2016/10/28 のログ
ご案内:「異邦人街」に宮比 奏楽さんが現れました。
ご案内:「異邦人街」に久世藤士郎時貞さんが現れました。
宮比 奏楽 >  
「戦うとか、何言っておるのじゃ、ワレ」

首をかしげる。理解ができない。

「ここで、何か戦争でもしてるように見えるか」

一向に血のにおいのしない場所。
戦の香りもしない。
ここは、そういったものとはあまり縁のない場所だ。

いやまぁ、全容はわからないために勘、でしかないが。
どこか自信もって言うその言葉は、なぜか説得力があって。

「戦って、お前が死んだらどうする。たとえ、わらわの加護があったとて、なにかあっては大変だ」

主に、信者的な意味で。

「――もう、そういった時代遅れなことはやめろ。わらわの信者ならな」

久世藤士郎時貞 >  
たしかに戦のいの字も見当たらない
怒号も煙もない

「しかし時代遅れは・・・・・・」

ぐぬぬと押し黙る

とりあえず日銭を手に入れてから必要になれば買い戻せばいい、と言う考え方もある
それにただ適当に言っているのではなくこちらのみを案じていると言う風にも見えた
少なくとも彼にとっては

「と、とりあえずその件は保留じゃ
 小川でもあればヤマメくらいおるじゃろう
 取ってくれば文句あるまい!」

自信満々に応える
戦場に出ればまともな兵糧もなく自信で現地調達しなければならない場合も多々ある

自給自足には自信があるようであった

宮比 奏楽 >  
そう、侍の言葉もあながち間違いではない。
実際、時代遅れではないのだから。
戦はなくならない。人も鬼も、きっと戦はどんな世の中でもなくならない。
が――それでも、鬼は、戦を時代遅れと切り捨てた。
なぜかといえば――

「――そうだな。期待しないで待っておこう」

ふぅっと、息を吐いた後ごろんっと寝返りをうった。
そして――

「あと、何かしらの情報が載ったものも探してまいれ。面白そうな紙束とか」

きっと伝聞とか、掲示板とか。そう言ったものもどこかにあるだろう。たぶん。

そうとだけ告げて――

「すー……」

眠った。この状況で

久世藤士郎時貞 >  
「フン。今に見ておれ」

まるで期待していない風の態度に
ならば目にもの見せてくれようと張り切ってみせる

「情報は某も欲しいところだな
 ふむ、瓦版でもあれば良いが」

と思案しているうちに目の前の神様は寝息を立て始めた

剛胆なのか脳天気なのか
はたまた誰にも害されない自信があるのか
どちらにせよ見ず知らずの土地でただ者ではない

と勝手に持ち上げておく
ともあれあまり放っておく気もしなかった

「仕方あるまい・・・・・・とりあえず仰いでおいてやるとしよう」

とりあえずは雨風しのぐのは神社の軒でもかりれば問題ないだろう
なにせ神様が一緒だ

まずは飯と情報
干していた着物を着直し大小をさし、鎧を担げば神社を背に歩き出した

ご案内:「異邦人街」から久世藤士郎時貞さんが去りました。
宮比 奏楽 >  
「くあああ――……」

眠い――お尻をかきながら、しっぽをフリフリ。
静かに揺らして――眠りこける。

「むにゃ……」

にゃむにゃむと、寝言言いながら吉報を待って……

ご案内:「異邦人街」から宮比 奏楽さんが去りました。