2018/11/17 のログ
ご案内:「ロビー」に栗川 有栖さんが現れました。
栗川 有栖 > 「さっむぅ。」

もこもこの分厚い防寒寝巻きの上にジャンパー着込んでロビーをきょろきょろ見回している。
どうもタイミングが悪いか、もう夜遅くロビーで起きている人はいないらしい。

ため息をついた。
友達が欲しかろうとも教室ではタイミングが良くない。
空気が読みづらいから空気をあまり読まなくてもいい人が少ないけどいるかもしれない時間というのは大事だった。なおそれでもタイミングを外して友人ができていない事実にはそっと目を背けている。

栗川 有栖 > タイミングを外してしまった事でうなだれる。

「次は朝、じゃなくてまた寝る前ぽい。」

朝は寒すぎて人の少なめな時間帯に起きるのは無理だし、無理して起きても風邪を引く。
自分の身体を知っているからまず無理か無茶だと分かっていた。

身体を冷やすと風邪やインフルエンザにかかりそうだから、暖めるために自由に飲めるポットの方へてくてく。

コップに温かい飲み物を入れてソファーに座った。






コップの中が緑色で口をつけてすぐにむせた。

栗川 有栖 > 「にがっ、うえっ」

ほんのり涙目になってコップの中を覗き込む。
緑色が濃い。
そして覚えのある味だった。

ホット青汁ハチミツも牛乳もいれずにポットに入れてあるとは思わなかった。
口から吐き出さなかったり誰もいなかっただけましだけど、ソファーにうずくまる事にはなってしまった。
余韻が地味に辛い。

栗川 有栖 > しばらく余韻を我慢してコップの中身を薄めて目を閉じてゆっくりと飲み干す。
身体に良い事は知っているから、残すのも捨てるのももったいなく思った。

飲み干してコップを洗いにソファーから立ち上がって、片付けたらその足でそのまま部屋に戻っておやすみなさい。
まだしばらくは間やタイミングが悪く一人ぼっちの生活が続きそうな予感がした。

ご案内:「ロビー」から栗川 有栖さんが去りました。