2016/08/17 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に羽切 東華さんが現れました。
羽切 東華 > 24時間営業の店、というのは田舎者の自分の中ではかろうじてコンビニのイメージしか無い。

(と、上京前までは思ってた俺が居ますよ…うん、レストランも24時間営業ってあるんだなぁ)

そんな心の呟きを漏らしつつ、窓際の席の一角に腰を下ろしてアイスコーヒーを飲んでいる少年。
相変らずの伊達眼鏡に私服姿。相棒を収めた紺色の竹刀袋も邪魔にならぬよう脇に立て掛けてある。

「えーと、取りあえず明日は携帯買って学生街の賃貸情報確認しないと…。
で、金曜は風紀委員の本部に出頭かぁ……刀の事とか聞かれるんだろうなぁ」

呟きながら頭の中で予定を整理する。端から見れば窓際でボンヤリしているように見えるか。

羽切 東華 > 「…あ、そうだアルバイトも探さないと。うーん…アルバイトの求人雑誌は本屋にあったっけ?」

都会はまだまだ己の知らない未知で溢れている。好奇心を刺激されるのが悪い癖だ。
とはいえ、矢張り無料ともいえる男子寮から出る事を決めた以上、金は入り用だ。
アイスコーヒーをズズズ…と、ストローで啜る。ちょっと行儀が悪いがご愛嬌。

「後は…歓楽街とか異邦人街も行ってみたいし。どんな所なんだろうなぁ」

羽切 東華 > とはいえ、まずは住居事情とアルバイト関連を片付けないといけない気がする。
それに、風紀委員の出頭も地味に不安だ。疚しい事は無い、つもりなのだが。

「…罰則が予測付かないからなぁ。それに、妖刀の使い手になった事は喋っていいものか…」

ぬーん、と唸りながらアイスコーヒーを飲み干す。
人外殺しの刀に付いては、既にあちらに把握され掛けてるので素直に話すとして。

(いや、でも変に隠すと監視対象とかになったら困るし…うぬぬぅ)

参った。それに隠し事とか苦手であるし。状況次第では素直に話すしかないだろうか。
あと、アイスコーヒーだけで地味に長く粘ってるので、店員さんから変な目で見られてた。田舎者ですいません!!