2016/09/02 のログ
ご案内:「部屋」に滝川 浩一さんが現れました。
ご案内:「部屋」に鬼灯 花蓮さんが現れました。
滝川 浩一 > 今日はやけに疲れた。
この島に来ての初の授業。
とりあえず転校生という事で先生に紹介され、異能紹介とかいう無茶ぶりもされた。

結果としては…悪くはなかった。
異能はしっかりと披露出来た。あと話しかけてくれた生徒も居たし、優しい人ばっかりで助かった。
授業もなんとかついていけた。夏休みにしっかり勉強した賜物だ。努力万々歳。

ともあれ、今日は切り抜けた。
息抜きのためにベッドの下に隠してある本を同居人にバレないように見ようとする…が
本が見当たらない。

(ない…ないないない!どこ行った!?)

焦った様子でその周辺を探す。
ベッドの下だがバレないように工夫を凝らして仕舞ったはずだ。
もしや…偽装工作がバレた?

鬼灯 花蓮 > 水槽の中で水槽の上から照らされる照明の下 ぬくぬく中というか日向ぼっこ?中の火蜥蜴一匹。
とりあえず 水槽の中はパラダイスだった。砂地に岩場におもちゃでもいいが小さい頭蓋骨やらトンネルやら。

ほぼ一日 何も…いや、とある作業を午前中やらかしていた。
とある冊子のいくつかは もうこの部屋にはどこにもない!
この部屋の主が大切に隠し持っていたとある冊子達を最新号はともかくとして廃棄寸前のものを
片っ端からとある友人にプレゼントとして贈呈したのだ―というか持ってかれた。

ぬくぬく。 火蜥蜴は帰宅してきた主を水槽の中からじっと見つめている。

滝川 浩一 > 「あぁぁああもう!何処を探してもねぇーよ!」

頭を抱えベッドに倒れ込む。
所謂、その様な本が何処を探してもなかった―――

―――訳ではない。

なぜか買った覚えのない最新号だけ見つかった。
恐らく、雑誌の名前を覚えた彼女が俺に気を遣って買ってきてくれたのだろう。
いや、嫌がらせかもしれないが。

「はぁ…ソニア」

ため息を吐き、起き上がると水槽の火蜥蜴を手招きする。
いい機会だ。少しばかり今後について話し合おう。そう考えたのである。

鬼灯 花蓮 > そう、とある方が持って行った後、それを補充する形で同じ場所に最新号を詰めたのだ。
これで需要と供給は問題あるまいと。充分問題は孕んでいたのだが、
友情を前に約束は守らねばと律儀に実行した結果が。

ベットに倒れこみ嘆く主の姿。まぁ 我がいるのだからいらないであろう、という思考が働いたとも。

ぬくぬくそう考えつつ水槽の中にいた火蜥蜴は、
漸く手招きというか呼んでくれたので、水槽からぺたぺたと普通に爬虫類の動きをもって
水槽の中からぬっそと出て、軽く跳躍をして床に着地すると、適当にぺたぺたと這って。

『 なんだ。 マスターよ。』

火蜥蜴状態でも会話は可能だった。序に人の言葉で喋っている。

滝川 浩一 > (あら、かわいい)

水槽からぺたぺたと出てきて、ジャンプ。再度床をペタペタと歩行する火蜥蜴の姿を見てそんなことを考えてしまう。
蜥蜴や蛇など、この少年はバッチリOKなタイプだ。一部、そのような爬虫類を忌避している人種も居るが…
この男、そういう生物に対してはストライクゾーンは広い。

地面をぺたぺたと這う彼女の頭に指先を持っていき
撫でるように触れる。

「んや、今後についての話を少ししようと思ってな。ほら、魔力バイパスの確立とか…念話ってのしてみたいんだ」

『なんだ』と問いかける彼女にそのように返す。
人の言葉を喋る蜥蜴。かわいい。

鬼灯 花蓮 > 物とかには燃え移らない火を尻尾に宿す 黒い体に所々赤い炎がちらりと覗く火蜥蜴。
見た目が既に爬虫類そのものだった。蜥蜴がベースなのだからどうしようもない位に爬虫類として飼える精霊?
かわいいとか言えるけど その正体が 巨躯な竜だとは思えまい。しかも今だったら 手乗りサイズだ。

撫でられると くっく と啼く。
いや蜥蜴は鳴き声をあまり発しないが。少し頭を擡げ

『 そうか。  念話か。その前に魔力バイパスの確立だが、あれは数秒で終わる。
 なぜなら 舌を絡めるフレンチキスをすればいいのだ!で、色々と面倒だ。人になる』

蜥蜴は瞬きよりも早く 一瞬裸にもなったかもしれないがそれは一瞬だ。
瞬く間に 人型になり服装も纏う刀持ちの少女?になった。

「肉体的に繋がりを持ったほうが 簡単に繋がるぞ。
 例えば  セックスをするとかな!! くっくっく。」

あの冊子で学んでいるのだろう?とどうも揶揄いの類でニマニマとし始めて。

滝川 浩一 > よく見ればこの世のものとは思えない光景だ。
火を持った蜥蜴なんて、某ゲットだぜなアニメとかでしか拝見したことがない。
まぁ、あっちの火蜥蜴は結構大きめだったが…

「は、はぁ?キ、キス?」

頭を擡げた蜥蜴の発言を聞き、そのように疑問符を浮かべる。
その顔は少し赤くなっており、照れている様子が伺えるだろう。

人になると発言した彼女の言葉を聞き、少し距離を置く。
一瞬だが肌色の割合が多かった気がするが、気のせいだろう。

「セッ……!?何言ってんだよ!?そんなこと出来るわけないだろ!」

ニマニマと笑う赤と黒の少女に顔を真っ赤にしてそう反論する。
あの本に影響されたのだろう。というか、あの妖刀少女と姿がダブる。

鬼灯 花蓮 > 某ゲット的なかわいらしいものではなくリアル蜥蜴に火をつけた感じだ。
アニメより可愛げはなく露骨な危険を滲ませる正体と、
どうにもならないつままれたら終わり的な火蜥蜴(手乗りサイズ)。

「そう、肉体的に繋がらんと 魔力供給がままならん。念話はその後に繋がったら 自動的に出来るようになる。」

顔が赤いな 分らんでもない。どいつもこいつもキスもしくは抱かないと無理と伝えたら
同じ表情と態度でかえってきたし。ニヨニヨニマニマする赤い少女は反論されてもどこ吹く風。

「精神的には繋がったが 肉体的に繋がらんと 我の場合魔力供給が儘ならんのだ。
 無理やり押し倒されて食べられるのと、マスターが勇気をもって我と舌を絡める濃密で淫らなキスをするか
さぁ、二択しかないのだ!  無理やりだと最後までだがな…ぁ?」

本の影響 まともに喰らった、他 逆に押し倒す性癖冊子もあったがそれも読んでしまった!
あとは 指摘が正しいが あの友人の影響もうけている。着実に日に日にとえろすに目覚めつつあると。

滝川 浩一 > 「に、肉体的って…」

頬をかき、顔を赤くしたままそう返す。
動揺が隠せない。心臓の鼓動が早くなる。

あまり意識しなかったがいざ目の前の少女の口元を注視してみる。
柔らかそうな唇に…よく見なければわからないが舌に何らかの模様が描かれている。
あれは何だ?咄嗟に顔から赤みが消え、疑問の顔になるが―――

「押し倒…!?淫らなキス!?」

次の少女の発言にそのようなことも吹き飛び、顔も真っ赤に戻る。
流石に女性との対人経験が希薄なためにその様な言葉でも直ぐに揚がってしまう。
というかこの少女、どんだけ自分のコレクションを読み込んだんだ!?

拳を握り、少女を真っすぐ見る。
その顔は真っ赤だが何処か決意したような顔だ。

「お、俺も…男だ。」

小声でそう呟くと彼女の肩に手をやる。
心臓の鼓動が激しさを増す。嫌な汗が吹き出始める。
しかし、ここで魔力バイパスの確立を逃したら、いつ確立できるかわからない。

目をグルグル回しながらもゆっくりと少女に顔を近づける。

鬼灯 花蓮 > 「 肉体的に肉体と肉体が折り重なり合わせる肉欲が紡ぐ禁断的旋律。」

詩のセンスはない。これにそんな美的センスはなかった。
彼は動揺を隠せない この前の会話 童貞がどうのか言っていた気がする。忘れていなかった。

唇から覗くのは六芒星と蛇と髑髏タトゥーだ、一種の呪いとして刻んでいるに過ぎず
飾りとしても舌を絡めるキスだけでも魔力が取り込めるようにしてある つまり

魔力供給は キスだけなのだ。 押し倒してどうこう、最後までやってもそれはおやつとしかならない。

「淫らなキス。我の魔力供給は キスだけだ。しかも舌を絡める濃密で扇情そそったキスをな。」

ぞっとするいやらしい顔で自分の唇を舌で舐めて彼を改めて見た。
日中は暇だったのだ、彼のお宝を毎日読みふけったとして―
色々と違う意味で習得したのはこのためだけではない。

「 意を決しましたか 童貞マスタぁ。 さぁ。」

赤い顔でもじりじりと近づくマスター。肩に手がかかるこちらは動かない。瞼を閉じて、
唇をわずかに開けて まぁ リードは彼に譲ろう。その間の魔力バイパスの作業は我が行うのだから。

顔が近づいた 唇に彼の唇が重なる そして  舌をも絡める濃密で淫らな水音をわざと鳴らす口づけを!

頭の片隅で 体が火照って、魔力が繋がったとか感じるだろう。体がどことなく火照るのはサラマンダーのせいだと。
数分ほど 淫らな口づけをやって離れた時には 彼は意識あるのだろうか??

滝川 浩一 > 唇と唇が重なる。

途轍もなく柔らかく、甘い感触が唇に広がれば、少女に言われた通りに舌を恐る恐る口の中に入れていく。
舌と舌を絡めた濃厚なキス。
瞼を閉じた余裕そうな少女の顔とは正反対にこちらは真っ赤な顔で瞳も何処か虚ろであった。

数秒後、舌を自分の口の中に戻し、唇を離す。
自分と相手の唇を繋ぐ唾液の糸を引き、それを手で振り払う。

心臓の鼓動は収まらず、尚もバクバクと大音量で体中に響いている。
顔は先ほどと比べ少しは赤みが引いたが体が途轍もなく熱かった。まるで頭から湯気が出そうなほどに。

少女から離れると魔力バイパスを確立できたかどうかを聞く前にベッドにうつぶせになって倒れ込んだ。

(やっっっちゃったぁぁぁ~~~~!!!)

先ほどの行為を思い出し、恥ずかしさのあまりシーツにくるまってジタバタと悶える。
少女が近くで見ているにも関わらず、その行為に対する羞恥を身体を動かして発散しようとする。

鬼灯 花蓮 > 念入りに魔力のバイパスは図太く繋がった。魔力の繋がりがもしみられるとしたら それは相当太い事だろう。
どんな方法をしたらそんなに太くて逞しくて立派な繋がりが出来るのだろうと詰問される位に。

唇が 舌が離れた、唾液の糸がつっと糸を引いたが こちらはそれを味わうように艶っぽく振舞って
舐めて唾液とともに口の中で咀嚼をして飲み込んだ。副作用で彼には相当な性欲というか熱量が渡った筈。
こちらは一日分とバイパス手数料としての魔力を受け取っておいた。

彼は知るまい 今後 この口づけは 魔力供給の度に執り行われる事を。
そう 同じ感じで 同じ火照りと欲が倍増するちょっとアレな感じが続く事も。

うつ伏せでベットに倒れているマスターの背に向けてだが 一応言っておかねば後に響く。

「魔力供給の際は キスのみだ。一日もしくは三日に一度。わかったな? 」

(ふむぅ…初々しい彼が見られるのは今だけか…ふっふっふ)
初々しいものほど 大器晩成として荒々しい立派なキングマスターになる。
精神的に肉体的にそれはもう立派な…妄想していたら ちょっと滾ってしまった。

滝川 浩一 > 「うぅ…」

一頻り暴れた後、息を荒くして落ち着きを取り戻す。
ベッドの上はいくつもの皺ができ、毛布も乱れていた。

顔の赤みも取れ始め、やっと少女と面と向かって話せるようになると床に座る

「魔力バイパスは確立できたのか…?」

ゆっくりと深呼吸してそう聞く。
これでもしそうでなかったら絶望的だ。もう一度あのような恥ずかしい行為をしなければいけない。
頭を抱え、それに悶々としつつも次の少女の言葉に反応する。

「い、一回だけじゃダメなのか!?」

顔の赤みが戻ってきて、再度そのように聞く。
そう、一回だけだと思ったから少年は勇気を出して接吻をしたのだ。何回もやるなんて今の少年にとっては狂気の沙汰。
心臓がいくつあっても足りないだろう。

そして、何故だか自身の体から熱が離れないことと、言い表しがたい苦しみがあった。
敢えて言い表すとすれば…それは性欲という奴だろう。

鬼灯 花蓮 > 唸っていたり ベットに倒れていたマスターが帰還したっぽい。
それだけ乱れていれば し…座って待機をしていた少女は視線をそちらへとむけて。

「造作もない。しっかりくっきり濃密に確立できた。」

あれだけ繋がればな、とフレンチキスを要求してよかった。が最終目標には届かなかったので 色気の勉強は引き続き行わないとならない つまり あの冊子で。

「魔力供給は 我の場合 『舌を絡める口づけ』か『裸の営み』のみだ。一回で終わるわけないだろう

ふむふむ 繋がっているからな、滾っているのだろう??
今夜は眠れない夜になりそうだなぁ?? な? マスターよ」

じりじりと近づいてゆき そして

滝川 浩一 > 「そ、そいつはよかった…」

胸を撫で下ろし、安心したようにそう返す。
彼女には悪いが、これ以上破廉恥な真似は出来ない。少なくとも今日は。

しかし我ながら何故あのようなキスを…
頭を抱え、そんなことを考えていると少女の言葉が飛んでくる。

「裸の営み…!?」

少女の発言、それらの単語に顔を赤くしつつそう驚く。
じりじりと近づいていく少女を見据え、ただただ唖然としていた。

ご案内:「部屋」から鬼灯 花蓮さんが去りました。
ご案内:「部屋」から滝川 浩一さんが去りました。