2017/07/11 のログ
ご案内:「浜辺」に御剣夜霧さんが現れました。
■御剣夜霧 > (少し風の強い夜。暑くなってきたせいか、日中は人がちらほらと見受けられた浜辺も、今は波の音が響くばかり。
そんな場所で一人、海に向かって立ち尽くす少女の姿があった。
風になびく黒髪を手で押さえながら、夜空を見上げる)
――ふむ、良い夜だ。
(少々蒸し暑くはあるが、強めの風がそれをいい具合にかき消してくれている。
不意に、竹刀袋から木刀を取り出すと、正眼に構え。
その切っ先をしばらく見つめてから、洗練された動きで、上段へ振りかぶると)
皆は、どうしているだろうか…っ!
(元居た世界の家族や友人たちを想い、少々感傷的な気分になる。
それを振り払うように木刀を振り下ろし、再び上段へ振りかぶる。
そんな動きを繰り返し、無心の素振りを始めて)