2017/04/13 のログ
ご案内:「常世神社」に七海さんが現れました。
七海 > とある日の夕暮れ時に、常世神社を訪れる。
ポケットから取り出したメモを読み返し、
そこに書かれている礼法にならって鳥居の手前で一礼。

鳥居の端からぽつりぽつりと水滴が落ちている。
昨日あたりに降った雨の名残だろう。
定期的に降りて来る滴をじっと見上げていたが

そのうち手の甲に滴をひとつ貰ってから、もういちどメモを読み返し、参道の端を歩き出した。

七海 > (……手水舎、手水舎…。……あれかな。…たぶんそうだ。)

手水舎の手前でたどたどしく柄杓を右手にし、左手、次に右手、と順に洗い。
左手に溜めた水で口の中をすすぎ、左手に水を掛け、柄杓に水を伝わせ柄杓を洗って、元の位置へ戻す。

ふと見渡すと参道や境内の周辺には花が咲き始めていた。
風にのり流れてきた花粉にくしゃみを誘われ、涙も浮かんできて
ゆっくりと花を楽しんではいられなさそうな事を残念そうにするけれど
少しだけその場の雰囲気の中に佇んでいて

七海 > 巫女姿の女性に「おつかれさまです」と笑顔で挨拶。
賽銭箱の中に五円玉を入れ、鈴の緒を軽く左右に揺らした。

(きたよ!っていう合図なんだね。
 うーん、でもこの神社はまた…作法が違う?)

神様の耳には人の声よりも、鈴の音の方が聞き取りやすいのかもしれない。
とこよにいますすくなみかみ、様にとってはどうなのだろう。
軽く背を伸ばし二礼、二度手を打ち、願い事をしてから一拝。

「 ……よし。次は図書館。うーん。いや、異邦人街かなあ。」

各地の文化、種族、道具。異邦人街には色々なことが溢れている。
本で見るよりも自分の目で見た方が理解はできるようだけれど。

(行ってみたいような行ってみるのが怖いような…)