2018/08/19 のログ
飛鷹与一 > 本日の風紀の仕事も終わり――例のパンデミック騒動もありすっかり深夜近くになってしまったが。
行き付けの店の一つであるファミレス…「ニルヤカナヤ」に立ち寄れば、適当な奥まった席の一角に腰を下ろす。
ついでに、担いでいたショルダー型のライフルケースを下ろせば邪魔にならないように立て掛けておき。

「……疲れた……。まだまだ収束には程遠いなぁ」

巡回強化や殲滅作戦を展開しても、未だその発生源やら何やらがまともに分かっていない。
今後の調査次第では判明するかもしれないが、それも何時になるか分からない。

飛鷹与一 > 同居人はもう寝ているだろうか?一緒に寝たいなぁ、と思いつつそれも難しい。
あちらもあちらで”裏”の仕事が忙しいかもしれないし。

「…と、ワガママ言うのは駄目だな。将来の為にも経験と実績を積んでおかないとね」

別に風紀委員会で成り上がるつもりはない。せいぜいそこそこの成果で給料を貰って。
あとは、あちこちに自分なりのパイプ…情報網やコネを作れたら理想だ。
将来、よろず屋…何でも屋を開業したいと目指す少年にとって、何だかんだ風紀の現場は色々勉強になる。

と、注文を忘れていたので取り合えずアイスコーヒーを店員さんに頼んでおく。

飛鷹与一 > (――まぁ、勉強にはなるけど特別攻撃課はハードルが高いと今更ながら思うんだよなぁ)

正式所属ではなく、一般の風紀委員と兼ねた予備隊員的な立ち位置であるが。
まぁ、予備の時点でもう狙撃手…後方支援役としてかなーり扱き使われているのだけども。
今じゃ”魔弾の射手”とか言われて一部で変に有名人になってしまっている。
…と、いうか確実に落第街の違反組織や部活にも名前が知られている。

…どうしてこうなった。目立つのは好きじゃないのだが…一般委員に戻りたい。
と、現状を嘆いてみるがそれで何か変わる訳でもないので諦めも人間肝心だと少し思う。

「…まぁ、最前線に放り込まれるよりはマシ……な、筈」

飛鷹与一 > やがてアイスコーヒが運ばれてくれば、店員さんに軽く笑みとともに会釈しつつ。
ズズズ…あと、アイスコーヒーを飲みながらボンヤリと考えに耽る。半分ウトウトしてる気がしないでもない。

「…結局、お盆休暇とか取れなかったなぁ……」

色々あって仕事三昧でした。誰か俺に休暇を下さい。同居人とイチャイチャしたいです。
なんて欲望というか願望だだ漏れの願い事をする。まぁ神様が居るかはさて置き。

飛鷹与一 > 実はちょっと同居人と遭遇できるかと期待していたが…うん、甘かった。ちょっと癒されたいのかもしれない。

…疲れてるんだろなぁ、としみじみ思いながらアイスコーヒーを飲み干して。
ゆっくりと立ち上がれば、ライフルケースを担いで伝票を片手に席を立つ。

「…ん、取り合えず帰ろう。少なくとも一緒に寝られたらそれで十分」

呟いて小さく笑いつつ、そのまま会計の為にレジへと足を運んで行くのだった。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から飛鷹与一さんが去りました。