2015/06/15 のログ
ご案内:「部屋」にアリストロメリアさんが現れました。
■アリストロメリア > (朝、目が覚めればまだ若干ぼんやりとした状態で、そのまま朝の瞑想をし始める
少し涼しく心地の良い朝のこの時間は、寝起きの状態と含めて瞑想には最適だった
ゆっくりと、ゆっくりと自分の内面へと探求していく
目を瞑り、自分の中を空にした状態では 目前に広がるのは暗闇であるが
その中で無意識の中に封印されている自分の、意図出来ぬ無意識的な部分が蠢き、静かに
自分ですら知覚出来ないが、活発化しているのだろう)
■アリストロメリア > (瞑想中、自分の中身を空にし無へと近づけようとするが……
ふつふつと、自分の中に様々な思いが浮かんでくる
それらを捨て去り、浮かんでも囚われることなく、無へと無へと繋がる様に
ただひたすら自分の中を空虚にして、瞑った目の奥に広がる闇の中を静かに見つめる)
■アリストロメリア > (暫くして、闇の中から光が浮かび それに集中しながら一層無へと集中する――……
段々段々光が大きくなっていき、目の前が光に溢れた様に明るくなった時
静かに瞳を開けて、まだ若干まどろむ意識の中、ゆっくりと起きあがれば
お湯を沸かし始める)
■アリストロメリア > (目覚めの朝の為の、イングリッシュ・ブレックファスト・ティーを淹れる為
此方に来る時、気を利かせたメイドが自分の荷物の中に沢山のまだ未開封の紅茶缶を詰めるだけ詰めてくれたのだった)
『お嬢様は紅茶がお好きですからね
お嬢様には分からないかもしれませんが、庶民にとって紅茶は高価なんです
ピンからキリまで様々にあるので、安い奴はそうでもないんですが
特にお嬢様の飲んでいる様な奴は、一層高い茶葉でありまして
そんな良い紅茶に慣れて居たら、安物なんて決して飲めませんよ
月1万じゃ、学園に行ったら紅茶代の捻出は難しいでしょう……
だからきっと、今は「こんなに持っていく必要無いわ」と思われているかもしれませんが
全部ありったけ、詰めれるだけ持って行って下さいね
どうせお嬢様は沢山紅茶を飲むんですから
沢山に見えても、すぐに全部飲み切りますよ、きっと』
(――……そんな、此方に来る前のメイドの言葉を思い出す)
■アリストロメリア > (彼女の言葉は正しかった様で、ありったけ持ってきたからまだ数多くは残っているが――……
こうして一人暮らしをして紅茶を飲んで気付いた事は
大体250g入りの紅茶を月に1~2個消費してしまう事であった
本当に、メイドが気を効かせてくれて助かったし
何より、そういう細かい所にまで目を配らせて配慮してくれるメイドが我が家に居て
小さい頃から世話をされてきたのだ
……なんてありがたい事なのであろうと、改めて痛感するのであった)
■アリストロメリア > (あんなに沢山持ってきたから、暫くは困らないであろうが
そのうち困る日が来るだろう……それまでに何処かで働きたいし
何より労働者の身分というのは楽しそうで憧れでもあった故に
何処かで働きたいな……と思う
クラスカの持ってきてくれた資料と睨めっこしつつ――……どうしようか?)
■アリストロメリア > (そうこうしているうちに、湯が沸騰し
火を止めれば、ポットの中とティーカップに先ずはお湯を入れ二つを温め始める)
(再び水を入れ直し、火にかければ
今度は小さなお鍋を取り始めて、横で弱火でミルクをじっくり火にかけ始める)
■アリストロメリア > (紅茶用のミルクのポイントは、40度以下で出来る限り高い温度で
決して暖め過ぎてはいけない事)
(暖め過ぎれば、ミルクのタンパク質が固まり始めて口当たりが悪くなるし
そうなってしまうと、タンパク質が分離して、やっぱり味も変わってしまうのだから)
(もう一つのポイントは、ミルクのみではなく
そこに多少の生クリームをブレンドして、ミルクと一緒に温めながら混ぜる事
我が家のメイドの隠し味では、その中に少しのコンデンスミルク
或いはミルクジャムを淹れて十分に溶かして混ぜることだとか)
(ゆっくりと――……お鍋の中でそれらをゆっくりとかき混ぜる)
■アリストロメリア > (再び湯が沸騰する手前になり、急いでお鍋の火を一旦止めれば
ポットのお湯を捨て、茶葉を適量加えて、お湯が沸騰したタイミングで
高い位置から一気に注ぎこむ
高い位置から湯を入れる事で、お湯の中に空気が入り
なるべく勢い良く淹れることにより、茶葉のジャンピングが促され
美味しいお茶を入れるコツの一つなのである)
■アリストロメリア > (約3分であるが、ミルクティー用なのでたっぷり5分
蒸らしている間に、またじっくりとミルクを温めて準備をする)
(暫くして5分経過した所で、火を止めれば
カップのお湯を捨て、先にミルクを3割くらい淹れ始めた)
(『ミルクが先か?後か?』という口論が
きのこたけのこ戦争並みに存在しているが
彼女は完全なる前派であった)
(ミルクを先に淹れた方が、紅茶と満遍なく混ざり合い
ミルクティーのコクが深くなり、ミルク感を味わえるし
口当たりがまろやかだ)
(最後に紅茶を注ぎこんで、彼女の朝の一杯は完成である)
■アリストロメリア > (窓を開ければ、朝日が柔らかく差し込む部屋の中で
ゆっくりと紅茶を楽しみながら簡単に朝食を済ませるのが
彼女の日々の中にある小さな幸せの一つだった)
(――……こうして紅茶を楽しめるのは、何と幸せな事か)
(とりわけ、今日の一杯は一層美味しく入れられた気がする
本当は、ここにスコーンとクロテッドクリームと、季節のジャムが欲しい所であるが
今の所ではなかなかその贅沢は叶わない)
(……等と思いながら、素早く着替えを済ませて、髪を整える
そろそろ朝食を届けに、クラスカが来てくれる頃合いだ
彼への感謝に、まだポットの中に残っている紅茶とミルクで
彼のもう一杯を作り始める
部屋へ来てくれたら、紅茶を出してもてなそうと思いながら)
――……問題は、朝は忙しいですし
なかなかその1杯もゆっくり飲んでられない事ですのよね
特に紅茶は優雅でゆったりした気分にさせられますし
(これはアリストロメアの、朝の日課のお話)
ご案内:「部屋」からアリストロメリアさんが去りました。
ご案内:「ロビー」に聖夜さんが現れました。
ご案内:「ロビー」から聖夜さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に聖夜さんが現れました。
ご案内:「ロビー」から聖夜さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に聖夜さんが現れました。
■聖夜 > 「なるほど、興味深いわ……」
ロビーのソファに腰かけ聖夜は雑誌のページを捲る
彼女の前の木製テーブルには様々な雑誌が積まれている
政治経済、料理、ファッション、娯楽…多種多様なジャンル
■聖夜 > 「この世界にも様々な国があるのはわかったけれど
やはり、人間の国しかないのね…不思議だわ」
聖夜が読んでいるのは旅行ガイド
この星にある様々な国の観光情報が掲載された本
しかし旅行するために読んでいる訳ではない
この世界における人間の支配領域を知るため
ご案内:「ロビー」にメアさんが現れました。
■メア > (小さな少女がロビーに姿を表す。黒い服の肩の部分が
少し裂けているが気にした様子もなくロビーを通る。)
ん..?
(ふと見ればソファに知らない少女。
女子寮にいるのだから生徒かなと思い小さく挨拶する)
こん、ばんは...
■聖夜 > 学園の歴史の講義でも、図書館に多数並ぶ歴史書でも
語られるのは人間の歴史ばかり
人間以外の種が地球を支配…文明的に支配したと言う史実は一切無く
なぜ他の種族の台頭が無いのか、彼女にはそれが不思議でならず……
「ふーむ……
───あら?ごきげんよう」
聖夜がそんな風に思考に浸っていると声がした
見上げればそこには黒髪の少女の姿
聖夜は笑みを浮かべると丁寧に挨拶を返した
■メア > ごきげん...
(仕草や言葉から気品が漂う少女に少し圧倒される)
うん...
(そう言って部屋に向かおうと階段に向かう、一先ず着替え
を持って来てお風呂に...血と汗を流さないと、と)
■聖夜 > 「ここはこんばんわの方が良かったかしら?
癖になっているのよね、ふふっ、……?」
普通に挨拶をしたつもりであったが
あの少女を警戒させてしまったろうか?
なんにしても他者を警戒させるようでは吸血鬼としては未熟
そんな自分に自嘲の笑みが零れる
聖夜がそんな事を考えていると、匂いがした、血の匂い
■メア > う、うん...
(頷き、そのまま部屋に向かい階段を登る)
ふぅ..
(階段を登っていき、数分してまた降りてきた。
着替えを持っているのを見るに
どうやら浴場に向かうらしい...そう、少女からは
少女自身の血の匂い、そして微かに魔物の血の匂いもする)
ご案内:「ロビー」からメアさんが去りました。
ご案内:「ロビー」にメアさんが現れました。
■聖夜 > 「お風呂に行くのね、この時間なら空いてると思うし
ゆっくり浸かってくるといいわ」
少女の血そして魔物の血の匂い
少女はいずこかで戦いでもして来たのだろうか?
この島において魔物との戦いは珍しい事ではないが
少女の態度から見るに、あまり知られたくない事なのだろう
だから聖夜は深くは聞かない事とし
笑みを浮かべると、普通の生徒同士として言葉を交わす事にした
■メア > うん、そうする……
(そう言って浴場に向かう…十分もすれば同じだが新しい服に着替え
たメアがまた戻ってくる。)
さっぱり……
(そう呟く手には肩の部分が裂けた服。
それをゴミ箱に入れた)
■聖夜 > 「………おかえりなさい?さっぱりね、ふふっ」
聖夜が雑誌に視線を戻し
ページを数枚捲った付近で少女は戻って来た
先程まで少女自身から臭っていた血の匂いは薄れ
代わりに仄かな石鹸の香りがする
気持ち少女の表情も気持ち和らいだ様に見える
■メア > ただい、ま…ん、さっぱり……
(汗と血を洗い流して新しい服を着て気分爽快。
そこでソファに座る少女の手元の雑誌が気になり)
なに、読んでる…の…?
■聖夜 > 「これ?旅行ガイドよ」
少女の疑問に答えるように聖夜は雑誌を掲げ見せる
その表紙はカラフルで
様々な観光地の写真と装飾文字で埋め尽くされている
「本当に色々な国があるものね
まぁ、今の所は行く機会が無さそうだけど」
語りながらパラパラとページを捲れば
南国の海、歴史あふれる巨石建造物、動物、食べ物
各国の現地の様子を伺い知る事の出来る写真を見る事が出来て
■メア > 旅行……
(色々な観光情報の載った雑誌を見て驚く。
初めて見た物ばかりだ)
行かない…の…?
(行く機会が無い、そう聞いて首をかしげる。
見ているだけで満足になれるのかな、と思いながら)
■聖夜 > 「そうね、行っては見たいけれどー」
首を傾げる少女の視線に聖夜は困った様な笑みを浮かべた
少女に問われるまでもなく
聖夜も各国に足を運んでみたくはあった
書籍や電子端末、各種メディア
それらの情報は聖夜の好奇心を刺激するものばかりだったが
聖夜には大きな壁とする物なる物があった
「飛行機とか船が少し…苦手なのよ……」
乗り物が苦手と誤魔化してみるが
理由は別の所にある、それは海の存在
長距離の旅行をするには海を越えねばならない
死ぬ事こそ無いが
吸血鬼の聖夜にとって海を越える事は大きなハードルで
■メア > 飛行機……じゃぁ、船…は…?
(そう言って豪華客船クルーズの特集を開く。
飛行機がダメと聞いて高い所が苦手と思ったらしい。)
船、なら…落ちない……
(船なら墜落の危険は無い、と漏らす。
危険性が無い訳では無いが飛行機よりも安心だとおもっている)
■聖夜 > 「あら?この船ならなんとか行けるかしら?」
豪華客船の写真をじっと見つめ考える
小島ほどの大きさがありそうにも見えるほどに巨大な船
内部には居住空間があり劇場等の娯楽施設まである
「長期休みを利用すれば行けそう
あ、でもパスポートが必要なのね、行くにしても来年かしら」
旅行の可能性に聖夜の瞳が煌めくも
パスポート必須の文字を見れば眉を寄せる
■メア > 船、なら…安心……
(船の沈没と飛行機の墜落、どちらが生き残れるかと
言われれば断然後者だろう)
ぱす、ぽーと……?
(パスポートと聞いて首をかしげる、 聞いた事の無い物
を尋ねるように)
■聖夜 > 「ふふっ、パスポートって言うのは
国と国の間を移動する時に必要になる身分証明書よ」
旅行ガイドをパラパラと捲るととあるページを開き少女に説明する
そこには海外旅行に関する知識として
パスポートや旅券ビザ等の事が記されている
通常ならば1~2週程度で発行されるが
異界の住人である聖夜が申請した場合
どの程度の期間で習得できるか怪しくもあり
幻惑や魅了等の能力を使う手もあるにはあるが
各国の異界人に対する体勢を見ればリスクが高すぎて
■メア > へぇ……
(生まれてからそんな物見た事が無い少女はそのページを見やる
そう言えば、自分がこの島に来た時はそんな物必要なかったな…
なんて考えながら少女の方を向き)
これ、なら…すぐ、取れる…ね…
(手続きさえ行えば簡単に取れると書いてあるのを見てそう言う。
彼女が異邦人だとはまだ気づいていないようだ)
■聖夜 > 「そうね…今度、学生課に行って聞いてみる事にするわ
貴女はどこか…あら?」
吸血鬼である事を隠すつもりは無いが
気付かぬなら明かすのはまた別の機会で良いと考え
今度はこちらから少女に旅行の事を問い尋ね様とするが
「そう言えばまだ名前を聞いて無かったわ、それに教えてなかった
私は聖夜、黒森峰 聖夜(くろもりみね せいや)よ」
ここまで話をして自己紹介して無い事に気付いた
■メア > 聖夜……
(綺麗な名前だな、なんて思いながら自分も自己紹介)
私は、メア……よろしく、聖夜…
■聖夜 > 「メア…愛らしい名前ね、こちらこそよろしく」
少女の、メアの名を聞けば素直な感想を告げ微笑みを見せる
最初こそ若干の警戒感を感じたが
メアが名を教えてくれた事は素直に嬉しく感じ
だから自然と微笑みが零れた
■メア > 愛、らしい…?
(そんな事を言われたのは初めてだった。
嬉しい、よりも?が頭に浮かび)
ん…ありがと……
それ、と……
(気になっていた事を着てみる)
聖夜、は…異界の…ひと……?
(真っ赤な瞳を見つめながら)