2015/07/14 のログ
ご案内:「浜辺(海開き状態)」に遠峯生有子さんが現れました。
遠峯生有子 > テスト期間が過ぎ、海開きを向かえ、
待ち構えたかのように学生その他でごった返す波打ち際も、
夕刻を迎える頃にはだいぶ静かになる。

そして日が傾くにつれて風が出てくるために、
意外に過ごしやすい場所となっていた。

遠峯生有子 > そんな浜辺に制服のまま訪れた生有子は、
何もたそがれに来たわけではない。

朝から、比較的空調の効いた教室と、食堂と、図書館で、
一日、過度に涼しい思いをしていた弊害で、
冷房疲れの解消に、
真っ直ぐには寮へ帰らずに、こんな所へ寄り道をしていた。

遠峯生有子 > 「風、気持ちいい。」
 桟橋に出て、ごとんごとんという波音を聞きながら、
 端まで歩いてまた戻る。

遠峯生有子 >  桟橋が途切れると、砂浜が続いているが、
 波打ち際に下りていくにはローファーは適さない。

 靴も靴下も脱いでしまおうか、
 一瞬とても迷ったが、
 帰りの足元のことを考えると
「今日はいいか、そういうのは。」
 あっさり諦めて堤防縁へと上っていった。

ご案内:「浜辺(海開き状態)」から遠峯生有子さんが去りました。