2016/05/09 のログ
■言乃葉夕陽 > 「別にそれほどでは……あ、でも……少しお待ちを……
部屋、少しだけ綺麗にしてきます……
引っ越したばかりで散らかっていますから……タオルも出しませんと……」
苦笑いしながらもそう言って学生証を扉の鍵部分にかざす。
ピピっという音ともにドアは解錠され、彼女はそのドアの中に入っていく。
松渓さんはここで待つこともできるし、無理やり押し入ることもできる
■松渓つばめ > 「ん」手を振って小さく笑った。
彼女自身片付けはする方、というか物を部屋に置かない人なので、(コロコロでもかけるんかな)
少女待機中……
■言乃葉夕陽 > 数分後扉が開いてどうぞと招き入れられる、
部屋の中は……シベリアを少し思い出すくらいにはひんやりと涼しい。
「こちらがお風呂となっておりますので……
タオルは置いてあるものをお使いください……
洗濯機などはそちらにありますので入れていただければ私が洗っておきます」
入り口から入って直ぐあたりに脱衣所とお風呂がありそこへ一旦通される。
■松渓つばめ > 「ありがと、ちゃちゃーっと借りちゃう。
――洗濯は自分でやるわ、クリーニング頼むとなったら相場の3倍、そんな汚れっぷりだからさ」
脱衣所でトランクをほんのすこし開け、顔をしかめ、一番まともなキュロットとTシャツを1枚ずつ掴んで引きずり出し、
脱いじゃうし閉めてちょ、と笑いかけ、
見てようと見てまいとシャツに上着・ショートパンツをまとめて脱ぎ捨て、トランクの奥のほうにズボッとツッコみ、鍵をかけて。
「熱いシャワーだー!」中から興奮した声。
■松渓つばめ > そして数秒後、「Offer!!」と美しい英国発音の英単語が。
「しまったぁ!水、水だあ!」
待ちきれなかったようで、シャワーの音と悲鳴だか嬌声だかわからないシャウト。
■言乃葉夕陽 > 「そうですか……?」
使い方わかれば任せても大丈夫かなと……言ったご様子で
「ではごゆっくり……」
ドアをパタンと閉じる、言う前にいでたので素肌が見えたが
別に女の子だし、とあまり気にしていない様子だった。
「よっぽどお風呂に飢えていたのかな……?」
一番奥のリビングルームへと戻り、一息をつく……
途中で松渓さんの部屋番号等が書かれた手紙が届くが……
「!?」大声にびっくりして、お風呂に駆け込んでいくかもしれない
■言乃葉夕陽 > 手紙については投げ出すように机の上においてきている
「どうかされましたか……??」
■松渓つばめ > 「お、ぉぉ温まってきた――あ、らら?」
しゃーわわわわわ。丁度自分が水を避けたような状況で。
摂氏25度、脱衣所の半分近くにまで。
数秒固まっちゃってから……「うわゴメンやっちゃった!」とノズルを避けてから蛇口を閉め、結果更なるスプラトゥーン。
くせっ毛が背中に張り付き、肌は(洗ってないので)水をやたら弾いている
■言乃葉夕陽 > 「わぷっ……」
数瞬後、びしょ濡れでへたり込む
髪はぺたりと張り付き、ぽたぽたと雫を垂らしている。
■松渓つばめ > 多少どころではなかったらしい。
1秒、謝る?2秒。否、正しい行動を選ぶべきだ。
3秒。フッと自然な微笑が出る。
入り口に近づいて、手に膝をつき、もう一方の手を差し出した。
「風邪ひくよ」全裸で男前。
と心の隅で思ったりするが気にすることをやめた。
■言乃葉夕陽 > 「へくしっ……」
可愛らしいくしゃみが漏れた
「いろいろと……言いたいことはあるけど……ううんいいや……、びしょ濡れ……になっちゃった……」
手を取り、立ち上がろうと試みる、尚全体重をその手に、立ち上がるためにかけてしまう
■松渓つばめ > 「そうそうこういう時は素直が一・・・ばん?」
全体重だとッ!?と体が驚きの声を上げる。
つばめの姿勢はそれを想定していなかったのであった。
腰がくだけて目の前に座るような具合。同じ高さで目が合うと、どうしてもおかしい気持ちがこみ上げてきてしまう。
「ぷ、ふ、あはは―」
半年ぶりの大笑いだ。
ひとしきり笑ったあとは、床をかるく拭いて、浴室に誘うだろう
■言乃葉夕陽 > この時ばかりは、夕陽も……おかしくて笑ってしまった
くすくす、くすくすと
誘われるまま、濡れた服を脱衣カゴに入れて浴室へと……一緒に入っていく。
浴室はまぁまぁ広いようで二人くらいならなんとか入れるようだ、流石に湯船はちょっとギュウギュウだけど
■松渓つばめ > ――お風呂の中ではそれはそれは――
さておき。
「いやあ。温まった……お湯に浸かることを発明した人は偉大だわ、ノーベル文学賞と平和賞と物理学賞まとめてあげちゃう」
一番セーフなキュロットと頭から肩、胸へとバスタオルだけを身につけて、お部屋におじゃま。
上着は背中が煤けていました、括弧物理。無念である。
■言乃葉夕陽 > 「まさかあんなことになるとは夢にも思っていませんでしたけど……。
センパイ調子良すぎです。」
少しジト目、眼鏡は外し髪も全部下ろした状態。
流石に部屋の温度を知っているから少し厚めのパジャマを着ている。
「上着も後で買いに行かないといけませんね……ボロボロでしたし」
リビングは至って普通、簡易的な折りたたみの机と椅子、それとダンボールが置いてあるような状況で……気になる点としては机の上に開封されたままの手紙があるくらいだろうか。
隣の部屋からとてもひんやリとした空気が漂ってくる。
■松渓つばめ > 「昔から調子だけは良いの。ゴメンゴメンって」
湯冷めしないようちゃんと体は拭きましょう。
服を買いに行く服がない。いや一応あるが。まあそれは置いといて。
「で、あれ?その手紙ってさっきの。何て書いてある、のかな」
彼女に宛てられた手紙を渡し、自分宛ての物を手に。
■言乃葉夕陽 > 「先程の……どうやら先生だったようですね、途中まで読んだのですが……肝心の部分はまだでした。」
「部屋はなんと書かれていますか?場所がわかれば案内できますので」
手紙を確認する彼女を横目にドライヤーを箱のなかから取り出している
■松渓つばめ > 「えーっと何々……」
笑い出した。やっぱりバッタモンじゃーんとおかしそうに。
その顔に怒りは無く。「読んでみて」と渡された手紙には
『女子寮は殆どの家が二人以上での生活に適している。故に君が最初に仲良くなった者の家』と。
「こんなの寮長だったら出さないじゃない、って」
■言乃葉夕陽 > 「…………」
ぽかーんと、え、ちょっとまってと受け取った手紙にはたしかにそう書いてある。
「たしかにこんな手紙、寮長だったら絶対出しませんね……あはは……」
手紙を読み終えて改めて
「ルームメイト、っていうことになりますか、センパイ」
■松渓つばめ > 「……ウン、よろしく。あ、でも」
一瞬ためらいつつやっぱり言おう、とする。
「そしたら先輩はくすぐったすぎるわー、年下だし。名前で呼んで?あたしも夕陽ちゃんーって呼んじゃう」
上半身裸のまま、ネコのようにじゃれついていくのでした。
ご案内:「その他」から松渓つばめさんが去りました。
■言乃葉夕陽 > 「ど、努力はします……つ、つばめさん。」
名前で呼ぶ経験がないから少し慣れない部分もあるでしょうか
「あとくっつきすぎですってー!?」
こうして、私達の……でこぼこな先輩と後輩の同居が始まったのでした――
ご案内:「その他」から言乃葉夕陽さんが去りました。