2015/11/14 のログ
ご案内:「落第街大通り」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > 結局、祭りであろうとなかろうと――
(咥え煙草に紫煙をくゆらし、夕暮れ訪れ始めた落第街の大通り、人通りの合間を縫うように歩く長身の魔王様)

一番と変わらぬのはココなのかも知れぬな。
(視線を巡らせれば、相変わらずと立ち並ぶ怪しい店、怪しいヒト、怪しい何か。
陶然と言えば、当然か。
華やかな祭りとは最も関係のない場所、故に残滓さえもありはしない)

ギルゲイオス > さて、まぁぼんやりと来てしまった訳であるが。
(そもそも、ぼんやりと来る場所でもないのだが。
一度来てしまえば何とやら、ここの空気にもある程度慣れたご様子。
紙巻を指で挟んで煙を吐き出すと、少々と思案気に)

何時も通り魔術の触媒でも買って帰るか、或いは何処か酒場にでも寄ってみるか……後者は少々と、危なっかしさを感じなくもないがな。
(何が出てくるか分かったモノではない。
比較的きれいで、ヒト入りのいい店であれば、ある程度は問題ないのだろうが。
考える合間にフィルターを咥えると、緩く足取り、歩き始める)

ギルゲイオス > ま、良いさ。
少なくとも大通りを普通に歩いている限り、そうそう命に係わる状況にはなるまい。
油断しすぎない程度に、ぶらつくとしようかの。
(フィルタ越しの煙を吸い込めば、紙巻の先端が赤くと光り。
ぶらりのらりとすすむ、足の音。
日の暮れる少しと前まで、その辺りをウロついていたようだ)

ご案内:「落第街大通り」からギルゲイオスさんが去りました。