2015/11/08 のログ
ご案内:「常世神社(常世祭)」にダナエさんが現れました。
ダナエ >  
──ゴッ……ゴス…… ゴッ……ゴス……
  ゴッ……ゴス…… ゴッ……ゴス……


常世祭も今日がいよいよ最終日。
近いうちに『門』が開いて故郷に帰れるならば、
この祭りを見るのもこれが最初で最後かもしれない。
そんな思いで常世祭を味わい尽くしておこうと、
今日も重い足を運んできたところ。

立ち並ぶ催し物、はためく幟。
神殿の方からは耳慣れない音楽も聞こえる。
ちびっ子相撲を見つけ、甘酒片手に観戦する。
まさか神様の前での力比べだとは思わず、
神前で争いごとなどいいのだろうかと一人困惑。

そのうち大人の腕相撲の大会があるのを見つけ、
興味を引かれてそちらへ移動してみる。

ダナエ > 賞品に釣られて、腕相撲大会に参加することに。
最初の対戦相手は、眼鏡のヒョロい大学生風の青年。
内心、これは楽勝だとせせら笑う傲慢ぶり。
ガントレットを外し、台の上で手をしっかりと握り──


【vsヒョロ眼鏡・3以上で勝利→】
[2d6→2+4=6]
ダナエ > 予想通り、難なく勝利。
大げさに痛がる青年を尻目に、次の対戦相手を確認。
禿頭に豆絞りの鉢巻きを巻いた、半被姿の壮年男性だ。
既に酒が入っている様子。
太い腕を見るに油断はならないが、
酔っ払っていることと年齢的なことからこちらに
分があると予想しつつ、グッと手を握り合う。

【vs日本酒党のおっちゃん・4以上で勝利→】
[2d6→3+3=6]
ダナエ > 勝利。
壮年男性は真っ赤な顔で悔しがっている。
思わずフフンと口端を吊り上げる。根性悪。

あら女の子じゃない、じゃああたしが相手になるわ!
という明るい声が響く。台の上に肘を乗せたのは、
目のくりくりしたふくよかな中年女性。
自信があるのかこの状況を楽しんでいるだけなのか、
ニッコリと笑いかけられ、たじろぐ。

女性と腕相撲はしたことがない。
どの程度力を込めるべきか決めかね、手をグーパー。
戸惑いながらそのふっくらとした手を握る。


【vs笑うと可愛いおばちゃん・6以上で勝利→】
[2d6→2+2=4]
ダナエ > ──ダンッ!

女性の手を痛めつけるわけにはいかないと、
力加減を調整しているうちにあっさり敗北。
しばし放心。

きゃあ!勝ったわー!とおばちゃんがはしゃいでいる。
毎日ビールケースで鍛えてるもの!との台詞から、
どうやら酒屋のおばちゃんだったらしい。
ひょっとすると、
手加減しなくても負けていたかもしれない。


その後、悔しさから甘酒をガブ飲みし、
騎士にとって初めての常世祭は幕を閉じたことと──

ご案内:「常世神社(常世祭)」からダナエさんが去りました。