2016/08/02 のログ
■真乃 真 > 今日は真の趣味の一つである。異邦人街での変わった食材探しの真っ最中である。
先日のバイトにより得た臨時収入を早速活用しようというのだ!
『そこの兄さん!何を探してるんだい?』
早速、犬頭の露天商に声をかけた売っているのは生き物の骨で作られたアクセサリーだ。
何の生き物だろう?おそらく転移荒野で捕まえられた生き物を材料にしてるのだろうが…。
「何か変な食材を探してるんだ!」 『あんた料理人なのかい?』
「違うよ!趣味で探してるんだ!」 『変な人間だな。あっちで鳥みたいな頭のやつがそういうの売ってるぜ!』
「ありがとう!」 『どういたしまして!ところで兄さんこのストラップを買わないか?兄さんカッコいいから似合うぜきっと!』
■真乃 真 > スマホに骨製の新しいストラップ(カッコいいデザイン)が増えた真は露天商の情報をもとに市場を行く。
…まあ、カッコいいから仕方ないよね!
「おっと、あれかな?」
みれば鳥のような頭、カモメによく似た頭の異邦人である。
背中には小さな翼が生えており鉤爪の生えたあまり長くない腕を持っていた。
『いらっしゃいませ』 「すいません珍しい食材がって…!こ、これは!」
そこに並んでいたのはなんと虫!
様々な虫!虫!虫!蟲である!
「確かに珍しい食材ではあるけれども!」
流石の真も今までの文化とはあまりにかけ離れたそれらに拒否感をもつ。
『…試食されますか?』 「えっはい…。」
そして、とんでもない提案をしてくる鳥頭。
そして、それにはいと答えてしまった男!!
さりげなく助けを求めるような視線を辺りに送る。
■真乃 真 > 「…分かっていたさ!」
一人であきらめたように言う。
…でもまだ(虫にしては)食べやすそうなやつがあるかもしれない。
『とれたばかりでおススメです』
そういって出されたのはつい昨日見た虫とそっくりなそれ
「これってルインワー…」『違うよ』
「いやでも…」『違うよ』
素人目では分からないがどうやら違うらしい。
昨日見た幼虫とそっくりだったからそれかと思った!
「…いただきます!」
味 ★★★☆☆ 海鮮に近い感じ好みが分かれるかも
見た目 ☆☆☆☆☆ 無理。
コスパ ★★★★☆ 今、大量に発生してるらしいのでとても安い。
おすすめ料理 丸焼き 酢の物(個体によっては酸を生成するものもいるので内臓はきちんと取り除く。)
■真乃 真 > ……今回の買い物はこの店で終わった。
味は確かに食べられるものもあるかもしれないがやっぱり見た目が悪い…。
人間とそれ以外の種族のお互いの理解はやはり難しいのかもしれない。
…ルイン…謎の虫の成虫の方はエビに近くておいしかった。
餌が魚とか海藻なので近い味になるのかもしれない。
ご案内:「異邦人街」から真乃 真さんが去りました。