2016/08/15 のログ
クロノ > …っふふー、えっへん。
(彼に誉められて、男の子は得意気にまた胸を張る。同じく続けてエンジンを一度軽く吹かす。語彙は多くても、笑顔をはじめ表情のパターンや、感情表現の行動パターンは人間と比べるととても少なくて、毎回同じ挙動を繰り返す。こうして長く話していると、このロボットが次にどのような挙動をするのか、予想するのはそう難しくは無くなってくるだろう。それだけ、作り込みが浅い旧式の機械、と言える。)

…ふふふ、ははは。そりゃあ、一大事だね。
(音量の件には男の子も楽しそうに笑って頷いて、自身の提案を快諾してくれたことにまた礼をひとつ。)

…ぅん、そうだよ。屋外ではガソリンエンジン動いて、騒音や排気問題になる屋内ではコンセントとかの外部電源か、それも出来ないところではバッテリーで動くよ。…人間と同じ食事もするけど、栄養を摂取している訳じゃなくて、コミュニケーションとお料理の学習のために出来るようになってるんだー。
(彼と並んで歩きながら、自身の機体の構造とか色々、さっそく機械談義に花咲かせて。ここに来てまだ日の浅いロボット医師の、新しいお友だちとの夜は更けていく。)

不知火 械徒 > 「………なんか、さっきも同じの見たな。ま、いいや。」

先程も胸を張ってエンジンを吹かせていたような気がすると口にする。
しかし、それで何か不利益になっているわけではないから問題はないだろうと気にしないでいて。

「音量調整が出来たら、一応は使い物にはなるかもしれねぇけどな。」

ひとまず、そこだけ改善が出来れば何とかなるかもしれないと話す。
他の問題点は、少しずつ直していけばいいと楽観的なスタンスでいた。

「はぁー、色々と考えて作られてんだな、お前。120年前なのに、すげぇなー…」

環境によって動力源が変化したり、目的は違えども食事も出来るらしいと聞くと、
120年前のロボットなのに其処まで機能が発達しているのかと感心する。
そのまま、並んで歩きながら色々と機械に関する会話に花を咲かせて、有意義な時間を過ごしていくのだった。

ご案内:「落第街大通り」からクロノさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から不知火 械徒さんが去りました。