2015/07/17 のログ
ご案内:「落第街大通り」にやなぎさんが現れました。
■やなぎ > (だらしなく軍服を着て焦燥しきったような顔をした男が、ふらふらとここへ現れた。
「…地図……」
きょろきょろと回りを見渡して、溜息をつく。それを繰り返し行っていた。
昨日の夜、どこかで酒を飲んだことは覚えている。
その店で地図を取り忘れたのだと確信していた。
しかし、道がわからない。
「どこ…ここ……」
■やなぎ > (見るからに怪しい店の看板が掲げてあったり、ガラの悪そうな人がこちらを睨み付けながら通りすぎたりしている。
「・・・・」
ここは以前行ったことのあるスラムの一種だと思った。
「か、帰ろう」
元々方向音痴の身に、地図まで無くしてしまっては詰んだも同然なのだと感じた。
最後の望みである方位磁石をとりだした。
■やなぎ > (針は正常に動いた。
安堵の溜息をもらす。
ある少女に教えてもらった、大時計塔への方向は大方把握できた。
「…少佐ぁー……」
男は嘆きながらこの場を後にした。
ご案内:「落第街大通り」からやなぎさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」にメグミさんが現れました。
■メグミ > 「あら、今の御方は……」
巡回中、迷っている様子の軍服の青年を見かけたものの、
声を掛けようとした所で出ていってしまった。
足が速い訳でもないので、追いつけない。
「あらあら、大丈夫でしょうか……。」
■メグミ > 去って行った青年を追う事は諦め、無事を祈りつつ仕方ないと溜息一つ。
そのまま、おっとりした様子で巡回を続ける。
「……やっぱりここも、変わっていませんね……。」
■メグミ > 「……この辺りは問題もなさそうですし、そろそろ行きましょうか。ふぁぁ……」
欠伸一つをして見せて、その場を後にするだろう。
ご案内:「落第街大通り」からメグミさんが去りました。