2015/06/15 のログ
ライガ・遠来・ゴルバドコール > 「恩ってほどじゃあないと思うけどね、ただ君のプライドを守っただけだ。まあいいや。
っと、連絡先か。大事なことを忘れてたな」

こちらもスマホをポケットから取り出す。
雷撃や衝撃に強い、ちょっとお高めの特殊仕様。

烏丸 九郎 > へへへ、それがありがたいって言ってんだよ。
改めて、ありがとな。

(操作をしてスマホ同士を近づければ、自動的に番号が交換されるだろう)

へぇ、いいの持ってんだな。実はわりと金持ちだったりしてな。
っと、それはどうでもいいか。それじゃ、ライガさん。
ここまで送ってくれてありがとよ、またな。

(少年はそう告げると、駆け足で歓楽街へと消えていった。)

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から烏丸 九郎さんが去りました。
ライガ・遠来・ゴルバドコール > 「いやぁ、これくらいその辺の店で買えるだろ。あの店…名前なんだったかなあ。
おっと、急ぐのかい。ああ、またな」

少年が見えなくなると、壁に寄り掛かって少しだけ時間をあける。どこに目があるかわからないが故に。

ライガ・遠来・ゴルバドコール > (それにしても、学園かあ。……どうすっかなー。
あそこ島の真ん中にあるもんだから、逃げ道確保するのが難しいんだよな)

仮に目的を達成したとしても、その後誰にも咎められずに脱出できるかどうか。
よほどのことがない限りは困難だろう。

ライガ・遠来・ゴルバドコール > 考えても妙案は浮かばない。
それはおそらく、まだ雌伏の時期だということだろう。
ため息をつくと、ライガは歓楽街へ向かって歩き出した。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」からライガ・遠来・ゴルバドコールさんが去りました。
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」にシャーロットさんが現れました。
シャーロット > 「よし、と。」
降ろしたシャッターの前に張り紙張り、その横に便箋を引っ掛ける。

【本日臨時休業。】

 ご用の方は便箋にご用向きとご連絡先をご記入の上、ポストまで。
 後日ご連絡いたします。
 
 フラワーショップ『フローズン・シャーロット』

シャーロット > 店の前に置いておいたバッテリー交換したてのスクーターにまたがる。
鼻歌を歌いながらセルを回す。
きゅるるる、という回転音と小さな燃焼音の後、すぐにエンジンが規則正しい鼓動を始める。

当然の反応を返してくれるスクータがとても愛おしくなる。

「♪Grab your coat and get your hat. Leave your worries on the doorstep
 (コートをつかみ帽子を取ったなら、悩みはひとまず置いといてドアをあけよう」

歌いながらゴーグルの紐をきゅっと締める。
誰の歌かは知らないがおそらくこの世界の曲だろう。
軽快なトランペットの前奏から始まる、低くて枯れた優しげな声の男の人が歌う曲だった。

シャーロット > 異邦人街では毎日色々な曲が流れている。

ある時は故郷を懐かしむために、自身の故郷の曲を奏で
ある時は新たな隣人たちのことを知るために、録音された曲を聞く
あの曲を聞いたのはミュージックショップの前だった。
道の真中で立ち止まり最後まで聞き入ってしまい、店主さんに笑われてしまったのを覚えている。

この世界では再生機がとても安い。
もしかしたら私でも買えてしまうかもしれない。

いつか再生機を買ったらあのレコードを買いに行こう

シャーロット > 「♪Life can be so sweet. On the sunny side of the street
 (明るい表通りをあるけば、何もかも良くなるさ)」

スクーターのアクセルを捻る。
石畳の上をゆっくりと進み、路地から表通りへ出る。

明るい表通りを進む。
さあ、海を目指そう。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」からシャーロットさんが去りました。