2015/08/07 のログ
メア > 「その才能無しにしてやられた連中は、どうなるんだろうね♪」

そう言って数秒固まる

「…ん……いただき、ます……」

手を合わせナイフとフォークで食べ始める
どうやらグリムは引っ込んだらしい

『室長補佐代理』 > 「その才能無しを上手い事扱った『公安委員会』にやられたのさ。組織を舐め過ぎってことだ」
 
所詮自分はコマでしかない。
その自覚は強くあり、事実、クロノスの一件などはまさにソレだった。
男自身は、別に強力な異能者でもなければ、才気あふれた魔術師でもない。
それでも、敗れたのなら……それは、積み上げたものに負けただけだ。
強いて言えば、知識と経験の差である。
そしてそれを男に与えたのは、他でもない『公安委員会』でしかない。
 
「おう、メアもどったか。たんとくえ」

メア > 「む…おいひぃ……」

口にパンケーキを含むと嬉しそうに声を漏らす
甘い甘いパンケーキは少女には美味しく感じられ
サイズも大きすぎないのでどんどん胃の中に入っていく

「…補佐……名前、何…?」

補佐とずっと呼ぶのが何だか妙な感じがしたのか名前を訪ねる

『室長補佐代理』 > 「室長補佐代理、だ。名前は朱堂緑」
 
名前は本来、仕事中は名乗らないのだが、最近もう隠す必要もあまりなくなってきたので、聞かれるとわりと普通に答える。
調べようと思えばあっというまに調べられる情報になってしまった以上、無理に隠しても相手の不興を買うだけだ。
なので普通に名乗るは名乗るが、男は自分の名前があまり好きではないので、若干仏頂面である。

メア > 「じゃぁ、朱堂……朱堂は、甘いの…嫌い…?」

そう首をかしげる、仏頂面なのも相まってとても不機嫌そうに見えている

『室長補佐代理』 > 「いや、嫌いじゃねぇけど……まぁ、そんな得意でもねぇな。どうした? もしかして食いきれねぇのか?」
 
そういって、メアの方を向き直り、皿を覗き込む。
さっきあんなにガンガン食ってたし、腹が膨れても無理はないが。

メア > 「お腹、減ってない…のかな…って…」

自分だけ食べているのが何だか申し訳なくなったようだ
得意じゃないと聞くと納得したようにまたパンケーキを食べ始める

『室長補佐代理』 > 「ああ、まぁ、あんまり腹減ってねぇよ。大丈夫だ」
 
本当は少し減っているが、かといって此処の若干大きめのパンケーキが入るほどの容量はない。
当然それだけの甘さを許容できるだけの舌もだ。
故に、今はただコーヒーを啜っている。うまい。
 
「むしろ、メアがくいたりねぇならもう1枚くらい頼んだっていいんだぞ」

メア > 「そっか……」

頷き、パンケーキを食べ進める
最後の1枚を口に居れると口を拭い

「……お腹、もう…いっぱい…」

通常サイズでこれである、チャレンジメニューなど夢のまた夢だった

『室長補佐代理』 > 「なら、丁度よかったな」
 
グリムの予想がまさに的中したことに笑みを漏らす。
やはり、自分の事は自分が一番わかっているということか。
彼女からすればメアも自分も同じ体なのだ。
自分の腹の具合くらい、そりゃあ分かるということなのだろう。
逆に言えばメアはそこで不明に陥る程度には甘いものに目がないということでもある。
それはそれで、少女らしい微笑ましい特徴とはいえる。
 
「食後の茶か何かがほしけりゃ好きなの頼んでもいいぞ」

メア > 「うん……」

ポンポンとお腹を撫でる、かなりお腹はふくらんだ様で

「要らない……」

お茶すら入らない、そう言った感じだ

『室長補佐代理』 > 「なら、いいか」
 
コーヒーを飲み干して、一息つく。
少し休んだら、もういつでも席を立てる。
 
「メアが食休み住んだらでるぞ。それとも、グリムが出てきて別腹とかいいだすのか?」

メア > 「だい、じょぶ……後、3分…」

そう言ってじっと座っている
数分もすれば胃が楽になり朱堂と共にメアは店を出る

『室長補佐代理』 > 「まぁ何分まってもいいから、よかったらでるぞ」
 
そういって、また深く椅子に座りなおす。
暫くまって、メアが出ると言い出したら、会計を済ませて出ていくことにする。
別にもう仕事上がりだし、どれくらい時間がかかっても構わない。

メア > 「…ごちそう、さま……」

数分後、会計を済ませた二人が店から出てくる

「これで、貸し借り…なし……」

『室長補佐代理』 > 「別に、これで一回換算で、またもう一回くらいは奢ってもいいけどな」
 
実際、今日助けて貰って、以前は図書館で手伝ってもらっている。
この男からすれば、二回分だ。
 
「まぁ、そのあたりの勘定はそっちに任せるわ。んじゃ、帰るか」

メア > 「別に、いい…のに……」

気にしなくていい、本心からそう思っているが
次も何か奢ってもらおう、そう思い

「うん、帰る…」

そう言って歩き出し、女子寮の方へと去っていった

ご案内:「落第街大通り」からメアさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から『室長補佐代理』さんが去りました。