2015/12/25 のログ
藤林シンドリー > 「日付が…変わる。」

(温くなったココアを片手に食堂にかけられた時計を見つめる。なにもすることがないというのは、今の自分にとっては平穏なのかもしれない。一晩の温もりも、下心に満ちた喧騒もここにはない。食堂に男が一人、なんてかっこつかないが、)

「メリークリスマス。」

(誰かに向けたものか、孤独な自分の心に向けたのかは分からない呟きを残して、深夜彼は、食堂を去った。)

ご案内:「食堂」から藤林シンドリーさんが去りました。