2017/05/24 のログ
ご案内:「落第街大通り」にオルファさんが現れました。
オルファ > (落第街の一角、高い建物の屋上にその狼はいた。)

ケンカねぇ……ふふ、いい光景じゃねぇの。もっとやれ。

(路地裏でふたりの男が殴り合いの喧嘩をしている。それを止める者はいない。ビルの角で腰を下ろし、タバコを咥え火をつけた。ふぅっ、と一つ吐くと白い息と煙が吹き出る)

互いに殴り合いができる相手ってのはなかなかいねぇんだ。存分に殴りあえ。何をしでかしたかは知らんが、俺はそういうのを眺めるのも……嫌いじゃねぇよ。

(当然喧嘩しているふたりには届かない声量だが、囁くように言うその獣人は見下ろしたまま暫し、タバコを楽しむ。その光景を羨ましがりながら……)

オルファ > 互いにヘナチョコだが……必死に殴り合ってんな。

(タバコがだいぶ短くなりつつある。ふたりの男は互いに出血の激しい喧嘩を繰り広げていた。その戦いもそろそろ佳境だ。)

喧嘩を見てると滾るねぇ……。俺も、暴れたくなっちまうだろうが。
ちょっと前の公園で出会ったマシンや女……あいつらは強い。それに、話の通じないドラゴンも居たか。そいつもめちゃめちゃに強かったな。
そういう、殴り合いが好きなんだよ、俺は。

(単なる独り言だ。と、その時――決着がついた。片方が後ろ向きに大の字に地面に倒れ、動かなくなった)

オルファ > おー……終わったか。

(こちらも丁度タバコを吸い終えたところだ。タバコを指で揉み消しながら光景を見下ろした。)

僅差だったな。どんぐりの背ぇ比べってやつか。
ま、いい見世物になったとは思うよ。……ん?

(勝利を勝ち取り、何か敗者の男へと吐き捨てた男は満身創痍で足を引きずるように歩いていた――その背後から、突然現れた巨大なオークが迫る。)

最近オークがよく出るって言うもんなぁ。
喧嘩でダメージ負ってる奴を狙うたぁ、卑怯だな。

(どっこらせ、と立ち上がると――ビルの屋上からオーガめがけて飛び降り――)

そういう卑怯なやり方、俺は好きじゃねぇ!

(なんて今日一の声で叫びつつ、オーガを蹴り飛ばして吹っ飛ばす!!!)

オルファ > ッハ……折角良い喧嘩を見て気分がハイになってたのによ。邪魔すんじゃねーよ。

(蹴り飛ばしたオーガは衝撃の強さに立ち上がることもできない。
鼻を鳴らし、動かないオーガはそのまま放置した)

ご案内:「落第街大通り」からオルファさんが去りました。