2015/07/01 のログ
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に八衛 瑪斗さんが現れました。
八衛 瑪斗 > 夕闇の大通り、そこに現れる一人の(見た目は)少女。
何かを調べるように、周囲をきょろきょろと見渡しながら歩いている。

「例の事件の痕跡も、もう全然残ってないわね。
 こっちの方には被害は来てなかったと思うし・・・当然かしら」

眼鏡をくいっと持ち上げなおす。

八衛 瑪斗 > そもそも今は試験期間だというし、
過去の事件のことをずるずると引きずっている暇などないのだろう。
殆どの人間はいつだって、最近に起きた事象が優先され、
過去の大事件など、どこかにしまいこむ。
そして、いつの日かふとした切欠から、「あれ、もうそんなに経つんだ」
などと考える。そういうものだと、彼女は思っている。

八衛 瑪斗 > それにしても、あの事件を引き起こした者も、余計なことをしてくれた。

あの日からしばらくは、警戒も厳重になって、
自分のような「学生でもないのに居ついている者」にとっては
過ごしにくい事この上なかった。
元より、「フウキイイン」と呼ばれる者達や、その他、警備と思しき者達の
前に姿を現すことはしなかったが。

八衛 瑪斗 > 「結局、なにが目的だったのかしらねぇ。
 ここまで出来上がっている秩序を壊す・・・ 並大抵の動機で出来るものではないと思うけれど」

もちろん、何事にも例外はあるが。

八衛 瑪斗 > 別に彼女としては、きな臭い学園都市など
ある程度ならば壊してくれても良かったのだ。
ただ、その過程で、彼女の目的遂行に支障が発生するかもしれない。
そうなりそうであれば、直接救援に行くだけのことだったが・・・
ここの都市にいる者達は優秀も優秀だった、と。そういう結果。

八衛 瑪斗 > 「ま、調べ物はこれぐらいにして、何か食べて帰りましょ。
適当なレストランでもないかしらねぇ」

伸びをしながらそう言うと、食事を求めて歩き始める。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から八衛 瑪斗さんが去りました。