2017/01/15 のログ
セシル > 「…よし、行くか」

ミルクティーを飲み終え、紙のカップをゴミ箱に放り込む。
コートの襟元を、節ばった長い指でぐっと寄せた。

今日買ったネイビーブルーのダッフルコートとグレーのマフラーのタグを切り、クローゼットにかけるのを楽しみにしながら、セシルは異邦人街大通りを足早に歩き去っていった。

ご案内:「異邦人街大通り」からセシルさんが去りました。