2016/07/20 のログ
ご案内:「浜辺」に阿曇留以さんが現れました。
■阿曇留以 > 青い空に青い海。
快晴、気温高め、湿気は少なめ。
まさに海日和といった日に、浜辺へと足を運んだ留以。
履いていたサンダルを砂浜で脱ぎ、ロングスカートの端を持ち、はだしになって海に足をつける。
「あっ……ん~~っ!」
ちょっとだけ、海水は冷たかった。
しかし子供の頃から日本海のほうで泳ぎなれている留以にとっては、むしろ暖かいほうで。
■阿曇留以 > 「そろそろ泳げる季節ね~。
今年はどうしようかしら。
やっぱり新しい水着、買っちゃおうかしら~」
にこにこ笑顔でぱしゃぱしゃと海水を叩くように足をつける。
そのたびに白い太ももが露わになるが、人もいないので誰も見る人は居らず。
■阿曇留以 > ちゃぷちゃぷとしばらく海の温度に慣れてから、何か思うような顔。
「……こっちの海は、どんな魚が居るのかしら……。
獲るのは……禁止だったかしら」
じーっと、海の奥を見る。
魚は流石に見えないが、モリを用意すれば取れるだろうか。
■阿曇留以 > 周りをキョロキョロと見渡し、誰も居ないことを確認。
すすす、とスカートをさらにまくりあげ、ギリギリのところまであげておく。
ゆっくり、どこで段差になっているか分からないため、足元を確かめながら、海のほうへ歩いていく。
太ももまで海水がくると、流石にこれ以上は進めないと思い、立ち止まる。
「魚…は、やっぱりみえないわねぇ……。当然だけど。
やっぱりもっと奥に行かないと。
魚を獲っていいかは……教師の方にきけばいいかしら……」
海を見ながら、うーんうーん唸る。
ご案内:「浜辺」に那岐夜車丸汀さんが現れました。
■那岐夜車丸汀 > 日傘を差してのらりくらり 久方ぶりの浜辺へと足を進めた。
天候は晴れている 日差し及び気温がとてつもなく暑い。熱い。
(冷却魔法かなんか身に宿していないと軽く倒れるのじゃ!)
散歩と称した見回り…いや、幼女姿で委員の仕事は無理過ぎるので 今回はただの散策に過ぎない。
…お。誰か浜辺にいる。何をやっているかを確かめに 女性の方へとゆっくりと近づいていき
「そこで、何をしとる?」
そう声をかけてみたり。異能で視た限り スカートを上げて居る位は視えたのだが。
■阿曇留以 > 「あら?」
海に太ももまでつけながら唸っていたら、誰かに話しかけられる。
その姿と格好に少々驚きを見せる。
(あら、私以外にも巫女の方が……。
それに、綺麗な子……)
自分とは対照的な白さ。
まるで神秘さを表したかのような格好に目を奪われながら。
「こんにちは~。
ちょっと暑かったのと、海開きの季節なので足をつけてたんですよ~」
なんて答えを返す。
■那岐夜車丸汀 > そのようなあられもない姿で 海に太ももが おみ足が浸かっている。
色々と他に男性とかがいたら 問題があったのでは?と思わず周囲を異能で確かめたが いないらしい。
まぁ、異能も万能ではないので 拾い切れていない気配とかありそう。
近づいて行ったら気づいて貰えて 自然と上目遣いになるので見上げ。
「こんにちはなのじゃ。…ま、暑いな…夏だからの。
足をつけていたのか、まぁ うん、この季節ならではじゃの」
聊か古風な喋り口調で日傘を差したまま 柄をくるりと回し。
「海開きか… 海は綺麗な分 事故が多いからの 気を付けるが良いのじゃ。」
青い海 青い空 本日は晴天。綺麗らしいが 色が分からない幼女は
ありきたりな注意を混ぜた言葉を女性へと送りたい。
■阿曇留以 > 随分と古風な喋り方だ。
祖父母に育てられた、とかそういう子なのだろうかと思いつつ。
「ええ、勿論~。
泳ぎに自信はありますけど、慢心は事故のもと、だものね~」
そこは重々承知している。
伊達に海の近くで育っては居ない。
「ところで、貴女も海に足をつけにきたのかしら?
今日は暑いから気持ちいいわよ~」
■那岐夜車丸汀 > 唯今の姿は仮初の姿に過ぎない。 本来の姿はもう少し背丈のある少女なのだ。
今の姿が変化中の姿であるので 口調をちょっと古くしてみた結果が古風な喋り口。
要は今の外見に沿った?背伸びした状態での演技口調。その理由はさておき、口調にドモリ等はない。
「おお、泳げるのか 儂 泳ぐ事が出来ぬ。よいのよいの、羨ましい限りなのじゃ」
羨ましい 心底羨ましい。
吸血鬼と言うかその類として 海は泳げないような縛りが発生していた。
いや、生まれた処が極寒過ぎる地域だった為、氷が浮かぶ極寒の海では泳ぐ=死?だったのだ。
泳ぐとかそんな文化は微塵にもなかった。
「儂か 海に足が つかん。その上に歩けるのでな。
物は試しに 足をつけてみようかの。…うん、わかっておった。」
波打ち際へとやってきた。草履で来ているので 足袋と草履を脱ぎ 足をつけるべく踏み出したが
何故か 波が 液体がその足を「避けた」。はぁ、とため息を付け、
仕方なく海の上を 地上を歩くみたいに「歩き始めた」。
正確には 水面のほんの数センチほど浮いてる。
■阿曇留以 > 「……あら~……」
見事に、足が海の上を歩いている。
それどころか、最初は避けていた。不自然に避けていた。
海が割れないなら歩けばいいじゃない。
モーゼさんもびっくりな大道芸だ。
留以も思わず苦笑。
「……その、無理やり引き込んでみましょうか?
こう、私が体重かけてみて~……」
多分、無理だろうけど。
■那岐夜車丸汀 > 吸血鬼は普通 流水の上を移動できない。然しこの幼女 流水の上を「歩いている」。
普通の人ならば手品や魔術の補助などがあって、出来そうだがそんな技能はない。
不自然に海に嫌われ?避けられ? 海の上に突っ立っている状態でも見上げる事になるので
「…そうじゃな、やってみるかの。引き込んで沈むもんかの??」
邪魔になりそうな傘を畳んで 魔術を詠唱破棄で使用し浮かせる。
次に足袋と草履を履く。これで準備OK。どう引き込むか分からないが、彼女に手を引っ張ってもらうなりなんなりで
やってもらう事だろう どちらにしろ 沈みはしたが 濡れなかったような…
■阿曇留以 > 「それじゃあ、ちょっと失礼するわね~」
少女の身体を抱きしめるように手を回す。
ぎゅっと抱いたところで、ゆっくりと体重をかけていく。
一気に体重をかけて、もし本当に沈んでしまったら危ないため。
じっくり、ゆっくりと体重をかけて、最後は全体重もかけてみる。
■那岐夜車丸汀 > 「うむ…よろしく頼むのじゃ」
日差しは暑いの…紫外線に弱いとされる肌色をしているが、
躰には冷却魔法を―躰に常時25度という冷たい冷気を宿すという術をかえているだけだが。
彼女の抱きしめたー体勢に包まれたまま―されるがままに徐々に体が沈みにかかる。
(…足の 海の部分が まるでゴムの様に 耐えておるんじゃが…)
海に避けられている、重力魔法というか斥力をかけているわけではない。
何か目に視えない力で避けられているように水分が 液体が 海の水が避けていく。
まるで幼女の体を受け止めるわけもなく そのヒトガタの形で避けていくのだ。
「空しいの… とことん 沈まぬらしいの。いや、避けられておるの。すまんが…」
■阿曇留以 > 「あら……あらあら……」
面白い具合に避けられている。
それはもう、なんというか、海にいじめられてるような感じ。
ゆっくりと体重をかけるのをやめ、彼女を元の位置まで戻す。
「……こ、こういうこともあるのねぇ……。
あの、あれね。
海神様と相性がわるいのねぇ」
うふふ、なんて笑ってごまかした。
「――っとと、ごめんなさい、私そろそろ寮に帰らないと……」
■那岐夜車丸汀 > 「うむ、色々として貰ってなんじゃが すまぬ」
物理的に避けられている。何処までも耐えて避けていた海。
彼女に解放されれば 海の上に普通に「立って」いた。
「どうやっても 沈まんのじゃ、もう悟ったのじゃ 無理だと。
相性 激悪じゃろ…ほうか 寮か 気を付けて帰るのじゃよ。
儂は 汀じゃ。また 何処で逢えるといいのう?」
日差しは暑い、なので 畳んでいた傘を差すと柄を肩に。そのまま見送りたい。
■阿曇留以 > 海から上がり、スカートを下ろす。
海水で少しスカートが貼りつくが、そのうち乾いてなんとかなるだろう。
「汀さん、ね。
私は阿曇留以っていうの。
普段は巫女装束で学校に居ると思うから、
またどこかであったら、よろしくね~」
笑顔で汀に別れを告げ、そしてそのまま去っていく。
巫女だなんて、珍しい子に会えたなぁなんて思いつつ。
ご案内:「浜辺」から阿曇留以さんが去りました。
■那岐夜車丸汀 > 彼女は海に愛されているらしい。普通に浸かっていた。
立ち去っていくのを見送ってから暫し その名と声を覚える為に反芻するかの如く 呟くのだ。
「阿曇留以 とな。普段は巫女と。…その名と声は覚えたの。
僥倖 僥倖 よしよし。さて 儂も散歩の続きをしようかのぅ~」
海の上から ぴょいっとジャンプするように砂浜の方へと移動をして
少しばかり 海沿いに沿って歩いていたが 徐に左に直角に曲がるとそのまままっすぐー立ち去って行ったという。
ご案内:「浜辺」から那岐夜車丸汀さんが去りました。