2015/09/18 のログ
アリス > 「不在通知書なんて用意してませんよっ!?とゆーかこれ女子寮に持ち帰りたくないですよっ!」
前者はまだ一月だから直接手渡しで不在の場合を想定して無かった事。
後者は本音。むしろこれを持ち帰る方が危ないと思われる。

「緊急性高いなんて私も知りませんでしたよっ!?
たまに動いてる気がする、段々その間隔が短くなってるから触れたくないけど供養に出したいって…あ。」
情報漏らしちゃった気がするけど、それよりって、何か剣取り出したっ?
一応ダンボールから距離をとって…

ダンボールは静かになりました。黒い毛は伸びたまま長さは戻らずに停止。

「お、収まった……他の世界の神主さん?」
明らかに神主じゃないだろうけど、剣を出して人形を抑えた男性に、恐る恐る顔を向けて。

平岡ユキヱ > 「…はは。お互い、ままならいわねー…」
だがそれでよし! と力強く言い切った。

「不自由な身でなければ、わからないこともあるでしょ!
『人』の横で『憂』うと書いて、『優しい』と読む!!」
あ、これ私の国の漢字でね? とアーヴィングに補足する。

彼を同士と改めて認め、自身も木刀の柄に右手を添えるが…出るまでもないか。

「オイィィ!? 女子寮はユキヱさんも住んでるんだよー!?
 最寄りの事業所の倉庫にポイしてきなさい!」
明らかポイしちゃダメな感じだが、枕の上に立たれてはたまったものではないと必死だ!

「…おお、すごいね炎パワー」
彼の力に呼応するように、自身の幻想変換炉が勝手に反応する。
ぎゅっ、と組んだ腕で体を抑えると、明るくなった毛先だけを除いて平生を装った。

アーヴィング > 力なんざみんなそんなもんだろ
岩盤思い切り殴りつけたら拳砕けるしな
(大して気にした風もなくひらっと手を振り)

へーへー、んじゃま優しくしてやっから、養生しろや
必要な時に使う分を消耗すんのは無駄だぜ?
(彼女が隠そうとすればこちらも指摘せずに
 しかしザハリトが放つ気配を絞込み彼女に届かないようにする
 体内に取りこんだのならザハリトの持つ力にも気付くだろう
 それは太陽、全てを焼き尽くす暴威にして全てを守り育む守護者
 巨大な無形の獣が視線をやるような気配、収束された力が彼女に届く頃には暖かく包むような物になっている)

だんだん間隔が短くなってるって時点でカウントダウン始まってんじゃねーか!
っしゃ…大人しくなったか…手間ぁかけさせやがって…
(ハッと唇の端を吊り上げて笑うと剣の腹で箱をタシタシと叩く
 どうやら大人しくなったようだ)

あー、俺ぁただの騎士だよ
ちっと格上の霊格ぶつけて黙らせてるだけだ
たぶん…そのうちまた動きだす
(その頃までに帰ってくりゃいーな、と気軽にいい放ち、とりあえず箱の近くの地面に剣を突き刺して置く)

アリス > 「収まって良かったです。ありがとーございましたっ
まさかここまで間隔が短いなんて…。」
他の世界の神主さん(仮)に頭を下げてお辞儀して…
ん?騎士?騎士。騎士っ?三度見した。あれ?騎士の象徴って金属鎧だったよーな、という先入観で見て。

「それは良かったんですけど、事業所の倉庫行きの理由が我が身可愛さになってるじゃないですかー!
建前でも皆いるんだしとか言えなかったんですかっ!?
今後あったら風紀に届けますよ!?供養人形っぽいの!?」
収まったからこそ入れられるツッコミである。
そして腕章見て、多分こーゆーのも担当なんだっけ、と確認の意味も込めて言ってみた。

平岡ユキヱ > 「…」
何も言わないのか。とザハリトの気配が偏向したのを感じ取る中、
参ったな、と頭をかく。
察して動くは機微であり、知った上での沈黙は美徳である。
たまらぬ男だなあとユキヱは思った。


「ばっかもーん! 我が身がかわいくて何が悪い!」
開き直りです。ゲスユキヱさんはそう堂々と言い放って、えへんと胸を張る。
けっこーでかい。

「そんなテロ行為みたいな事するな!
 シャレが通じない奴もいるんだから、本気でお前を斬りに行く奴とか出てくるぞ!?」
呪いの連鎖みたいな事になりそうなので、それは絶対にノゥ! と禁止する。

アーヴィング > (ちら、とユキエに視線をやると察せられたようで
 軽く肩をすくめ、それで終わらせる
 しかしなるほど、なんとなく判った
 精霊にギフトを貰った人間にもたまにあることだ
 人とは違うものを与えられ、感受性が強すぎて人である部分が軋んでいるのだろう
 とはいえ、命に関わるレベルとなると聞いた事も無いし、対処法が浮かぶほど博識でもない)

収まらなかったら俺にも被害飛んできそうだったしな…
ちゃんと上にも言っとけよ?
って、どした?
(じろじろといぶかしげに見られると自分の体を見下ろして…
 ぽんと手を叩く
 知り合いの異界の騎士が言っていた事を思い出した、この鎧が騎士の象徴なのだと)

全身甲冑で街中歩いてたら間違いなく怯えるだろ、市民が
(なので口からは正論が迸る)

アリス > 「ぬぅ、悪くはないですけどっ!」
開き直りに負けた。負けたままだと悔しいから、対抗して胸を張ってみる。
競ってどうするんだと言う突っ込みが来てもスルーするつもり。

「あー、いや、洒落や冗談じゃなくてー。今回は私が依頼を受けて神社にお届けしましたけど、神社の機能を知らない人って普通に何処かの委員会に届けるのではー。
で、風紀か生活のどっちかじゃないかとー。」
さもなくば不法投棄ではなかろうか。
私だけに禁止するより、こう言うどこに届けるか判断の難しいトラブルはどこそこへって目安がないからどうしてもその辺ではーと。

「…えっと、上?は置いときまして。」
横置きのジェスチャーを挟んで。首をかしげて。
「そー言う物ですか?顔を隠さず抜剣してなければ大丈夫そうだと思うのですけれど…」
威圧感があるからそうなのかなーとちょっと残念そうな顔をした。

平岡ユキヱ > 「こんなチンピラみたいなのが鎧来てたら、
 すぐに通報されるじゃん。わはは!」
嘱託の同士を職務質問とかギャグでしかない。それはそれで面白そうだけど、と豪快に笑う。


「枯れ葉と新聞紙と芋と一緒に焼きなさい」
呪いの焼き芋ができそうである。
「うーん。でもまあマジな話をすると…。そうね、呪いの人形なんて話はさすがに初めて聞いて驚いたけど。
 今後はあなたの雇い主なり、依頼人からそういう変なものが来たら遠慮なく風紀に回してちょうだい。
 対応できるように他の同士とも共有しておくわ」
まかせなさーい! と一転して気楽に請け負う。大丈夫なのかは不明だ。

アーヴィング > 風紀にもそういう系統の術に長けた奴居るんじゃね?
俺のところに回されても跡形もなく焼き滅ぼすしかできねーしな…
まあ流石に魂の円環から外れるこたねーと思うけど…
(本質が魂と同質である以上は悪霊だろうがなんだろうがザハリトを用いれば切れる
 切れはするが神官が正しい手順で戻すのに対し、力技というのはなにか不具合が置きそうで落ち着かない気持ちになるのだ)

ん~俺の完全武装ってこんなんだぜ?
(と、ザハリトの柄頭に触れると剣から光が迸り、アーヴィングの頭上に体がすっぽりと通るサイズの光のリングが出現する
 それがゆっくりと降りていくとそこを境界としてアーヴィングの服が光と分解されていき、同時に青い騎士服へと置き換えられていく
 足先までそれが通り過ぎ、完全に服装が置き換われば 胸、両腕、両脚に光が集まり
 それが凝縮すればそこに胸甲、手甲、脚甲へと変化する
 
 最後に風もなく髪の毛がたなびけば藍色の髪は真紅に染まり、スカイブルーの瞳には燃えるような赤が灯る

 鎧の各部位に施されたそれはいずれも魔術刻印であり、見る物が見れば銃口を向けられているような威圧感があるだろう)

で、ユキエ…なんつったかもう一回言ってくれるか?
(完全装備、髪の毛を内側から漏れ出る力で揺らしながら、優しい笑みを向ける
 雰囲気こそ牙を剥いた獣のそれだが、一応じゃれあいだ
 発せられる太陽の威も春先の日差しのように柔らかいままなので判るだろう
 判ってくれるだろう)

アリス > 「成程、古今東西炎って邪を祓うっていいまし…」
あれ、冗談だったの!?芋で変な予感してたけれど人型に彫って身代わりにするのだとばかり…!
目を丸くして驚いて。

「流石にそうそうはないと、思いたいですけど…捨てたいものとか処理したい物は今後お仕事で回ってきそうですからねー。
依頼人からお届け先の指定がなければ…」
その時はよろしくお願いします、とお辞儀。

「魂なのか怨念の生霊っぽいのかも…」
解らなかったけど、何とかなりそうな空気は感じて、行き先不明のオカルティックな物の行き先が出来た、と安堵。

「ん?え?お、おぉ?そ、そーゆー変身、いえ、『鎧化』ッ!?
これは浪漫、浪漫ですよっ!」

目をキラキラさせて大喜び。魔術刻印のプレッシャーも、マニア的な目を向ければ威圧感ではなくて憧れの代物へ。

撮らねば、と携帯を取り出して…

平岡ユキヱ > 「はっはっはー、太陽にあてられたかしら? 覚えちゃいないわね」
内心、やっぱ異界の技術は大概デタラメだなと思いながら、
てへぺろりとスッとぼけた。

「ま、こういうハイパー存在がいるからドンと来い、的な?
アリスに風紀すごいでしょ!? とドヤァと自慢してサムズアップ。
おー、と携帯を出すアリスを見ながら、これでよい、と頷く。

「うっし。ずあー、ユキヱさんはそろそろ戻るなり。休憩時間も終わりだかんねー」
これが終われば、また風紀からコールがかかる慌ただしい時間が始まるのだろう。
お先ー、とひらひらを手を振りながら、立ち去り。

アーヴィング > うっせ、凶相なのは自覚してんだよ
んじゃ、またなユキエ
体、動かしてーならこっそり相手くらいしてやっからよ
(じゃーな、と手を振り、去っていくユキエを見送り)

つーか、この島って閉じた環境だからそういうもんって流れに乗りにくいって思ってたけど…
結構入り込んでくるのな……
まあ焼くしかねーなら俺が出張っけど…
(ぞくぞくと風紀に集結する古今東西あの悪鬼、狂気、天魔外道
 想像するだけで胸が熱くなるな)

いや…別に鎧になってるわけじゃなくて俺の心象をかたどった力が…
あ、ダメだこいつ聞いてねえわ…
ま、いーか…ここの神官が帰ってくるまでは
(撮影をするつもりなら剣の柄に手をかけ、脚を組み寄りかかるようなポーズを取ったりして応える
 一応故郷では映像配信技術などもあり、騎士は国家の代表でもあり露出の機会は多かったのだ
 サービス精神はありスタッフを気遣ってくれるが言動がシュート入りすぎてナマの映像は放送禁止という扱いを受けていたことにはついぞ気付かなかったが…
 
 そんなわけで最終的には神主さんと背中合わせにポーズを取る騎士の姿が神社の庭で目撃されたとか何とか)

ご案内:「常世神社」から平岡ユキヱさんが去りました。
アリス > 「成程っ!エキスパートがいれば100件同時でも大丈夫!」
って事ですね!とあるCMの様な口調で乗って。
それならあれもこれもそれもと投げても…と冗談を交え。

「いや、私が聞いた所ー、…他の世界からっぽいですよー?」
今回の人形はーと、依頼人は暈して、出所、この世界で言う和風妖怪系っぽい世界なのではー。と、そんな意見。

「心象?」
それはそれでもっと素晴らしい。妄想を象った異能も一応扱える自分としては、ある種同種っぽい目も向けて。
撮影を続けて、その間に神主さんが戻ってくれば、撮影と、それから人形供養を頼み込んだのでした。

無事に供養が終わったのはそれなりに先だったとか。

ご案内:「常世神社」からアーヴィングさんが去りました。
ご案内:「常世神社」からアリスさんが去りました。