2018/08/13 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に古城 桜虎さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に古城 桜虎さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に古城 桜虎さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に古城 桜虎さんが現れました。
古城 桜虎 >   
「……よし、これならちょっとは楽が出来そうです。」

 昼過ぎのカフェテラス。
 タブレットを眺めながらぼやく少女が一人。

「本当、今年の委員も優秀ですねえ……」

 手元にはパンケーキとアイスティー。
 ちょっとしたおやつ的なチョイスだ。

古城 桜虎 >  
 ──歓楽街の一区間、もとい落第街で起こったパンデミック。
 『この一件で命を落としてしまったと思われる人数』と『回収された学生証の数』。
 タブレットにはこれらを"数字"に置き換えたものが表示されている。

 この二項に大きなギャップが出ていない。報告を読み取り、
 安堵の息と声を漏らす。

「さてさて。お仕事はこのくらいにしておやつと洒落込んじゃいましょう。
 ──ここのパンケーキ、美味しいんですよねえ。」

古城 桜虎 >  
「では一口。」

 慣れた手つきで切り分け、ぱくりと口に運ぶ。
 甘いシロップとバターの旨味、そして口当たりのよいパンケーキが口の中で混ぜ合わさりながら広がる。

「うーん。やっぱり最高です。
 美味しいものは好いですねえ……。」

 至福の時と言わんばかりに目じりと口元を緩ませ、咀嚼する。
 ──幸せそうだ。

古城 桜虎 >  
「ご馳走様でした──と。
 と言う訳で、そろそろ行きましょう。

 何事もなくパンケーキを食べ切り、満足そうに呟いて食器を重ねる。
 そのままトレイの上に乗っければ、席を立つ。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から古城 桜虎さんが去りました。