2015/06/27 のログ
ご案内:「歓楽街・バッティングピッチングセンター」に斎藤 朱莉さんが現れました。
■斎藤 朱莉 > ぶらり、とバッティングピッチングセンターに顔を出す。
その目的は、ピッチング…ストラックアウトの方だ。
「折角だし、数字だけ見てみるかね」
暇をしていたというのもあるが、ちょっと気になったことがあったのだ。
それは「自分がボールを投げたら何キロ出るのか」と言う事。
チョーク投げで鍛えた、と言った時に、昔は130㎞くらい出ていたのを思い出したのだ。
暇潰しの遊びでやったことだが、人狼としての平時のパワーを使えば割と何とかなるもんである。
で、チョーク投げで鍛えた(?)今なら、何キロ出るか。
ちょっと気になってしまったのである。
■斎藤 朱莉 > 「よーっし、いっちょやってみるかぁ!」
手元にはマイグローブ、そしてカバンの中にはピッチングバイブル。
この斎藤朱莉、やるなら遊びでも全力全開が身上なのである。
大きく振りかぶる。フォームは本格派のそれ、足を上げてそのまま体重を移動。
左足で踏み込んで右腕を力強く振る。そしてボールを放ち…
「あっ」
すっぽ抜けた。
■斎藤 朱莉 > 「えー…」
思いっきり的外れな方向に飛んでいくボールを見て自分でドン引きする。なんだこりゃ。
「…このやろォ」
正直本気になる様な事でもないのだが…斎藤朱莉は全力全開だ。
こんな間抜けな結果では帰れない。帰った後の酒がマズい。
もう一度ボールを握り、大きく振りかぶる。
ダイナミックに、より強く、より速くボールを投げる様に、強く鋭く腕を振り…
「あっ」
地面に叩き付けた。
■斎藤 朱莉 > 「ざっけんな!」
自分にマジギレする26歳。地団駄を踏むたびに大きな胸が揺れる。
このまま投げ続けても意味がないと察し、即座に次をチャレンジしたくなる心を抑え込んでピッチングバイブルに手を伸ばす。
「腕は鋭く振れ、って書いてあるよなぁ…」
フォームも多分そんなに間違ってはいないはずだ。そう思いながらもう一度読み直し、気づく。
「…コレか」
速く投げようとして力んだら、コントロールも付かなくなり球速も落ちる。と書いてあった。
速く投げようという意識が行き過ぎて、力みになっていたのだ。
「次は、ねぇ」
ぼす、とグラブを叩き、ボールを握る。
■斎藤 朱莉 > 脱力。力みは敵だ、寧ろ脱力するくらいでいい。
そう意識しながら、大きく振りかぶる。
そのまま腕を、力を入れずに振り抜いて…
「あっ」
届かなかった。
■斎藤 朱莉 > 「アホかアタシは!」
またしても自分にマジギレ、大きな胸がたゆんと揺れる。
いくらなんでも力を抜きすぎだ、届かないくらい抜いてどうする。
「チクショウ、今度こそは…!」
最早何と戦っているのかわからないまま、斎藤朱莉はボールを握る。
■斎藤 朱莉 > 「今度こそ…!」
プレートを踏み、大きく振りかぶる。
しっかりと力を入れ、しかし入れ過ぎず。その塩梅を意識しながら、腕を鋭く振り抜いて…
「おっ!」
放たれたボールは、3のプレートを打ち抜いた。
■斎藤 朱莉 > 「どうだ!?」
だが、彼女が確認したいのはそれではない。球速だ。
このストラックアウトは球速表示もある優れもの、即座に球速表示を見る。
「136㎞、か…」
以前と大差なかった。が、その中にもう一つ確信があった。
「まだ、速くなるな」
■斎藤 朱莉 > 何故なら、まだ力を抜きすぎていた感覚があったのだ。
もう少し、入れられる。
「ここまで来たらもう下がれねぇ…!」
ボールをひっつかみ、またしても大きく振りかぶる。
さっきと比べ、もう少し力を入れて鋭く腕を振り抜く。
「ふっ!」
小さな気合いと共に放たれたボールは、今度は2のプレートを打ち抜いた。
■斎藤 朱莉 > 「どうだ!?」
またしても球速表示を見る…そこには「141㎞」の文字。
「よっしゃ!」
140㎞と言えば、普通のプロ選手でもそれなりと言える速度。達成感が胸に満ちる。
が…それでもまだ、確信がある。
まだ、速くなると。
■斎藤 朱莉 > さっきは、ビビってあまり力を追加できなかったのだ。もう少し入れてもいい感じがする。
「今度は、思い切って見るか…」
ボールを掴み、大きく振りかぶる。
今回は先程と違い、大胆に力を入れてみる。
入れ過ぎないようにしつつ、だが力を入れて強く振り抜く。
「どうだっ!」
投げたボールがまっすぐ行くのを見るや否や、即座に球速表示に目をやる。
■斎藤 朱莉 > 表示は…139㎞。
「んだと…!?」
落ちている。少し力んだか。
即座に反省し、そしてボールを掴む。
「今度は、もう少し調整だな」
大きく振りかぶって、そして直近二回の中間点辺りを意識しながら腕を振る。
■斎藤 朱莉 > 「(おっ…?)」
腕を振りながら、何かを感じる。そう、力が的確に伝達されていく感覚。
振り抜いたボールが5のプレートを打ち抜くか抜かないかの瞬間に球速表示に目をやる。
そこにあった数字は…
「よし…!」
146㎞。プロ野球選手でも速球派と言えるレベルの球速だ。
■斎藤 朱莉 > 小さくガッツポーズ。大きな胸が小さく揺れる。
一応納得出来る成果を得たわけではあるが…
「…後は、覚えねぇとな」
最早当初の目的を忘れ、この感覚を覚える事を意識し始めてしまった。
■斎藤 朱莉 > そのまま、しばらく投げ込みを続け…安定して140㎞オーバー、最速148㎞に到達した辺りで切り上げた。
「よし、今のアタシのMAXは148㎞だな…!」
そんなものが教員生活の何に役立つのか、そんなものは本人にもわかってないしどうでもいい。
ただ、なんとなく目的を達成したような、そんな感覚。
それをツマミに、後は帰って酒を飲むだけだ。
いい汗をかいた、と意気揚々、職員寮に戻って行った…。
ご案内:「歓楽街・バッティングピッチングセンター」から斎藤 朱莉さんが去りました。
ご案内:「歓楽街 とある水着ショップ」に洲崎さんが現れました。
■洲崎 > うーん、これも良いしさっきのもいいなぁ♪
【水着を選ぶ男が一人、夏に向けてこれから水着は
どんどん売れているのでこういった光景も珍しくはない
ただ1つ、男が手に取り眺めているのが女性用。
しかも子供サイズの物なのを除けば】
ご案内:「歓楽街 とある水着ショップ」から洲崎さんが去りました。
ご案内:「歓楽街 とある水着ショップ」に洲崎さんが現れました。
■洲崎 > 子供っぽいのもあれだし…かといってビキニもなぁ。
ハハ、最近の水着って多すぎだね♪
【女性用水着のコーナーを散策する男に向けられる視線はほとんどが冷たい
オープンなタイプの変態なのかと噂する声も聞こえてくる】
■洲崎 > うーん…どれがいいかなぁ♪
【物色しながら店内を練り歩く。店員もあまりに明るく水着を物色する
男に注意をすることもなく、だが声をかけようともせず…周りのお客達も
男を避けるように距離を開ける】
…うん?何かこれって…ATフィールドみたい!
■洲崎 > まじかぁ…僕もついに異能が目覚めちゃったかぁ♪
【のんきに笑いながらこれだと思った二つを手に取り眺める
どちらも色は黒のワンピースタイプとビキニタイプ
どちらも真剣なまなざしでじっと見つめ…】
んー……これは…外せない選択だなぁ
■洲崎 > でも僕思うんだ…守りは良くないってね♪
【悩んだ末、黒のビキニタイプの水着を手にレジに向かう
ニコリと笑顔で会計を済ませ、男は悠々と店を後にする】
ご案内:「歓楽街 とある水着ショップ」から洲崎さんが去りました。