2015/09/01 のログ
ご案内:「歓楽街/中央通り」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > (歓楽街、その中央に位置する一際と広い通り。
左右にはネオンで飾られた、如何にもな店が立ち並び。
呼び込みの声、酒と煙草と香水の匂い)

いつ来ても、何時も通りであるな、ここは。
(咥えた紙巻、煙を宙へと吐き出せば、特に何と理由や目的がある訳でもなく、歩く魔王様が)

ギルゲイオス > (歩く人々は、大体が男性。
場所柄、それもそうかといった所。
酔っぱらった男性に付き添う、妙に派手な衣装の女性は、そういう仕事の方か。
後は、そう。
異邦人の店員をを売りにしたような店、がちょいちょいと見受けられる気がする)

…………『猫耳メイド喫茶』
(一つ店の前、無駄に神妙な顔をして看板を見上げた。
呼び込み曰く、『本当に耳と尻尾の生えた女の子』が居るやら何やら)

ま、まぁコレはコレで、上手い事此方の世界に溶け込めている、というのだろうか?
(喉元で小さく唸ると、首をかしげた。
ヒトの姿に獣の特徴を備えた存在、というのは元の世界には普通に居たせいか。
それを売りにする理由が良く分からないが)

ギルゲイオス > (近い種族のモノの方が、落ち着く。
という理由で行く異邦人も、居るのかも知れないが)

此方の世界、そのヒトの業というモノは、我が思う以上に深いのかも知れない、のである。
(よくと語られる、萌え、という感情。
或いは、それは既に深淵へと達しているのか)

余り深く考えないでおこう。
(うっかり覗き込むと、正気をチェックされかねない。
浅く呼吸をすれば、踵を返し。
再び、通りを歩き始める。
何処の店に入るでもない、ただの散歩が続く――もっとも、使うような金の余裕が、無いのだが……)

ご案内:「歓楽街/中央通り」からギルゲイオスさんが去りました。