2018/05/04 のログ
ご案内:「大浴場」に鈴ヶ森 綾さんが現れました。
鈴ヶ森 綾 > 夜の少し遅い時間、いつもは部屋の風呂を使うことが多いが、
今日は故あって寮の風呂場へとやってきた。
脱衣所で手早く服を脱いで籠へ収めると、ガラスの引き戸を開けて浴場へと足を進める。

「あら、貸し切りみたいね。」

日付が変わる少し前という時間帯のせいか、他に利用者の姿はない。
仮に居たとしても特別他人の目が気になるわけではないが。
悠々とタイル張りの床を歩き、適当なシャワーの前に腰を下ろすと湯を浴びて髪を洗い始める。

鈴ヶ森 綾 > 使っているシャンプーは浴場に予め用意されているもの。
利用者が全員年頃の少女という事もあり、こだわって自分用のものを持ち込む者が少なくないが、
彼女はその辺りまったく頓着していない様子で。

元より、普通の人間とは身体の作りからして異なるので、
洗うといってもさっと水を被る程度でも問題ないというのがその辺りの理由だ。
それでも人間のようにシャンプーやコンディショナーまで使うのは、中途半端なこだわりといった所か。

手早く髪と身体を洗ってしまうと、長い髪をゴムとタオルで纏め、ペタペタと足音を立てて浴槽へ向かう。