2015/12/27 のログ
■蔵田 怡与 > ……
(ため息をついて天井を見上げる)
……訓練、というのは、どうやってするものなんだろう。
今まで、何もしてこなかったわけじゃないのに…いざ能力を練ろうとしても、その方法がわからない。
漫然と…漫然と今までと同じことをするのは…違う、と思う。
この能力を磨くとどうなるのか…その姿が、見えない。
■蔵田 怡与 > …
戦わなければ…生きてこられなかったような人も…たくさん、いるんだろうな。
■蔵田 怡与 > (はぁ~、と深くため息をつき)
まぁ、今は食べよう。目の前に食事があって、それをしない理由がない。
(などとぼやき、早速目の前の温かな食事にありつく)
■蔵田 怡与 > (食事をしながらも、机の上に広げた本を見ているので、傍から見る分にはどうにも行儀が悪い…)
(が、食事がもったいないと言わんばかりに、本の上にソースの一滴たりともこぼす様子はない)
■蔵田 怡与 > …この、燃費の悪さも、改善点、だ。
こんなにも腹が減るなんて…長丁場だと到底…耐えられない。
(もぐもぐ、と口を動かしながら、何やら文句があるらしくぼやく)
(大量にあった料理は、次々と空の皿に変わっていく)
■蔵田 怡与 > ZEKE1機の運用時間とこちらの消耗を比しても、圧倒的に燃費が悪すぎる。
…燃費の問題は、解決できるものなのだろうか。
そもそも燃費が悪いということは、運用に無駄があるということ…か。
しかし現状その無駄がわからない。
ただ発動するコストが極めて低い代わりに、運用中の消耗が激しいというのは…召喚系の異能では、よくあることなんだろうか。
■蔵田 怡与 > 即時発動型の異能と、長時間運用型の異能の比較…は、ほぼ個人差になるんだろうなぁ。
そういうことがまとまっているような資料があったら…欲しい。
欲しいが、そもそもこの学園にサンプリング比較できるほど性質が重複する異能力者がいるとは考えにくい。
だったら手っ取り早く誰彼構わず喧嘩を売ってみるか…?
■蔵田 怡与 > (ふとこぼした言葉に、自嘲するように鼻で笑い)
当たるところに当たれば、わたしなんか一瞬で消し炭か。
ああ~~~~~…歯がゆい。
(ソファーの背もたれに思い切り背中を預け、ため息をつく)
■蔵田 怡与 > ……確かこの学園には、演習場があったな。
そこなら、毎日通い続ければ、もしかしたら誰かがいる…かもしれない。
演習場で行われたことのログなんかもあるんじゃないか。
…手に入れる方法はわからないけど…
やらないよりは、マシ、か?
(頭を使ってカロリーを消費したのか、パフェ3種類を瞬く間に空にする)
■蔵田 怡与 > ……
(鞄の中から取り出した折り紙を折り始める。)
(すっすっと迷いない手つきでツルを折り)
手順の煩雑さと威力が等価交換になるなら、ツルを折ったらビームの一つでも出ないとおかしいような気がしなくもない。
■蔵田 怡与 > いやビーム出ても困るか…手元で発動するものだし、下手したら自分が丸焦げになるだけだ…
それにしても、何とも中途半端な異能だ。磨けば磨いただけ光るのかもしれないが…ビームが出るわけでもないんだろうな。きっと。
■蔵田 怡与 > …大体、手元で即座に発動してしまうのが頂けない。
まずはそこを改善。あと燃費の悪さも改善。
折り紙でしか作れないというのもそもそも論外なのでは?
毎度毎度大荷物抱えて折り紙折って使い捨て…なんて、資源の無駄だ。
もっと理想的な形が…あるはずなんだ。きっと。
……今は全く見えてこないkど。
■蔵田 怡与 > 課題が多いのは悪いことではないと思うけど、いいことでもないように思う。
これまで自分が何を考えていたのかを問われるような気持になるな。
学問とは…そういうものなのだろうか。
(難しい顔でウンウン唸っている)
■蔵田 怡与 > ……まぁ、一人で考えていても埒が明かない。
まずは行動あるのみ。
それから食事と食事。エネルギー補給。
…帰りに何か買って帰ろう。
(まだ食うらしい…)
■蔵田 怡与 > (会計を済ませ、店を出た)
(コンビニの方へと歩いていく…)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から蔵田 怡与さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に藤林シンドリーさんが現れました。
■藤林シンドリー > (マスクをした少年が一人、店の一番隅、一番目立たない席に着席している。手元には整理整頓された学校のプリント類が積み上げられている。)
「一日休んだだけでこの量…僕は真面目にやっている筈なのにここまで課題が溜まるのは何故だ。」
(眉間に皺を寄せ、溜め息を一つ。ふと顔を上げると、店内は混みあってはいないが所々で学生がグループを作ってだべっているのが分かる。)
「うるさい…なんで休日なのにわざわざここで遊ぶんだ。休みの日は僕みたいな食事に困ったやつだけ来ればいいのに…。」
(体調不良から来る苛立ちで理不尽なことをぼやく。色が分からなくとも派手目と分かるの店内の装飾の類を一通り睨み付けると目頭を揉む。)
「というか…食事遅くないか。かれこれ20分くらい経ってるぞ…。」
(ここに来てから溜め息ばかりついているが、その中でも特段長い溜め息をつく。)
「食堂に飽きたから来てみたのにこんな仕打ち…店員呼ぶか。」
(舌打ちを一つ。そして、テーブル上の呼び出しボタンを押した。)
■藤林シンドリー > (呼び出しボタンを押してから何分が経っただろう。)
「どう考えても嫌がらせだ。」
(未だに呼び出しに応じない店員に、ひたすら募る苛立ち。一定のリズムを保ちながらテーブルをトン、トンと叩いていた人差し指は、そのリズムの間隔をどんどん縮めていく。)
(ふと、席に着いた時に渡されたお冷やに目がいく。)
「液体は無理なのは分かっているが…。腹いせじゃない、正当な実験だ。」
(何をもって正当としているかは謎だが、そう言って人差し指のリズムを止めると、片手でお冷やのグラスを握り締める。目を閉じて精神を集中させる。)
(カラン、とお冷やの氷が鳴る。少年が目を開けると、グラスの外側についた水滴と中に入った水と氷はそのままに、透明だったグラスのみくすんだ灰色に変化していた。とはいっても、少年の目には“灰色”という認識はないのだが。)
「液体越しでも力は使える…そして透明は奪える、か。氷はまだ難しいか。」
(少し気が紛れたのだろうか、マスクを顎の下まで下ろすと、その口元は僅かに笑っているように見えるだろう。悪戯を終えたばかりの子供のように。そして、くすんだグラスに口を付けると、未だ来ない店員を思って店内をぼうっと見渡した。)
■藤林シンドリー > (腹の虫が鳴く。赤面するより先に、聞かれていないか周囲を見回す。ファミレスの一番目立たない席に座る少年を気にする者は誰一人としていないようだった。)
「…ば、ばかばかしい。そもそも運んでこない店員のせいだぞ。まったく…。」
(マスクを上げて再び口元を隠すと、ついに痺れを切らして立ち上がり、厨房の方へと向かった。)
■藤林シンドリー > (つかつかと苛立ちを募らせて歩きながら、真っ直ぐ席へと向かう。)
「何がまだお作りしております、だ!客をなんだと思っている!」
(どかっ、と席に座ると、お冷やを一気に飲み干す。流石に寒気がしたが、身震いを堪えてあくまでも強がる。誰も少年のことなど見てはいないのだが。)
「…飽きるな、この課題は。」
(真面目に見えるが我が儘が先に立つ少年は、苛立った勢いに任せてそそくさと勉強道具を片付けた。頬杖をつき、眉間の皺をさっきよりも深くして、料理を待つ。)
■藤林シンドリー > (ようやっと運ばれてきたハンバーガーをあからさまに不機嫌な生返事で受け取る。南国風味の濃い味付けを普段の上品な振る舞いを捨てて貪るようにしながらあっという間に食べ終える。相当空腹だったようだ。)
「ごちそうさまでした。」
(手を合わせる時だけは丁寧な所作になると、荷物をもって席を立つ。当て付けのようにくすんだ色のグラスを残して、少年はファミレスを去った。)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から藤林シンドリーさんが去りました。