2015/05/31 のログ
ご案内:「大浴場」に雪城氷架さんが現れました。
雪城氷架 > 「……よし、さすがにこの時間になれば先輩方もいないな……」
こっそりこっそり、誰も居ないのを確認して大浴場に入る銀髪の女の子

雪城氷架 > 「んーあー、やっぱり広いお風呂は貸し切りに限るよなぁ」
明るい声で、念のため巻いていたタオルをばさーっと脱いでしまう
中学生に間違えられそうなぼでー
それを見られるのがいやでわざわざ時間をずらしているのだ

雪城氷架 > 「~♪」
鼻歌混じりに、長い長い銀髪をわっしゃわっしゃと洗う姿は微妙に色気がない
さっさと洗い終わってしまえば慣れた手つきで髪をくるくるとまとめて湯船にINだ

雪城氷架 > 「ふぅ~……やぁ、今日は色々あったなぁ……風紀委員ってのと初めて話したし…異能力同士のバトルなんてのも始めて見た」
手に汗にぎる光景だった
自分より前から此処にいる住人は、あんなものは常識なのだろうか?

雪城氷架 > 「私の異能も突き詰めればいろんな使い方ができるのかな…」
半分はその為にこの学園都市に来たようなものだ
能力とのうまい付き合い方、幸いいきなり最大出力で暴走するような危険な力ではないにしろ───

雪城氷架 > 「ああいう、カッコいいの見るとちょっと憧れちゃうもんなー…」
イマイチ気乗りがしなくてサボリがちな異能の授業
これからはもう少しだけ、まじめに受けてみようか───そう考える

雪城氷架 > 「………」
ちゃぷん、なんとなく腕を持ち上げて、人差し指を目の前に立てる
そして集中、指先に透明な球体、その中にたくさん詰まった更に小さな球体がぐるぐるとまわるイメージ
───回転する速度を上げていく、やがて、球体は目にも見えない速度で回転し、衝突しあっていく───

雪城氷架 > 「───んっ」
ライターを灯したような音と共に、指先に炎が灯る
ゆらゆらと揺らめく炎に視線を向けて、更に集中する
炎の色が変化していく、徐々に白く……その温度を上げていく

ご案内:「大浴場」に雪城 括流さんが現れました。
雪城氷架 > 「………はぁっ…つ、疲れる…」
ぽふゅんっ、という気の抜けた音と共に炎が消える
ざぷんっと肩まで湯船につかってぐったりだ

雪城 括流 > もぞもぞと脱衣所で氷架の着替えが動いたと思うと、薄布がすーっと立ち上がる…いや。ぷるぷると首を振ると布切れが落ちて、その下から小さな蛇がひょっこり顔を覗かせた。
雪城氷架 > 「便利っちゃ便利な力だけどなー…あんなカッコいいバトルができるかっていうと……まず体鍛えないとになるもんな…」
鶏ガラのような自身のぼでーがにくい
人よりも大食らいのはずなのに、食べたはずのものはどこへいってしまうのか

雪城氷架 > 「……まぁまだ入学したばっかりだし!」
ぱしゃん、誰もいないので湯船のお湯を蹴る

雪城 括流 > するすると器用に床に降り、そのまま浴場のほうに…向かおうとして扉に阻まれる。がーんだな…。

「へびぇぇ…ひょーか、ひょーか。」
扉をとんとん、と鼻先でつつきながらなかにいるだろう人の名を呼ぶ…。蛇姿では開けられない…。

雪城氷架 > 「………んぇ?」
聞き慣れた声が聞きなれないところから、する

「あれ、ククル?なんでお風呂に……」
ざぷんっと湯船から上がり、水の滴るままにぺたぺたと扉へ向かう
ガラガラッ、おめでとう。道は開かれた

雪城 括流 > 「ん、ありがとう…。」
しゅるりと浴場の中へ。湯気でも暖かいようで、目を細めて気持ちよさそうにする。

するりするりとそのまま湯船に真っ直ぐ向かって。

雪城氷架 > 脱衣所を覗いて、置いた時と違う様子の自分の着替えを見つめる
「いつの間に私の着替えに……もう、誰もいない時間だからいいけどさ」

なんといっても蛇である
蛇が好きな女性以外は大体蛇が嫌いとすら言われる蛇である

雪城 括流 > そんな様子そ知らぬ顔で、ぷかーっと湯船に浮いている…。
気にしてないのかもしれないし、誰もいないのを確認して出てきたのかもしれない。

「びー。」
ぷかぷかゆらゆら。暖かくて気持ちよさそうだ。

雪城氷架 > 「……ま、いっか」
気持ちよさそうにしている括流を見てどうでもよくなってしまった
ガラガラと再び入り口を閉めて、湯船に戻る。
ちょっとだけ冷えてしまったようで、括流の横で肩口までたっぷりと浸かる

雪城 括流 > 小さな蛇は氷架の浸かるときの波でゆらりと流される。…とはいえこの広さではどこにいこうとたいしたことは無いが。

「ひょーか。何か気になることでもあった?」
ちゃぷちゃぷ身体をくねらせながら近寄ってきて、氷架の様子を伺う。

雪城氷架 > 「ん…今日さ、実習区ってとこに行ってみたんだ、ほら。私ももうすぐ本格的に異能の講義がはじまるし……すごいよ、なんかコロシアムみたいなところがあるんだ」

近寄ってくるマイペットに、まるで親しい友人、
いや家族のように笑みを浮かべて楽しげに今日の出来事を口にする

雪城 括流 > 「へえ…戦闘、やりたいんだ?でもあんまり無茶はしないでね。」
その様子にじっと耳を傾けて、答えを返す。

「…あんまりそっちにかまけてると、ひょーか、座学で寝ちゃいそうだし。」

雪城氷架 > 「や、やりたいってわけじゃないけどさ…同級生で風紀委員で、すごいかっこよかったんだよ、戦ってるのが……それでちょっとだけ、興味湧いた…」
心配させたかな、と、チラリと目線を送りながらバツの悪そうな顔をする

「や、それは……うん、否定しないけど……」
今でも居眠りは常習犯だ、主に徹夜でゲームしてるせいで…

雪城 括流 > 「思春期の憧れかな。真っ当だし青春してるね…。その風紀委員、男の子だった?」
ちろろっと舌を出してみたりしながら。

「ここは場所によっては治安も悪いから…授業の一環ならまだいいけど、そうでないと危険も当然あるからね。
寝不足はいつものことだけど、肉体疲労もプラスしたら寝ないと健康を害すると思うよ。…単位は諦めてもらうけど。」
シビアな一言。

雪城氷架 > 「残念、可愛い女の子だった」
くすりと笑ってそう答えるのだ、本心から残念がってはいない

「そ、そうだね…落第街とか話には聞いてるよ…って、単位はギリギリでもいいからなんとかしてもらわなきゃ…」
かたかたぷるぷる
身近なところに教師がいるっていうのは幸なのか不幸なのか

雪城 括流 > 「残念、女の子同士だと障害も多いからね。 …冗談だよ。」
蛇の表情は分かりにくい…水面を浮かんでいるからなおさら。

「少しくらいは留年しても大丈夫だけど…りょーこと学年ずれちゃうしね。
わざと留年する人が問題になってるから、あんまり勧めるわけにも行かないし。」

雪城氷架 > 「そ、そういうのはゲームの中だけでいいよ、まったく」
ちゃぷん、顔を半分くらい沈めてしまう
この手の冗談には弱いのだろうか……しばらくぶくぶくしてた

「この学園が特殊すぎるのもあるからじゃないかな…異能を扱う力が天才的なら飛び級なんて普通って聞いたよ…?」

雪城 括流 > 「ゲームか…シミュレーションを重ねるのはいいけれど、実戦に生かすとかはしないの?…へびぇっ」
ぶくぶく泡の波に弄ばれてまた位置がゆらゆらと動く。

「確かに飛び級もあるけど…。」

雪城氷架 > 「………い、活かす時が来たら、活かす」
自分的にいぢわるなことを言われたと感じてゆらゆら湯船に波を作って仕返しだ

「もー…寮でまでお勉強の話はいいよククル。単位は落とさないようにするからー」
ざぷんっと音を立てて湯船から上がる。
かけてあったタオルを手に貧…スレンダーなぼでーを隠して

雪城 括流 > 「びえぇー…」
振り回されるのに耐えかねたのか湯船の縁から水面を上がって、タオルのそばでくるくるととぐろを巻いた。

「確かに、お風呂であんまり言うことじゃなかったかな。ん、ひょーか上がるの?じゃあ私も。」
氷架の手に取ったタオルに引っかかって、そのまま一緒に。

雪城氷架 > 「私髪の毛乾かすのも時間かかるから。寝るの遅くなっちゃうしね…じゃ、ククルもあがろ」
まとめた長すぎる髪をばらけさせて、タオルに水分を吸収させながら、
ペットであり教師でもある蛇を肩に乗せて、ひたひたと脱衣所へ歩いていくのであった───

ご案内:「大浴場」から雪城氷架さんが去りました。
ご案内:「大浴場」から雪城 括流さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に雪城氷架さんが現れました。
雪城氷架 > 「はー……今日は色々あったな……」
んーっと大きく背伸びをして、ロビーのソファに倒れこむようにダイブ

雪城氷架 > 「……初めて異能の力、人に向けて使っちゃったよ」
直接当たるようにしたわけではなく、あくまでも動きを封じる使い方だったが
相手が悪いヤツだったということもあったが……
それでも自分の中では、特別なことで───

ソファに転がったまま、じっと自分の掌を見る
改めて認識した気がする、この力は、銃なんかよりも遥かに恐ろしい力なんだ

雪城氷架 > 「……明日から、本格的に異能を扱った授業か……」
お勉強は苦手だ、座学は特に、眠くなるし逃げ出したくなる
ぎゅっと、手を握る

雪城氷架 > 「………」
でも、これをちゃんと扱えるようにならないと…
危険な武器を抜身で持ち歩いているのと同じ
いつ、どこで、どんな風に人に影響を与えてしまうかわからない

…だからこの学校に編入してきたはずだ

雪城氷架 > 「……はぁっ」
むっくり起き上がってソファに深く座り直す、ため息が漏れた
なんとなく前のテーブルにあるリモコンを拾って、ロビーのテレビを点けた

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