2016/08/03 のログ
ご案内:「ロビー」にクロノさんが現れました。
クロノ > (夏真っ盛りの夜、消灯時刻を過ぎた寮のロビーは人の気配もなくしんと静まり返って、冷房と自販機の音だけががらんとした空間に静かに響く。)

…んー、今日も1日お疲れさま。

(1日のお仕事を終えて自室に戻る校医兼工務員ロボットの男の子は、自室までの道中、寮のロビーに寄り道してひと休み。自室にはない大きなソファーにぼふん、とその重厚感たっぷりな機体の腰を降ろして、自販機で買った缶コーヒーの栓をぷしゅ、と開けて一口。)

クロノ > (教員ではない男の子は、ロボットとはいえ一応16歳型ということもあって、見回り当番の当直日以外は学生寮の一室で過ごしている。…過ごしているけど、書類上は学校の「備品」ということになっている。そんな男の子はぽつりと小さく灯るロビーの常夜灯の薄明かりに照らされながら、窓の外の穏やかな虫の声音と、夜風に草木がそよぐ音を聞く。)

…ん。仕事のあとの一杯、か。

(その手に持った缶コーヒーをちびちび味わいながら、ソファーに深く座るロボットは天井の小さな明かりを見つめてぼーっと。)

クロノ > (全身全霊機械仕掛けの男の子は、一応その気になれば飲酒をしようが喫煙をしようが法的には何ら問題はないんだけど、アルコールやニコチンを摂取したところで何の変化もない…が、そもそも人間と共同生活をすることを前提に設計されているので、人間と同じようにこうして飲食は普通にする、そんな生活をしていた。)

…明日のお昼御飯、何にしよっかなー。

(いっちょまえに料理もする男の子は、お昼休みの昼食は保健室で食べるお手製弁当がほとんど。いわゆる弁当男子、とかいうやつだ。朝は寮の食堂で献立通りの食事を、他の生徒たちと一緒に並んで食べている。)

クロノ > (端から見れば、消灯後のロビーで食い物の事を考えながらぼーっとしているだけの男の子だけど、その実、頭の中のコンピュータでは同時進行で1日の業務日報を作成し、身体に内蔵されている通信回線で学校のパソコンに送信、と報告業務も進行中。)

………――――。

(睡眠の必要のない男の子は、寮の自室に戻ったら、自分の身体の簡単なメンテナンスをして、あとはのんびり読書とか、部屋のパソコン或いは手持ちのスマホでネットサーフィンとか、そんな休息たいむ。)

クロノ > (人影のない深夜のロビー、そのソファーの片隅に等身大のお人形が置いてある…というか自動人形が居る。あまりにもボーッとして動かないで居ると、人感センサー式の廊下の照明とかはやがて消えてしまうので、たまーにちょこっとだけ足を動かしてみたり、頭をゆらゆらしてみたり。)

…ん。

(夏になると毎年しみじみ感じるのは、ロボットだから虫に刺される心配が無くてちょっと得した気分…が半分と、シャワーとかで濡れるのは平気でも、水没すると壊れちゃう自分はプールとか海水浴は即死モノなので、ちょっとうらやましいの半分。)