2016/12/15 のログ
ご案内:「地下闘技場」にオルファさんが現れました。
オルファ > ストリートファイトのために存在する地下闘技場。盛り上がる集団のその片隅に、その狼は居た。人よりも優に頭一つ分大きく、屈強な肉体を持つ狼の獣人である。

「……ふん、こんな場所があったとは思わなかった」

殺人は禁止――というルールが定められているものの、狼にとってそれは血沸き肉踊る場所だった。拳での殴り合い、魔法も飛び交う戦いの光景に、闘争心が湧き上がる。

オルファ > 腕を組み、現在行われている試合の光景を眺める。人対人の戦いのようだが、その盛り上がりは尋常ではない。毎回、このように盛り上がっているのだろう。自分の戦いぶりが客からの注目の的になるのであれば、これ以上ない場所だ。

「いいじゃねぇか、気にったぜ」

今殴り合いをしている人間は視界に無かった。周囲を見回して――いかにも殴り合いが上手そうな、面白そうな相手を探している。

オルファ > 周りを見渡すものの……

「ダメだな……また機を改めるか」

お目当てに担う存在がいなかったのだろう。踵を返し、呟いた。

ご案内:「地下闘技場」からオルファさんが去りました。