2015/12/01 のログ
ご案内:「浜辺」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > 当然と言えば、当然なのであるが。
(濡れた砂地をシャクシャクと踏みしめて、一人あるくは魔王様)

やはり、この時期の海辺は物寂しい感じがするのである。
夏の夜との対比、であるかな。
ま……この時期泳いでいるヤツがいたら、ただの変態であるが。
(夜空を見上げれば、星。
耳に聞こえるのは、風が吹く音と、波の音ばかり)

ギルゲイオス > (スイと視線を海へと移せば、寄せては返す波を暫しと見つめる。
ほんのりと明るく見える部分は、夜光虫のせいだろうか)

夏に使った釣り道具を引っ張り出してみるのも、悪くないかも知れぬな。
オカズが一品増やせるかもしれぬし。
(非常に庶民的な発想の魔王様である。
波打ち際から少し離れた砂浜にしゃがみ込むと、地面を指でつついて穴をあける)

とはいえ、寒さも随分と厳しくなってきておるからな。
北の方出身とはえ、夜は流石と冷える気がするようになってきたのである。
(ロングコートの前面を、ややと強めに擦り合わせる。
Tシャツに描かれた『魔王』の二文字が見えなくなってしまうが、仕方あるまい)

ギルゲイオス > (掌をスコップにして、辺りから湿った砂を集めて一か所に)

個人的には、コートにも文字を入れたかった所なのであるが。
如何せんそんなモノは売ってないのと、オーダーメイドするとかなりの値段になるのだよな。
世知辛い。
(金が無い場合の大変さを、切実に感じる日々である。
集めた砂を盛ると、小さな山が出来上がり。
更に更にとかき集めると、無軌道に背が高くなっていく)

ギルゲイオス > (適当な大きさまで積み上げると、やってきた波で手を洗い。
立ち上がれば山を見おろし、空を眺め)

何だか知らんがとにかく良し!!
(謎の満足感)

さてと、ではこれ以上冷えるのも辛いし、ソロソロ戻るとするか。
少し熱目の風呂に、ゆっくりと浸かりたいところであるな。
(何れ潮の満ちで消えるであろう砂山を、その場に残して。
来た時と同じように、濡れた砂浜に足跡をつけて、その場を去ってゆく)

ご案内:「浜辺」からギルゲイオスさんが去りました。