2016/06/30 のログ
ご案内:「歓楽街」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > (テストも近いというのに、この街は不夜城である。
 テストなど関係ない学生が遊んでいるのだろうか。
 それとも一種の現実逃避か。
 ともかく問題を起こされては色々面倒なので、
 今のうちに見まわっておくことにする。
 夜だというのに昼間のように明るい)

もうここで迷うことはなくなったな…

佐伯貴子 > (一応大きめの通りを歩いているのだが、
 基本的に大きな迷路のような場所である。
 遊び慣れるか警邏でもしないと迷ってしまうかもしれない。
 ジメッとした夜である。
 あまり気持ちの良い仕事ではない)

佐伯貴子 > (カラオケから出てきたらしい集団が溜まっている)

おーい、風紀委員だ。
迷惑だから散れ。

(聞こえているのかいないのか。
 半ば強引に解散させる。
 捕まえるほどではないので、
 集団もこちらも適当である。
 学生同士というのはこういうグレーゾーンで不便である)

佐伯貴子 > 「ケンカだー!」

(遠くから聞こえてくる。
 走らなければならないし、
 事件になったら書類を書かなければならない。
 とても面倒である。
 来年一年くらいはデスクワークだけでなんとかならないものか。
 受験を控えた佐伯貴子はそう思いながら走りだした)

ご案内:「歓楽街」から佐伯貴子さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」にバラルさんが現れました。
バラル >  
 
「くっ――あー、っ!」

 何してるの?――ゲームをしているの。
 ゲームセンターの入り口に置かれた、3つのボタンを叩くアーケードゲームに興じる紫髪の少女のような姿。
 いわゆる"音ゲー"ではないものの、びしばしと忙しなく筐体に備えられたボタンを叩く様からはそこそこの難易度が伺える。

「これで残機1――ゲームのくせに、やるじゃない。」 

 所謂ミッションに失敗したらしい。
 画面の中の残機を示すであろうマークが一つ減る。
  

バラル >  
「次は……」

 上手くお手本通りの体操が出来ると、キャラクターの胸が成長する――と言った筋書き。
 ゲーム内容としては、お手本キャラクターの動作を記憶し、
 タイミングよく動作通りにボタンを押してスコアを競うミニゲーム(ミッション)。
 
 とても簡単なものだが、やけに判定がシビアな類でもある。――いわゆる"難関"。
 息をのみ、プレイを開始する。
 
 

バラル >  
 
 結果、惜敗。
 コンティニューを要求するカウントダウンを後目に筐体から離れ、歓楽街に出る。

「うぅん、暇ねー……吹聴役も手駒ももう十分なのよねぇ……。
 もう少し位遊んで増やしても良いけれど……」

 たまには趣向を変えて、歓楽街の適当な子を誘い込んで堕とし込もうか。
 ざっくりと思案しながら路を歩く。
 

ご案内:「歓楽街」に浦松時子さんが現れました。
浦松時子 > 久々に歓楽街へと足を運ぶ。
あまり騒いだりする趣味は持ち合わせていないが偶には外食でもしようと足を運んだだけで。

「ふう、ごちそうさまでしたっと」
店を出て帰ろうかもう少し遊んで行こうかと悩んでいる矢先に寒気がする。

長年生きている故の半ば異能じみた「勘」が子の辺りにやばいのがいると告げている。

それが誰なのかと思い周りをきょろきょろと見渡していた。

バラル >  
 色々と濃いものは伺えるだろう。
 魔力・装い・立ち居振る舞い・第六感やそれに準ずる何かに働きかける警報――
 ――いろいろと、わかりやすく濃い。

「――んぅ。」

 いわゆる中華屋でお持ち帰りタピオカミルクを購入。
 それを片手に歓楽街の雑踏を眺めている。
 せわしなく見渡している者が居れば、何もしなければ程なく気づくか。
 
 

浦松時子 > タピオカミルクを飲んでいるツインテールの少女。
あれだろう、他とは明らかに違う。

だからと言って別に善人か悪人か、そこまではわから無いし、どんな人物かを見極める必要がある。
本当にやばい人物ならさっさと逃げればいい。

そのツインテールの少女に近づいて。
「あら、それ美味しそうですね、どこのでしょうか?」
まずは普通に話しかけてみた。

バラル >  
「――あらっ?」

 普通に話しかければ確かに応対する。
 興味を示した少女へと、視線と身体を向けた。

「そこの……名前は忘れたけれど、お持ち帰り用の窓口のあるところだったわねぇ。
 肉まんがメインだった風にも思えたけれど、食べる気分じゃなかったから飲物だけにしちゃった。
 ――こんばんわ、かしら?」

 存在感こそ濃いし本能的に危険を告げる類ではあるものの、
 応対そのものは至って普通のものを返すだろう。

 

浦松時子 > 「はい、こんばんは…なるほど~私はさっき食べたばかりでお腹いっぱいですから、今度来た時にでも」

応対そのものは普通だ。
少なくとも会話が成立しないような類のバトルジャンキーではない。
だが本能が危険を告げている。

「失礼ですが…貴方ただ者じゃないですね、ああ、風紀委員とかじゃないから安心してください、ただ強い人とか危険な人はそれなりに覚えておかないとここで平穏無事に過ごせないので」

とりあえず敵ではないことを告げて。

バラル >  
「――ああ、そういう人。」
 
 接近から保身を張った様子を見て、分かりやすい程の落胆を見せる。
 少なくとも舌と頭が独特に回る類だ。
 会話の成立するバトルジャンキー ないし 遊び好きにとっては残念なものだったのだろう。

「そうねぇ。危険が怖いのなら、クライシスが日常でないならばここに近づかないって手もあるけれど……
 ……危険な乱暴者相手に遊び場を奪われるのも厭だから、そうするのかしら?」

 からかうように言葉を転がす。
 警戒している以上連れ込める類でもないだろうし、歓楽街で暴れるのはリスクも高い。
 故に、言葉を当てて反応を愉しむか。

 

浦松時子 > がっかりしている様だ
確かに危ない人物あのは間違いないが、危険な人物でなないのか。

危ないと危険は違う。
おかしな話だが人を襲う猛獣と檻に入っている猛獣の違いみたいなものだ。

「いえいえ、長生きしているとほどほどの刺激がないと退屈してしまいまして、死にはしないんですが死ぬほど痛いのは嫌ですし、ちょっと遊ぶ程度ならいいんですけどねえ」

ここに関しては本音。
適度な刺激がないと長生きなんて物は耐えられない。
だから危険なのは分かっていても近づかずにはいられない

バラル >  場所と手が悪い。
 ――労に見合わない。檻を破って襲うのは労の要る行動なのだ。
 どちらが檻か、と言うは置いておくとしても。

「長い気しているようにはとても見えないわねぇ――
 ――あぁ、でも、それにしてはちょっとケチくさい感じ。
 どの位生きているのかは知らないけれどぉ、小さな刺激で満足出来るの?」

 長生きを高く見積もる。
 退屈しているのは嘘ではないし筋が通っているが――保身が強い。
 あるいは、謙虚に出来るだけの余裕か。
 

浦松時子 > 「正徳5年、大体300年ほど前ですね」

300年たっても生年月日をきっちり覚えている、人間の記憶力って意外とすごいと思う。

「けち臭い…ですか」
ちょっと考えて

「場所変えませんか?ここじゃちょっと人目につきます」
お互いに退屈していたんだろう。
ちゃんと実力があればわかる程度の殺気を出してみる。
偶には分かりやすい挑発に乗ってみるのもいいだろう。

ご案内:「歓楽街」に松渓つばめさんが現れました。
バラル >  
「思ったより長いのねぇ。
 ――ん、構わないわよ。何処にでもついていきましょう?」
 
 概念的なものでなければ相当の長さではあるだろう。
 乗ったと見れば薄く笑みを浮かべ、殺気を覚え、そのままついていくだろうか――。
 

松渓つばめ > 学生にエネルギーは大事だ。
それは甘いものにそれほど心を惹かれない彼女であっても例外ではなかった。

「……む?」
片手に持ったアイスクリームに口をつけようとした時。つい最近聞いたような声があったのだ。
今は、頭の巨大な耳がその僅かな音も捉えてしまう。

浦松時子 > 「スラムなら近いし、ちょっと暴れたぐらいじゃ誰も言いません…そこでいいですか?」

相手が笑みを浮かべる。
乗ってくれたようだ…と思いスラムへと足を運ぶ。

その途中で知った顔を見かけて

「あらお久しぶりですつばめさん、残念ですけど今からこの子と愛し合いにちょっと行ってきますので」
ほほほ、と笑う
まあ愛し合いでも殺し合いの類なのだが

バラル > 「そうしましょう――って貴方達、知り合い?」

 スラムに足を運ぶさなか、交互に二人を見る。
 片っぽはこの前弄り倒した少女だ。服は戻っているが、耳はそのままか。
 とは言え平然としている辺り、慣れたのだろうか。

「ま、そう言う訳だから遊んでくるわ。おきちゅねちゃん。」

 くす、と、意地悪に一つ 煽りを加えた。
 

松渓つばめ > 聞きつけたとは言え・・・正確な方角、位置を把握したわけではなかった。
まだまだ動物の強力な聴覚に不慣れなのだ。

「え? ってそこのアンタ――   ん?は、トキコ、ぇえ??」

それぞれ『ケンカ』した相手が二人。
自分が補足するまえに声をかけられ煽りかなんかよくわからないご挨拶。

「あー    ハァ」
さすがの娘も気の抜けた声に点目でガチョーンポーズのまま二人を見送るしかできないのだった。

浦松時子 > 「ええ、昔ちょっとだけ」
本当にちょっとだけなので向こうが覚えているかどうか不安だが

「ではそう言うことなので、失礼しますね~」
ニコニコと笑って、これから殺し合うとは思えないぐらいにこやかにわたってスラムへと足を運んで行った

ご案内:「歓楽街」から浦松時子さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」からバラルさんが去りました。
松渓つばめ > ――そう。『最近のというかこの時代の子ガチョーン知らんやろ』というツッコミは受け付けられない。
ほんの一度歴史的資料のようなもので、物心つく前に見た映像が呼び出されるほどにあっけにとられていたのだ。

たっぷり15秒はそうしていたろう。
「つか、愛し合いってマサカあの二人デキてたわけ?」

松渓つばめ > 方や、かつてつばめをほぼコテンパンにのしてくれた蟲の親玉。ヤツのシュルシュル触手でズバズバとなんでも切り裂き吹き飛ばす(誇張表現)技は洒落にならない。

方や、よくわからない高飛車笑い。どうも魔術への適性は滅茶苦茶高いみたいだが、その真の実力はまだまだ不明瞭だ。

「ふ~~~む」
大きな狐の耳とシッポをぴっこぴっこ動かして、考える。これもつい先日あのタカビー娘の呪いかなんかでつけられたものだ。

松渓つばめ > で、愛しあうとか言ってたわけで。
もやもやもやもや。

『ウフフフフ○○さんもぉこんな風になって。私の蟲たちがまさかクヌギの樹液より美味しいものがあるなんてお腹いっぱいって言ってますわよぉ』
『アーッハッハッハそれは良かったわね、さあ次はこちらの番だわ時子。この呪いは自分にもかけられて見るが良いそしてコンセイサマ思い出すが良い』

どすんどたんばたんどどどどどごごごごごちゅどーん。

やもやもやもやも。
「――ま、アリなんじゃないかしら。アリ。人の愛の形に口を出すのはヤボだわ」
ウン、と納得しています。果たしてありでしょうか……。

松渓つばめ > あの二人は落第街方面に歩いて行った。あの先のエリアには結構モーテルとか多いんだよなー。やっぱガチだったんだよなー。
今度会ったら戻してもらうついでに弄ってやろうと思うが。

「しかし、ヒマになったわね」
急にトラブルかと思いきや肩透かし。落差は人をヒマと思わせる。
「――ぉ?」
見れば、ぽつぽつとしょうもない店の客引きが、店の前にお姉ちゃんの看板なんかを準備し始めている。
「ハハ、お行儀の良い女の子は退散退散。
お兄さんたちにもメーワクだわ」
ホストクラブの一種だろうか。そろそろ開くから寄って行かない?と言われても。
ごめんねあたし貧乏なのってお兄さんに伝えると切腹を感じるが、その痛みは意識的にシャットして別の目的地を求めていた。

ご案内:「歓楽街」から松渓つばめさんが去りました。