2015/08/03 のログ
ご案内:「浜辺(海開き状態)」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > (昼もちょいと過ぎた頃合い、ジリジリと照りつける夏の太陽が砂浜を熱していく)

あっつのである……
(海へとやってきて、何時もの如くダレる魔王さま。
だが)
だが、しかし、今回はマシなのである。
(ビーチパラソル!
そして、ビーチチェア!
程よい日陰と、座る場所が砂浜からやや離れているお陰で、幾分過ごし易そうである)

少々と金は掛かったが、悪くないのである。
(なお、レンタル)

ギルゲイオス > それにしても……
(椅子に深く腰掛けたまま、サングラスのブリッジを持ち上げる)

水着とは、良いモノであるな。
色とりどり様々に咲く姿は、まさに夏の華、といった所かの。
我が元の世界に戻った暁には、海水浴も含めて広めてみるのも良いかもしれん。
(サングラスの下で、朱い瞳が右とか左とか。
微妙に煩悩ダダ漏れな独り言がこぼれて落ちる)

ギルゲイオス > (なお、サングラスをしているのは、視線を悟られない為である。
妙な知識ばかり増えていく魔王様。
もっとも、瞳の色のせいで少々と効果が薄れていそうだが)

こうやって眺めるのも良いのだが……ここまで準備するのならば、いっそ誰かを呼ぶべきなのであろうが。
(視線をやや空へと向ければ、眩しさに双眸を細め)
特に誰を、ってのが思い浮かばんのよな。
(へふっ、と軽いため息一つ。
肩を竦めて顔を横に振る。
交友関係がいまだに微妙であり、『海にでもいこうぜ!』とかなんとか言える相手が居ない現実が遠慮なく胸に突き刺さる)

ギルゲイオス > まぁ良いのである…………虚しくなるので、余りこういう事は考えない事にするのである。
(独り言を自分に言い聞かせ、視線がすっと横に流れ。
現実からの速やかな逃避を試みる)

我も『青春』というモノをしてみたいモノであるな。
此方の基準で言えば、少々遅いのかも知れぬが。
(しかし、回り込まれた。
生まれてこのかた120年。
頭に染みついた景色は、城の中ばかり。
顔を良く覚えているのも、やはり城の人ばかり。
此方の世界で出会った人を覗けば、という話ではあるのだが)

ギルゲイオス > 勿論、良い生活をしていたのは、確かであるが。
状況変われば、欲が出るのもサガという奴であろうかなぁ。
(生活的な余裕、という意味であれば。
まさに真上から真下まで思いっきり落下したに等しい。
ではあるが、代わりに、良くも悪くも自由だと言える。
ならば、少なくとも此方の世界に居る間は、その『自由』を謳歌するのも一興)

とりあえず何にせよ、いろんなヤツに会っていくのが一歩目であるかな。
(首の骨を鳴らすと、椅子からゆっくりと立ち上がり)

少々喉が渇いたの、海の家でラムネでも買ってくるとするか。
(ビーチサンダルの足跡を残しながら、緩い足取り、歩いてゆく)

ご案内:「浜辺(海開き状態)」からギルゲイオスさんが去りました。