2018/11/19 のログ
ご案内:「ロビー」に修世 光奈さんが現れました。
■修世 光奈 > 「ふんふーん、ふーん♪」
女子寮のロビー。偶然か、あまり人がいないそこに少し分厚い本を持って小さく鼻唄を歌う女生徒
薄い茶髪を楽し気に揺らして、順調にページをめくっていく
今日はもう探し物の依頼も終え、帰りに立ち寄った本屋で面白そうな本…「なぜ人はモノを無くすのか」という題名のそれをうきうきで買ってきたところだ。
「ほうほう、ほう…」
本を読んでいるだけなのに彼女の周りは音符が飛び交っているかのように楽し気な雰囲気。
本を持つ位置を変えたり、文章に対して頷いたり顔をしかめたりと百面相を繰り返すさまは見れば思わず笑みが漏れてしまうものだろう
「ふむふむ…、あー確かにそんな人が多いなー」
そんな雰囲気を振りまきながら、静かなロビーにページを捲る音と自分の声を染みこませている
■修世 光奈 > 「ふぅーん…。ん~」
ごろん、と体勢を変えて仰向けからうつぶせに
ぱたぱたと脚を揺らし更にページを捲っていく
この本を買ったのはタイトルに惹かれたからもあるが
探し物を請け負うことが多いため失くす人の傾向や感情も知れればもっと役立つのではないかと思ったから
目がせわしなく文字を追い、次の行へ次の行へ。たまに前の行に戻ったりしながら
「んっ。けほ…と、と。喉乾いちゃった」
夢中になっていたのか、乾燥しやすいこの季節の力によって軽く咳き込んで
こんな時のために準備はしてある。傍らに置いてあるペットボトルのオレンジジュースを手に取りこくり、と一口
「~♪」
そうして体調も戻れば、再び読書に没頭して。
楽し気に、興味深げにページを更に捲っていく
■修世 光奈 > 「んっ、んー…」
少し体が固まってきたのか起き上がってぐー、と伸び。
本の残りページも段々と少なくなってきた。
文章も締めに向かって色々な事例から結論を出そうと更に動き続ける。
伸びを終えた後、姿勢を戻してソファーに座り直し
目を細めながら、読書もラストスパートへ
どんどんページは進んでいきより面白く彼女を引き付ける
「…ふふ…」
少しユーモアのある文章を見て笑みを口の端に乗せて最後のページへと向かっていく
■修世 光奈 > 「ふぅ……面白かったー…ためにもなったし、満足♪」
やがて、ぽす、と本を閉じて
小脇に抱えつつ、今夜は眠りについた
ご案内:「ロビー」から修世 光奈さんが去りました。