秀さんが去りました。