2016/09/05 のログ
ご案内:「落第街大通り」に不知火 械徒さんが現れました。
■不知火 械徒 > 落第街大通りの一角。機材を組みこんだ荷車の傍で、持参した三脚椅子に座り込んでいる男が居た。
「くぁ~………ま、誰か一人でも脚止めて見てくれりゃ十分だろ。」
普段は出店など出すことなどしないのだけれど、今回は事情が違う。
荷車に乗せた「全自動芋焼き機」のテストを兼ねている。
既に何度か内密にテストをしているが、こうやって第三者を交えてのテストは初。
自分とはまた違った視点からの評価を期待してのことだった。
「………やっぱまだ早かったかぁ?」
そして、この閑古鳥の鳴いている状況だった。
足を組んで、退屈そうに欠伸をしている男であった。
■不知火 械徒 > 「ま、今日はここまでにしとくか。」
椅子から立ち上がり、椅子を荷車に乗せると重たそうに引いて大通りを後にするのだった。
ご案内:「落第街大通り」から不知火 械徒さんが去りました。