2016/05/08 のログ
ご案内:「その他」に松渓つばめさんが現れました。
松渓つばめ > 夏も近づく八十八夜。いやまだ日は傾き始めた所ではあるが。
しかし彼女の目には夕闇色が映っていた。

涼しげなタンクトップにショートパンツ、右のポケットにはライター。左手にトランク。帽子。
それが今の彼女のすべてであった。

松渓つばめ > 「やばい」と、既に今日765回目のセリフを口にする。
何故こんなことに?改めて今日の半日を振り返るのだった。
もやもやもやもや。
連絡船。常世学園。進級単位の提出。二年生。安堵。意気揚々と自宅へ。更地。更地。更地……っ!。
やもやもやもやも

松渓つばめ > 彼女がしばらく留守にしている間に、住宅街はずれのアパートメントは無くなっていた、というわけだ。
そりゃあ脳の動きも低下するというものである。ショックのままにフラフラと僅かな現金を消費し電車に乗り、気がついたら学園女子寮の前に立っていた……

松渓つばめ > (うぬぅ…即日で入れるような部屋厳しいだろうなぁ。やっぱり住み込みで働けるような所を?)
時間コストの感覚が狂い始めているが、少なくともこのまま夜を迎える訳にはいかない。朝日はまだまだ拝みたい。
「というか、磯臭いわー・・・」
今日は朝から歩きづめである。船の上でも座ることなく甲板でハシャいでいたため、疲労が濃い。

松渓つばめ > 「そして、あっつい」
南国は伊達じゃない。もうそろそろセミの気配が感じられる。熱いシャワーと
「シベリアの氷原が恋しいわぁ」
人が混乱するようなことを口走っても、しょうがない。周りには誰もいやしないのだ。

「……たとえば、事情話せば一晩だけ、とか」

ご案内:「その他」にルギウス先生さんが現れました。
松渓つばめ > 「うん、なるほどなるほど。一晩よ一晩。お金はほとんど無いから風呂掃除でも草刈りでもすりゃーいいのよ!うん!」
可能性。見えれば踏み出せるのだ。
「最悪落第街でもいきゃどっか空いてるでしょ!」やめておきましょう。

ルギウス先生 > 「おやおや、どうかなさいましたか?」

女子寮の前に現れる不審者。
警備の人がめっちゃ見てる。

松渓つばめ > 男の声は違和である。振り向かずにはいられない。
両拳を握ったガッツポーズのまま、腰でくるりと。
「あ、えーーーっと」
間。
「そうだ、もしかしてこの寮の管理人さんですかっ?私一晩でいいんでココに泊めてもらいたくて――」
当然といえば当然の勘違いではあります。

ルギウス先生 > 「おやおや、それはお困りですねえ。
 見たところゲストでもないようですし……。
 一晩だけでよろしいんですか?」

管理人とはまったく関係ないとは言わない。
声音だけを聞けば、親切な人と誤解するかもしれないが。

「ああ、家出だとしたら。なんらかの処置をとられると思った方がいいですよ。
 ここは法の内側ですので」

松渓つばめ > 「家出ぇ?」
カラカラと笑った。「家出っていうより里帰りだったんですけどねー」
「ちゃーんと学園の生徒。学生証見ます?今日島に戻ってきた所で、まだ新しいの交付されてないから1年生のヤツしかないですけど……で、一晩以上でもOKだったり?」
楽出来るのはよいことです。

ルギウス先生 > (ちっ)

心の中で大きく舌打ち。

「ははは、たまにいらっしゃるのですよ。
 親御さんと喧嘩したとかでバッグの他は身一つで頼ってこられるような方がね。

 さて、部屋にはまだ余裕があったと記憶はしていますが―――」

把握しているかぎりにおいては、だが。
そうそう大きな変動もないはずだ。

「なにぶん、急ですので今日はともかく明日以降は貴女の希望が通るかはわかりませんがね。
 相部屋になる可能性もありますよ」

松渓つばめ > 「そーいうのを追い返してるんですかー。成程ねぇ。あーでもほら、あたし全然雰囲気違うでしょ?」説得力はありませんね。

「おお・・・っ!相部屋?そんなシステムが・・・!」寮長だとして、何故希望が通るか『わからない』のかはサラッとスルー。
「マァあたしとしちゃぁ、どっちでも?今まで一人ばっかりだったから良いんじゃないかしら。で、えーっと」少しだけ周り数メートルを気にするように

ルギウス先生 > 「いえいえ、保護すると同時に然るべき場所に連絡をしているだけです」
(本物の寮長や警備の方々が)

後半は絶対に口には出さないが。

「むしろ、貴女はそのままドロップアウト人生を満喫しそうな気がします」
笑って冗談を帰しつつ。
「はい、どうかしましたか?」

警備の方はめっちゃ見てますね。
むしろ睨み付けてますね。
ちょっとゾクゾクしますね。

ご案内:「その他」に言乃葉夕陽さんが現れました。
松渓つばめ > 「いやぁそれが。まあもう気づいてるだろうから言っちゃいますけどね」
前置きでせめてもの少女の恥じらいを演出だけする娘。
「寮に入っちゃって良いなら、お風呂とか使えたらな~って?既に3日ほど入れてなくて電車で超睨まれたんですよもう!」いろいろ痒いし!
2日ほどサバイバルしてからその足で島に来たようです。つよい。くさい。
「それとも準備中とかですかねっ」

言乃葉夕陽 > そんなやり取りが広げられている間に、横を通り抜けて寮の入り口へと向かう少女が一人。

普通に考えるならここの寮に入っている生徒と思うでしょうか。

ルギウス先生 > 「いえいえ、使えますよ。
 部屋によりますが、備え付けもありますし大浴場もあります。
 タオルの類はさすがに自前で用意して頂くことになりますが―――」

なぜか詳しい女子寮のお風呂事情。
おまわりさんの登場が待たれる。

「ああ、そこの通りすぎた白髪の方。少し頼まれ事をしていただけませんか?」

松渓つばめ > 「あ~タオルか~」
娘は3日分を数日ローテーションした洗濯物の一部を使おう、と台無しなことを考えていた。

「ぉ?あ、もしかして寮のひと?」グラサン先生と白い彼女にそれぞれ視線を。

言乃葉夕陽 > 警備員と問答にはいろうとしていた矢先に呼び止められ、背中をびくっと震わせてそちらを向く。

「は、はい……?た、頼まれごとですか……」

いかにも胡散臭い方と、その傍らにいる活発そうな女性……印象としては不思議な組み合わせだ

ルギウス先生 > 「今度、こちらの活発そうな方が入寮されるのですが……色々と不備が重なってしまいまして。
 私は、その不備をフォローしに行かなくてはいけないので彼女をとりあえずお風呂に案内してくださいませんか?
 流石に女子寮に私が入るのはマズイでしょうからね。
 ……ああ、できればタオルと洗濯機も」

ばっちり見抜かれていた。
ついでに、当人を現地の人に預けて暗躍するつもり満々である。

松渓つばめ > えっマズいの?と振り返る。あっれ?私が喋ってたのは寮長さんだよね?ですよね?
「――」
疑惑を言葉に、するのはやめた。意味が無いから。
「アハハ、最近っていうか今日越してこようとしたんだけど、家が無くなってて。松渓つばめって言います。よろしく」
代わりに、合わせた。

言乃葉夕陽 > 「お風呂に……?ですか……?別に……よろしいですが……私もまだこの建物の全部は知らないので……大浴場あったかな……」

少女は少し困った様子で答える。
なにせ未だに出入り口と自室の往復しかしていないのだ。

「えーと……私の部屋についているものでよろしければ……ですね」

言乃葉夕陽 > (とりあえず……悪い人ではなさそう?
入寮希望者みたいだし荷物も……ちゃんとあるし……?)

なんとなく話に流されるまま承諾して

「えっと……言乃葉と申します、言乃葉夕陽。」

松渓に対してそう告げる、ちょっと声が小さいかもしれない

ルギウス先生 > 「ええ、当面はそれでかまいません。
 お風呂に入られている間に、書類などの面倒な事はこちらで済ませておきますので。
 終わり次第、こちら(つばめ)の部屋番号をお教えします」

あくまでも物腰は変わらない。
ついでに基本的に嘘は言っていない。
つばめがここにいるのも数日風呂に入っていないのもアパートが取り壊されていたことによる不備なのだから。

「それでは、よろしくお願いします」

優雅に一礼し、その場を後にする。
二人には風呂を上がる丁度のタイミングで、部屋番号の手紙と面倒を見てくれた礼状が届くことだろう。

ご案内:「その他」からルギウス先生さんが去りました。
松渓つばめ > 彼が何なのか。自分を気にかけてくれた人だ、それで十分。
まぁその先断られるなら断られるでも、しょうがない。くさいし。
「夕陽さんかー、ってうわ、あたし島に戻ってきてようやく自己紹介するような人に会えたわ。テンション上がる」

手を掴んでブンブンしたいところだが、やめておこう。くさいし。

「助かったわほんと!ありがとうー」心の中でよくわからない人、と付け足して。

「いいって言うならお風呂借りちゃう。荒野にシャカとはこのことね」違う。

言乃葉夕陽 > 一礼して胡散臭い人を見送って
(学校関係者なのはわかるんだけど……委員会の人だったのかな……?)

「困ったときは……見過ごしてはいけないってお母さんが……」

とここまで言って、首をブンブンって振る。

「ではこちらです……」

そう言って寮内への道を先導していくか、警備員さんには学生証を見せて入れるようである

松渓つばめ > つばめは警備員さんに手を振って入寮した!警備員さんは見なかったことにした!
「困ったことになってる人見過しちゃダメ、か。あたしもママになったら子供にそう教えるわ」
自分がそうするとは言っていない!「ヘヘッ」

「ひゃ、広いロビー。夜話したりしてんの?」
「背ー高いよねー、何年?じゃなくてアレか。アタシは15の2年」
「数ヶ月シベリアにいたんだけど、やっぱ常世はあっついねぇ」
ダラダラとしゃべりながらついていきます。

言乃葉夕陽 > ダラダラ話される事柄に関して簡素に答えていく……やや口数は少ないようだ。

「わからない……たまに何かは聞こえますけど……」
「えぇと……17歳です……訳あって1年ですが……」
「シベリアと比較してはいけませんよ……」

途中いくつか道を曲がったり、階段を登ったり そうこうしてる間に部屋の前にたどり着くでしょうか。

松渓つばめ > 少し質問よりも自分の事を話すのが多かったのは、彼女が踏み込まれるのはあまり好まないと思ったからか、
それとも久しぶりに誰かと話すためだったのか。
「ここ?じゃあもうアタシお風呂直行しちゃうわね、部屋にニオイ撒きたくないし、ってかお風呂に消えたらファブっても良いくらいだわ」
冗談めかしつつ、後ろで待ってたり