2016/08/26 のログ
■滝川 浩一 > 「ははは、確かにな。いやいや、すまない。少なくとも、現状一人は誤解は解けた。ちゃんと説明すればいいさ。」
笑顔で彼の悩みを聞いていくが、人の悩みを笑うのはどうだろうかと考え笑みを止める。
しっかりと説明すれば誤解が解けるということを少年に言い、自分を指さす。まぁ、大体ネタで言っていることは解ってたが…
しかし、この問題の欠点は説明する時間があるかどうかなのだがな。
「おお、感謝!なんか男友達が居るって安心するよ」
連絡先の交換が感動し、率直にそのように告げる。
女性と絡むのは悪くないがあまり女性ばかりだと気が滅入ってしまう。彼も同じ境遇だったようでどことなく安心する。
こちらもスマートフォンを仕舞い。ちゃんとポケットに入れたことを確認する。
「5万円なぁ…ちゃんと節制しないとダメよ?俺なんてこの前買い物で予算オーバーしちゃって…」
5万円という数値の重みを感じながら同調した様子でそう語る。
予算オーバーして「おい、その先は地獄だぞ」となったのは想像に難くない。
「…?え、エロ過ぎ?いや、ちゃんとケージに入れておもちゃもあるからエロいも何もないと思うけど…」
顔を赤くしている彼に首を傾げつつさらに誤解されるような発言を連発する。
変なところで鈍いのは主人公の特権なのだろうか。勘違いが加速する。
■羽切 東華 > 「うん、まぁ一人でも誤解が解けるならそれに越した事は無いけどね?
鈍は何か知り合った人に毎度言ってそうだな…誤解が広まりきらない内に何とかしないと」
と、決意するが弄られる側の宿命か、むしろこちらが翻弄されるだけな気がしてきた。
あと、彼の思うとおり、説明する時間が無いと一方的に女の敵!不潔!扱いされかねん。
「うん、女の子の友達増えるのも勿論いいけど、男友達も多く欲しいしね」
これが青春というやつなのだろう。そもそも、男子も女子も回りに同年代が全然居なかった。
なので、少年としてはめっちゃ満足である。あと、猥談とかやっぱり同性とするものだし。
「うん、元々娯楽とかで散財する気も無いしね。それに家賃が発生する時点で節約はしないと。
まぁ、ウチの同居人は人間の食事は必要ないから、食費だけは一人分で助かるけど」
そこは素直に助かるので、彼女が妖刀で助かったと思う。一人分の食費が浮くだけでもかなり違うのだ。
ともあれ、彼がその地獄を進まなくて良かったと思う。
自分達の懐は無限のなんちゃらみたいに複製したり増やしたりは出来ないのです。
この時点で彼の生成の異能を知らないので、そんな事を考えていたりする。
「…ケージ…おもちゃ……え?ええええ!?」
あれ?思ったより上級者の方でしたか!?しかも本人平然としてるし!?
(つまり、女の子を檻に入れて夜な夜な大人のおもちゃでエロいお仕置きしてるのか…!?)
と、そんな妄想、もとい憶測をしてしまう。致命的に何か勘違いしていた。
「た、滝川君!流石に調教プレイ?はレベルが高すぎると思うんだけど!!」
と、往来でぶっちゃける。そろそろ彼の方も、こちらが勘違いしてる事に気付いてくるかもしれない。
むしろ、誤解が解けないと、滝川少年への評価が主人公→夜の帝王になってしまう!
■滝川 浩一 > 「そこが難しいんだがな。あの妖刀の少女。中々に言いつけは守らなさそうだぞ?」
彼の苦労を察しつつ、タイミングがあれば自分もフォローしようと決心する。
自分の同居人はそんなことをしない人でよかった。…いやでも、それとは別方向で問題がある人だが。
「そうそう。こう、趣味を語り合える相手とかさ。女子とはできない話もあるしね」
やはり男友達はいいものだと腕を組んで頷く。
年齢が一つ違うのが残念なところであるが…何、この少年とは年齢の差を考えずに仲良くできそうだ。
それにおっぱいを好きな奴に悪い人間はいない。
「うんうん、ちゃんと節制しないと後々響くダメージがでかいからねぇ~」
腕を組んで頷くと彼の言葉に賛同する。
自分の場合は予算オーバーしても異能でカバーするところはカバーできる。異能で札束を出すということもできなくはないが、それは倫理的にどうなのということで選択肢から除外したのであった。
しかし、同居人が食事を必要としないのは羨ましい。こちらは様々な事情により、契約をしたら食事をしなくてもいい所を食事で賄っているというところだ。
「ちょ、調教!?いや、何言ってんの!?」
彼の発言にそのように反応する。周囲を歩いている人の目線がこちらに集中すると、コホンと息を整える。
そして改めて自分の発言を振り返ると何ともまぁ致命的な欠点が…
とりあえず誤解を解こうと口を開く。
「ええっと…一から説明すると出会った異邦人の子は変身する力があって、人間の女性のままじゃバレる可能性が高いから動物に成りすませて貰ってるんだ。
一応蜥蜴になってもらってるからケージとか、隠れるための壁とかおもちゃが必要ってことで…」
そのように今度は解りやすく説明する。同居している彼女のために彼女自身の情報は最小限に留めておきたい。
いつの日か彼に会わせてみたいものだ。
■羽切 東華 > 「……あ~~~~…うん。自由奔放なのは確かに。けどお互いなるべく束縛しないと決めてるしね。
契約は勿論出来る限りずっと続けたいけど、その行動まで縛るのはねぇ、うん」
彼の指摘に、思い当たる事はまぁ多々あるので苦笑いを浮かべて頷くしかない。
ただ、互いの自由を縛るのは少年的にはイヤなのだ。だからあまり言いつけとか厳しい事は言うつもりはない。
…とはいえ、逆になんだかんだで彼女に甘い、と言えなくもないのだが。
「そうだよねぇ。好みの女子のタイプとか、こういう服装がグッと来るとか」
ウンウンとこちらも頷く。まぁ、年齢違うといっても1年くらいだ。
その程度、男の友情からすれば大した差ではない。あとおっぱいは正義。
「だね…そういえば、滝川君はアルバイトとかはしないのか?
一応、男子寮は寮費は掛からないとしても、その他生活費とか…。
あ、実家から仕送りがあるとか?ウチも多少は仕送りが来る感じだけど」
と、そんな推測をしてみるが、基本アルバイトは必須な懐事情。
彼のほうはアルバイトとかしているのだろうか?もしくはこれからするのだろうか?
あと、同居人の食費方面が正反対だった。こういう対照的な所も面白いもの。
あと、こちらの大声に周囲の視線が!思わずこちらも咳払いで誤魔化しつつ。
「あ、あぁ、そういう……成る程。鈍も妖刀が本体だから、そこは似たようなものかな。
まぁ、生徒登録とか色々する必要あったし、風紀委員の人にバレるとアレだからねぇ。
俺の場合は思い切って寮を出た訳だけど…滝川君の方はカモフラージュ作戦か」
契約者には契約者なりの苦労などもきっとあるだろう。そういう所も似ている気がする。
「と、深くは聞かないつもりだけどさ?ど契約してるって事は、滝川君にも恩恵とか何か逆に代償とかあったりする?」
■滝川 浩一 > 「ははは、確かにな。まぁ、頑張れよ!応援してるぜ」
その通りだと笑い、彼にエールを送る。
束縛とか何処となく恋人っぽいなと考えつつ、自分も自分で彼と同じ思考ではあった。
ただ自分と同居している彼女は自分への風評被害を今のところまき散らしてないから他人事で済ませられるのだが。
「その通り!あとはこう、好きな体形とか部位とか!」
その返答を聞けば嬉しそうにそう返す。男性の友達は居ないでもないが何処となく女性についてのそういう話を出来るような人物ではなかった。
一年の年の差をすぐ埋められそうで安心する。
「アルバイトねぇ…一応してるし、仕送りも貰ってるんだけどなぁ…
如何せん、学業と両立となると難しい物もある。
特に俺なんかは転校生だから夏休みの今にいろいろ勉強しないと来学期で痛い目見るからさ」
アルバイトと仕送りの事を彼に話すがそれでも生活に苦しいことを彼に話す。
一年ならまだしも、二年の今の時期に転校するのはドタバタして忙しなかった。
今まで異能や魔術の勉強をして来なかったから尚更だ。
「そうそう。風紀委員にバレると一発アウトだし…
生徒登録もしないといけないし、いろいろ大変だ。
寮でカモフラージュ作戦もいいけど、彼女の自由も尊重したいしやっぱりアパートかなぁ…」
頭を抱え、そのように返す。やはり一人の人間をかくまうのは容易ではなかったかと改めて実感する。
「ん?あぁ、彼女が炎にまつわる異邦人だったから炎に強くなったり、炎を使うアイテムが強くなったり…
あ、あと炎の扱い方がうまくなるっていう恩恵もあるんでチャーハンとかめっちゃうまくできますよ!
代償は魂……とかだと思ったんですけど、どうやら自分の魔力をいくらか分けてほしいとのことなんですが…
色々事情があるために、魔力の受け渡しはまだ出来てなくて、代わりに食事を振舞ってます」
自分に与えられた恩恵について彼に説明する。自分の異能が異能なだけに炎を扱うアイテムの威力アップは嬉しい。
あと炎の扱いが上達するのは案外助かる。
逆に代償の方はさして重くなく、魔力を分ける程度であった。
■羽切 東華 > 「ああ、やれるだけやってみるよ」
エールは素直に受け取りつつ。しかし、残念!恋人などという甘い関係ではなかった。
まぁ、大事な相棒というポジションなので、信頼関係は良好である。
…流石に、いきなりメイド服を装備し始めた時は対処に困ったが、少しずつ慣れてきている己が怖い。
「いいねぇ、そこら辺りの突っ込んだ話は流石に女の子とは出来ないよね!(むしろセクハラとか変態扱いされるしな!)」
少年はそういう猥談も別に年頃だし問題なくイケる口だ。まぁ、こういう話題で盛り上がれるのも悪くないものである。
「ああ、俺も勉学は抜かりなくやってるつもりだけど、この学園特殊だからね…。
あ、俺も田舎からの転校生だから、その辺りの立ち位置も滝川君とほぼ同じかも」
しかし、共通項多いな自分達。まさか互いに誰かと契約してるという共通点もあるとは予想外だったが。
自分はまだ1年だが、彼が2年生、というのが一番の違いか…。
ちなみに、まだ魔術学は予習すら出来てない。専ら異能学に傾いている。
「俺も鈍の生徒登録が難儀したなぁ。生徒登録しに行ったら、居住場所が男子寮の俺の部屋だし、そりゃアウトだよねって。
まぁ、嘘の居住場所書く訳にもいかないしね…とりあえず、少し過ごしてみて無理が出てきたらアパートとかに引越しがいいんじゃないかな?
あ、でも学生街近辺は家賃高いらしいよ、高級住宅街みたいだしね」
と、補足情報もつけながらそんな事を言ってみる。なまじそこは経験者だから分かるのだ。
そこだけは、ある意味で自分の方が若干だが先輩と言えなくも無い。
「ほぅほぅ、炎熱系中心か。あ、俺の方も食事の代わりに魔力供給するのは同じかな。
一応、魔力のパス…回路みたいなのが繋がってるから、念話…テレパシー?みたいなのも出来るし。
恩恵は、鈍が刀だから単純に身体能力が強化されたり、あと魔力の刃を使えたりする。
けど、まぁ彼女の力を借りるとあっちの魔力を消費するから補充は必要になるかも」
と、こちらも大まかな説明をしていく。しかし、生活状況も多少似てるとは、そうそう無い気がする。
「…って、もう夕方か。ごめん滝川君。俺、夕飯の買出しに一度戻らないと。そっちはどうする?」
何時の間にか茜色の空模様になってきている。流石に一度戻らないとマズいか、と思いつつ。
彼の方が街の散策を続けるつもりならここで別れるし、彼も戻るなら途中まで雑談でもしていくつもりだ。
■滝川 浩一 > やれるだけやってみると意気込む彼に満足そうに微笑みかける。
そして彼の次の発言を聞き、口を開く。
「うんうん……いや、羽切少年は鈍さんがいるのでは?」
頷いて彼の言葉に同意しつつもふと彼女の存在を思い出す。
あの少女であれば多少、いやらしい話になっても対応できるだろう。
まぁ、会話を一つ交わすごとに少年を煽るだろうが。
「そうそう、異能とか魔術とか…図書館で出会った文系の少女は別段焦って勉強する必要はないと言ってたけど、俺の場合は一年遅れてるから多少無理してでも勉強しなければいけないし…
おぉ、これまた何という共通点!田舎から転校して少女と同居するというのが主人公の特徴なのか?」
自分も彼との共通点に驚きつつ、感銘の声を出す。
こちらの主人公は魔術学、異能学、そして物理や生物と言った科学をこの夏に集中的に勉強している。
魔術はともかく、物理や生物、化学と言ったものは滝川が持つ異能には切っても切り離せない関係であるからだ。
「あー…そうか住所も書かなきゃダメなのか!確かに男子寮なんて書いたら相当の事案だな。
女子寮に住ませるっていうのも手だけど、それをするにもアパートに一回越さないとだしなぁ~…
ふむふむ。少し過ごして…か。じゃあ逆に安いところは何処なのさ?」
恐らくそこらへんの問題をすでに解決してるであろう彼に、少々アドバイスを求める。
同じ境遇なだけに同じ対処法を実行すればよい。
「あぁ…なるほど。そこらへんも同じかぁ…その魔力のパスを繋げる作業を今度やってみようと思う。
念話できればそれこそ連絡方法の確立になるし。
身体能力と魔力の刃…すごいな。ロマンだね」
少女との契約で得られる恩恵に目をキラキラさせる。
ここまで境遇が似ているのも珍しい。もしやドッペルゲンガー!?…なわけなかろう。
「あぁ、もうそんな時間か…。うーん夜の異邦人街がどんなものかわからんしとりあえず戻ろうと思う」
時計を確認し、すっかり時間が過ぎてたことに驚く。
夜の異邦人街を堂々と歩くほど馬鹿じゃないのか、そのように言って途中まで雑談しようかと考え
■羽切 東華 > 「いや、出来るんだけど鈍ちゃん羞恥心皆無でブッ込んでくる時があるからね…」
色々とこちらが危険な訳ですが。常にデンジャーと隣り合わせの猥談ってどうよ!?
と、いうかお察しの通りに煽られてこちらが翻弄される図しか想像出来ん!
「滝川君滝川君、俺達別に主人公属性ではないと思うんだが…むしろ自分も主人公認めちゃってる!?
と、ともかく俺達田舎者からすれば、ここは何処を見ても新鮮だよね。
まぁ、そもそも異能とか魔術とか異邦人とかが普通に存在するって時点でぶっ飛んでるけど」
と、いうより狭い田舎の外の世界を知らなかったので、この島が初めての都会でもある。
祖母から事前知識は仕入れていたが、矢張り自分の目で見ると違うものだなぁ、と思う訳で。
ちなみに、少年の方は異能学メインで、後は適度に満遍なくだ。
魔術学だけまだ疎かだが、余裕が出来たら手を付けて行きたい。
あと、こちらも異能の関係で金属や鉱物に関する知識を密かに勉強中だ。
「うん、鈍が生徒登録に自分で行って、そこが問題で却下。で、俺と話し合いでアパートに住居を変えたんだ。
まぁ、確かに俺も鈍を女子寮に住ませる手もあったんだけどね。
こっちは妖刀が本体で俺が常に持ち歩いてるから、瞬間移動の真似事も出来るし。
ただ、そうなると逆に女子寮に戻る時は自分で戻らないといけないけどね」
そこを目撃されたら面倒だしなぁ、と溜息。アパートに引っ越したのも細かい理由含めちゃんと考えがあっての事。
「ん?地元の人が利用する「商店街」とか?俺のアパートは駅からも離れてて、異邦人街に近い外れの方にあるから家賃も安いけど。
ちなみに、公園で出会った真乃真っていうヒーローな先輩から紹介して貰った」
と、現在の自分の住居に付いて大まかに成り行きも交えつつ語り。
要するに、学園や学生街などの利便性が高い施設が立ち並ぶ箇所。つまり中心部から離れるほど自然と家賃も安くなる、という事だ。
勿論立地条件などもあるだろうし、立地条件が良ければ郊外でもそれなりに高いだろう。
なので、こちらは安い代わりに、駅までかなり歩いたりしないといけない。
自転車辺りを買う事を真面目に検討するべきか…もしくは原付免許を取るべきか。
「うん、俺も鈍にはスマホで連絡取る必要が全く無いから重宝してる。スマホが紛失しても確実に連絡取れる相手が居るってのは有り難いし。
まぁ、俺は鈍にもスマホ持たせてるけどね。彼女も自分で交友関係広げて欲しいし」
と、相棒や主としての気遣いは彼なりにしている。あと、目がキラキラしてるよ!?
いや、まぁロマンは自分も男だから理解は出来るのだけれども。
ただ、お互いまだ異能を知らないが、多分少年の異能は彼の異能の一部を特化型に変換したようものである。
ある意味で、異能も似ている部分があるからこそ、何時ぞやの公園で青い光に反応したのだろう。
あと、ドッペルゲンガーだったらお互い死んでるんじゃないかな!?いや、死ぬのは俺のほうか!?
「よし、じゃあ途中まで一緒に行こうか。男同士でダベって帰るのもいいよねぇ」
と、笑いつつ多分帰りの道中も雑談していた。あとおっぱい談義は勿論やりました。そんなこんなで楽しい時間であった。
■滝川 浩一 > 「な、何と…!?恐ろしや…流石に長年生きてるだけはあるな」
その言葉を聞き、驚きつつも頭を抱える。
確かに毎度毎度デンジャーで煽られるなんて、女子との対人関係が少ない我々に対しては毒であろう。
心臓がいくつあっても足りん。
「ふっふっふ…俺もついに主人公デビューを果たしてしまったか!
なんて冗談はさておき、確かにここに見える者は何もかも新鮮で斬新だ。
まるで画面の奥にあった虚構の世界に入った気分になる。……素晴らしいよ」
わざとらしく前髪をファッサァと靡かせそのような世迷い言を言い出す。
しかしその発言の後にすぐに素に戻り、周辺の景色を見て改めて感銘を受ける。
ああ…都会に来てよかった。
「うーん…女子寮の案がお財布的には優しいかぁ…
ほうほう。そんなことまで…うちの同居人は別段妖刀でもなんでもないからな。瞬間移動は出来ん。
ともかく話し合ってみるわ。その方が確実そうだ」
うんうんと少年の話を真剣に聞き、今後の方針を決め始める。
「なるほど、郊外に行けば安くなるっていう所は本土の首都の家賃制度と似てるんだな。いやまぁ、首都とか行ったことないんだけど…
真乃真?ヒーローな先輩か…会ったらそこら辺も色々聞いてみるよ」
彼の懇切丁寧な質問を聞いて頷くとそう口を開く。
郊外となると移動手段は勿論、様々なことを考慮しなければいけない。
彼女に地理をしっかりと教えてないしなぁ…
「ほうほう。俺もしっかりと魔力の回路を繋げないとな。参考になる。
うーん…携帯か。やはりというか…金が…」
彼の話を聞き、うんうんと頷く。出来ることなら自分も同居者の女子に携帯を買ってやりたいがやはり金が…
やはりアルバイトにアルバイトを重ねねばダメかと項垂れるも逆に問題がはっきりとしてよかったと気を取り直す。
唐突に前向きになるのが彼のいい所の一つである。
「あぁ、こう夕日をバックにって感じで…何だろう。青春してるな俺ら」
こちらも笑いつつ雑談を楽しんだ。おっぱいはいいぞ。楽しく雑談し帰路についたという
■羽切 東華 > 「ところで、滝川君の契約者の子もまさかとは思うが巨乳なの?」
と、最後にそんな直球質問もしていたというオチの余談。
■滝川 浩一 > 「はい、それはもうとびっきりのメロンが二つ」
そのように返したという
ご案内:「異邦人街」から羽切 東華さんが去りました。
ご案内:「異邦人街」から滝川 浩一さんが去りました。
ご案内:「異邦人街」に音羽九郎さんが現れました。
■音羽九郎 > 「はえ~……すっごい……」
異邦人街、メインストリート。
大通りを見下ろせる建造物の屋根の上。
この島に来たばっかりのおのぼり(島流し?)高校生が眼下をじっと見つめている。
黒を基調とした改造制服を纏った姿は、遠くから見れば一羽のカラスがぽつねんと佇んでいるように見えなくもない。
「まるで異世界みたいだあ……」
事実、異世界。