2017/11/18 のログ
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 落第街…何時でもここはトラブルに事欠かず、また同時に刺激も多い混沌とした街である。
そんな街中を、今日も私服姿でブラリブラリと、当ても無くマイペースに歩く一人の少年。
暢気な足取りは、しかしのらりくらりと人の波にぶつからずに避けながら視線は面白い事でも無いかと周囲を眺める。
フと、覇気の無い瞳がなんとなく前方…キョロキョロと周囲を見渡している少女を捉える。…全体的に黒っぽい。
(…あれは、猫耳デザインなのかなぁ)
等と、ボンヤリと思いながら鼻歌を口ずさみつつ歩く。何処かのライブ施設で偶然聴いた曲調。
それが、目の前の少女が歌っているレパートリーの一つだとはこの時点ではまだ知らない。
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■安藤 恵那 > 「よーし、次はあのお店…むっ」
次なる標的に狙いをつけ、勇んで歩き出そうとしたところで
喧騒に混じって耳に届いた鼻歌に動きを止める
そのままぐりっと顔が鼻歌の主に向けられ、その動きを目で追う
そして目の前を横切っていった男の後に続く
足取りは軽く、ご機嫌な様子だ
鼻歌に合わせて小さく歌詞を口ずさみながら、その背後ついて歩いた
■笹貫虎徹 > 「♪~……♪~~♪~」
流石に、歌に関してはお世辞にも上手いとはとても言えないレベルの少年だ。
ただ、唯一その音程等に関してはかなり正確で、少女の歌を一発で耳コピ出来ていると言えなくも無い。
…勿論、何処かのライブハウスで一度気まぐれに訪れて偶然聞いただけの曲だ。
少女の姿は覚えているが、名前もましてや曲名も実はよく知らなかったりする。
それよりも、何故か周囲の客が異様なテンションだった記憶の方がやや印象に強く…。
(…そういや、あの時のライブって、俺以外みーんなテンションがアレだった気が…お?)
フと、鼻歌を口ずさみながら後ろへと何気なく振り返れば。一人の少女が後をついてきていた。
…ついさっき擦れ違った筈の猫耳少女だ。彼女が口ずさむ歌詞に一瞬キョトンとした顔。直ぐに気付いた。
(……あ、あ~~…この子、あのライブハウスで歌ってた子かな?)
あの時とは衣装がまた違ったから気付かなかったらしい。なんとなく鼻歌を続けつつ暢気に会釈してみる。
■安藤 恵那 > 歌うのは大好きだけど、聞くのも好きだ
ましてその唄っているのが自分の持ち歌と同じとくれば、シンパシーを感じるのは必然
ご機嫌で彼の後を付け回していると、その彼が振り向いた
少女はにんっ、と笑顔を見せると、そのまま会釈する彼の腰の辺りにタックル
勢い余ってぶつかった、というよりは明らかに飛びついてきた
「ねぇねぇ、お兄さんひょっとして今日のお客さん!?」
お侘びや挨拶の言葉より先に彼に向けられたのはそんな言葉だった
さすがにそれは飛躍し過ぎではないだろうか
そんな事を考える冷静さを少女は持ち合わせていなかった
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 音程だけはやたらと正確に合わせつつ、鼻歌は相変わらず続く。だがまさか本人と遭遇するとは予想外だ。
そして、振り返った姿勢でのままいきなり腰の辺りにタックル…するように飛びついてきた少女を受け止める。
この辺り、体術を叩き込まれているので動きは無駄が無く鮮やかである。
明らかに飛びついてきたっぽいノリだったが、少年はマイペースだから気にしない。
「…おっと。…んや、数日前に一度だけライブハウス、だっけ?入った時に偶然聞いたノリの良い曲。
…まー、たぶん君が歌ってた曲だと思うけど…。」
そう素直に説明しつつも、律儀に少女を受け止めた姿勢である。往来のど真ん中だがそういう事を気にする二人ではなかった。
■安藤 恵那 > 「それ!その歌!」
腰のあたりにしがみついたまま顔を上げ、彼が
「おぉー…。じゃあファン?私のファンだね!やった!
直接話ができるなんて、抜けてきて良かったー!」
最初は尋ねているような口調だったが
二言目をついだ時には既に彼女の中では確認が確信に変わっている様子で
その喜び様はむしろ少女の方が彼のファンであるような熱狂ぶりで
作り物のはずのフードの猫耳までピコピコ動いている
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 「…いや、ファンっていうのかなぁ?俺、ライブハウスで君の曲を聴いたのそれ一度だけしかないけども…。
あー…でも、俺、歌とか疎いけど良い曲だったと思うさ。…アレだ、曲名忘れたけど次のバラート?みたいなしっとりした感じのも好きだったなぁ」
完全にファンと誤解されてしまった気がするが、勿論そういうのではない。
ただ、精神耐性がやたらと高い故に…”精神に影響を受けず”純粋に歌そのものを聴いていた。
だからこそ、その曲や歌詞を気に入った訳で、そういう意味ではファンというのもあながち間違いではない。
(…と、いうかその猫耳どうなってんだろうなぁ。何か動いてるんだけど)
とか、ぼんやりそのピコピコを眺めつつ、少女を抱えたまま軽くダンスを踊るように右にステップ。
勿論踊ってみた…訳ではなく、単に通行人を少女を抱えたまま避けただけである。
■安藤 恵那 > 「一目惚れってあるでしょ?歌だっておんなじだよ。回数なんて関係ないない。
あ、サインとかいる?…しまった!書くもの持ってない…」
一度だけしか、という言葉をブンブンと激しく首を横に振って否定してみせ
その高いテンションのままに次々と話題と表情を変えていく
「なんかライブ以外でファンと交流しちゃダメって言われててさ、こういうのホント初めてなんだ。
一度ぐらい出待ちされたりするの経験してみたいのにさー」
ここにいない誰かに対する不満を愚痴りだすが、それすらも楽しそうで
しかし往来で立ち止まっていると当然人の流れを阻害してしまって
後ろから足早に近づいてくる男と接触しそうになるのを彼の機転で防いでもらうと
真っ赤な目を白黒させて周囲を見回したり、彼を見上げたりと忙しそうにして
「おおおっ?な、なに今の?私ダンスとかは全然なんだけど」
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 「…サイン…は、また今度でいーさ。代わりに君の名前でも教えてくれない?俺は笹貫虎徹っていうんだけど。」
テンション高い少女は見ていて地味に飽きない。少年のややダウナーな緩い雰囲気とは対照的で。
それでいて、会話とか意外と成立しているのも不思議である。何だかんだ彼女の表情や話題転換にも付き合っているし。
「ふーん、出待ち…あー聞いた事あるなぁ。ファンの人が外で待機してるやつだっけ?」
そっち関係に関しては本当に疎い。そもそもライブハウスも気紛れで偶然入ったレベルだ。
その時に、丁度彼女が独占ライブをしていたのだがある意味で運が良いのかどうなのか。
さて、少女を抱えたまま鮮やかに通行人を交わせば、往来の流れは当然ながら途切れない。
必然的に、一度だけでなく会話の合間にも彼女を軽く抱きつつ、右に左にとステップの如く通行人を交わし。
「いや、ほらここ往来のど真ん中じゃない?周りの人にぶつからんよーに、ってね」
それに、ここはタチの悪い連中が多い場所だ。軽くぶつかっただけでも面倒な事になりそうだし。
■安藤 恵那 > 「うん、じゃあ今度ね。私、安藤恵那。15歳!…ん?ん、んんー…?」
ファンなのに名前を覚えていない、という点は彼女の中ではまったく問題にならなかったらしい
しかし名前を聞かれて喜々として自己紹介したかと思えば、今度は首をひねりだす
「…あ、ごめん。これ言っちゃだめなんだった。名前はアンナ、アンナです。そっちで覚えて
とにかくよろしくねー、虎徹くーん」
飼い主とは色々な約束事があり、本名を名乗るな、というのはその一つであった
だったのだが、テンションに任せるままに答えてしまった
それに気づいて後から訂正を入れただけでも、この少女としては上出来と言えよう
「そうそう、そういうやつ。ファンから直接感想聞いたりプレゼント貰ったり
そーいうのしてみたいのに、させてくれないの。私の権利をまもれー、まもれー」
ブーブー、と頬を膨らませて一人シュプレヒコールを上げる
「おっ、おぅ、わっ、たっ、とっ。な、なんか楽しくなってきた」
右に左に振り回されるのにも慣れてきたのか
徐々に呼吸を察してその動きに自分でも合わせるようにステップを踏み
前を向いたまま人の波を避け続けた
■笹貫虎徹 > 「ふむふむ、安藤恵那……アンナね。まー、どっちも覚えたけど、じゃあアンナで」
本名はアカン、というのはなんとなく少年的に彼女の言葉と態度から察したらしい。
とはいえ、そう答えて頷いたが本名は覚えておこう。別に彼からすれば減るもんでもないのだ。
ついでに言えば、彼女とその契約主の約束なんて知った事ではないというのもあったりする。
「…ま、ここは落第街だからしょーがないってのもあるのかもなぁ。
そうだなぁ、今感想を言わせて貰うなら…んー…ノリの良い曲は今後も増やして欲しいかなぁ。
…あぁ、だけどバラード調のしっとりしたのも好きだし…まぁ、アンナの歌は結構好きだと思う、うん」
勿論、普通の人間が彼女の歌を聞いたらモロに影響を受けるのだろうが、この少年は例外の一つだ。
だからこそ、彼なりの感覚ではあるが精神影響無しで歌の実力を把握できる。
その点から見ても、彼女の歌唱力はかなりのものだと彼は思っている。更に名が上がるのも時間の問題だろう。
で、何故かダンスもどきに突入した訳だが、アンナは呼吸を読むのが地味に上手い。
おそらく、歌の息継ぎや呼吸の応用でそういうのを掴み易いのだろう。
「…んーー、アンナ。ちょいと抱えるから軽く一曲お願いするよ」
と、唐突に彼女にリクエストすれば、ひょいっとその体を今度はお姫様抱っこ。
そうしながらも、ステップを踏んで踊りの如く。これで彼女が歌ったら、それこそ路上ライブのイベントみたいになるだろう。
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■安藤 恵那 > 「覚えたらだーめーでーすー、忘れてください」
一応約束を守る気はあるらしい
手を伸ばして相手の頬をぐりぐりと捏ね繰り回して抗議の意思表示をした
「うん。皆そういうのの方が好きそうだし。私は歌えればなんでも良いんだけどねー」
ヒョイヒョイとステップを踏みながら受け答え
そこから急に抱きかかえられると手足を少しばたつかせるが
嫌がっているというよりは落ちやしないかという不安の表れのようで
「あー、それダメなの
無闇に歌うとすっごい怒られるから
安売りしたらダメなんだって」
それも約束事の一つらしく
怒られる、と言って手のひらで自分の頬を叩いてペチッと小さく音を立てる
あっさり名乗ってしまった本名と違い、こちらはもう少しきつく厳命されているようだ
無論安売り云々は方便で、下手に歌われると大事になりかねない故だ
「……でも、ちょっとぐらいならバレないかなー?」
しかしそれでも、リクエストを受けてそれをすんなり受け流す事はできないらしく
後押しして欲しそうにチラチラと彼の方を窺っている
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 「あーハイハイ、分かりましたよアンナ様…だからグリグリは止めなさい」
と、そんな調子で答えつつ忘れないでバッチリ覚えておこうと思う。名乗った彼女の失態だ。
無論、だからといって彼女の本名を無闇に広めたりする気は無いのだけど。
「歌手ならアレだ、好きに歌うのも勿論いーけど聞き手のニーズ?にも一応は答えないとアレなんじゃないの?」
俺はその辺りよく知らんけどね?と、言いつつ現在お姫様抱っこ中。
バランス感覚も相当鍛えられているので、まず落とす事は無い。彼女が手足をバタつかせても平然としている。
「……そうなん?……あー、ちょびっとだけならいいんじゃない?それに、個人的に特等席で聞いてみたいってのもあるし。
ライブハウスって地味に高いから、気楽にアンナのライブにも中々行けないしねぇ…。」
溜息。彼女のライブは数日前の時点で結構チケットが高かった気がする。
で、少年が入れたカラクリは単純で、偶々絡んできた不良をぶちのめしたらチケット持ちだったのでネコババしただけだ。
…まぁ、それはそれとして。
彼女の後押し?をするように一曲だけ、取り敢えずリクエストしておこう。
ご案内:「落第街大通り」に笹貫虎徹さんが現れました。
■安藤 恵那 > 「むっ、難しい事はいーの。私も意見はするけど、そういうのちゃんと考えてくれる人がいるから」
暫く抱えられたままでいると不安はなくなったのか
ばたつく手足も次第に大人しくなっていく
「じゃ、じゃあ、ちょっとだけ…ん、んっ…あーあーあー、よし」
今日は一頻り歌った後なので、念のため喉の調子を確認
いつも通りの声を出せるのを確かめると、一呼吸置いて歌い始める
「──────♪」
選曲はしっとりしたバラード
演奏もない独唱だが、気後れした様子はまったくない
彼女の歌は技術的にはまだまだ未熟で
上手い事は上手いが、あくまでも仲間内で行くカラオケでは一番上手いという程度
プロとして通用するレベルには到底達していない
しかし度胸や熱意だけは十二分に備えているらしい
喧騒に負けぬ声量で歌は響き渡り、次第に周囲の人々も歌声に気づき、足を止めて聞き入り始める
しかしどうも様子がおかしい
周囲の者が足を止めるまではいいが、それが10人中10人、一人の例外もなくとなれば話は変わってくる
遂にはその場に座り込んで微睡み始める者まで出始めている
■笹貫虎徹 > 「うんうん、アンナは小難しく考えるより歌う事に熱意を傾けてる方がいいと思うさ。」
と、そう述べるが別に皮肉でも何でもない。彼女は歌う事に集中するべきで雑事は他の者がやる事だ。
ともあれ、暫く抱っこ状態を保っていると、彼女も落ち着いたのか手足をバタつかせなくなった。
「ん、ちょっとだけお願いしますよっと」
軽い調子で頷く。喉の調子を確認するように、たぶんライブ後なんだろうなぁ、と思いつつ。
さて、彼女が歌いだしたのはしっとりとしたバラード。少年も聞き覚えのあるアレだ。
(…うーん、やっぱりライブも悪くないと思うけど、間近で生声もいいなぁ)
と、暢気に思いながら、ゆらりゆらりと彼女の歌に合わせてゆっくりとしたステップ。
バラード調の曲に合わせたそれは、まるでミュージカルの一場面みたいで。
歌に関しては素人の少年は、彼女の歌声が発展途上だとしても既に十分に上手いと思っている。
(…けど、まだまだ伸びるんだろうなぁ)
少なくとも、度胸と熱意は少年にもビリビリと伝わってくる。
さて、問題は観客の方で、殆どの往来の人間が足を止めたりして聞き入っている。
それはいいのだが、その殆ど…いや、全員が例外なく午睡の眠りについたりしている。
当然、一番間近の特等席とも言える少年が一番影響を受ける――のだが。
(んーー…心が落ち着く感じだなぁ)
流石にこの間近な距離だと効果はあるらしい。あるのだが何かプラスに働いていた。
基本、精神耐性が高すぎるせいで彼女の『呪歌』…少年は勿論知らないが、それもいい具合に調整されるらしい。
やがて、一通り彼女の歌が終われば周囲は謎の居眠り集団ばかりとなるのだろう。
ともあれ、そうすればゆっくりと彼女を下ろすのだけれども。
■安藤 恵那 > 「───────♪」
感情を込めて歌うほどに、異能の力は強くなる
周囲の異常な光景は目に入っていないのか、入っていても気にしていないのか
遂に歌を聞くものが目の前の少年一人になっても、少女は気分よく歌い続けていたが
『アンナ!!!!!!』
最後のフレーズを歌い上げようとしたその時
歌声を遮るほどの怒声が街路を貫く
響き渡った声に少女はビクッと身体を震わせ歌を中断させる
声のしたほうに慌てて視線を向ければ、肩を怒らせたスーツ姿の男が一人
大股でこちらへやってくるのが見える
「あわわわっ、まずいー、虎徹君またねー!今度ライブきてよねー!」
降ろされるのを待たずに腕の中から抜け出すと
最後に一言だけ告げて、男のやってくるのと逆方向へと一目散に逃げてゆく
それに少し遅れてスーツの男が少年の前を横切っていく
その際、何か言いたげな視線を少年に向けはしたが
そのまま何も言わずに逃げた少女を追いかけていった
■笹貫虎徹 > なまじ、普通の人間が彼女の歌を聞いたらそれだけで影響はストレートに出てくるのだろう。
それに、彼女の感情がこめられていくほどに強くなれば影響は強くなる。
…のだが、少年は割りと暢気というか、ある意味で彼女の歌を耐えられる”例外”に属するのだろう。
そうでなければ、とっくにステップどころかその場に突っ伏して周囲の仲間入りをしていた筈だ。
と、最後のフレーズの所でいきなりの怒声。少年は割りとマイペースに大声の方へと振り向いて。
何やら、肩を怒らせて歩いてくるスーツ姿の男。如何にも只者じゃない空気だ。ただのマネージャーとか付き人ではあるまい。
「あいあい、お金があったらそうするさー。またなーアンナ」
歌声は堪能したので今夜は満足だ。腕の中からスルリと抜け出し、ダッシュで逃げていく歌姫を見送る。
そして、こちらへとやってきたスーツ姿の男と擦れ違う。一瞬の視線のやり取り。
何か言いたげなあちらに対し、こちらは「何すか?」とかばりにマイペースだ。
結局、互いに一言も交わさずにお互い擦れ違えば…吐息を一つ。
「……やれやれ、アンナも色々と大変だなぁ」
周囲の眠りの集団を眺めれば苦笑気味に。起こす義理もないのでそのまま放置して少年は歩き出す。
それが、落第街の歌姫と恐怖知らずの少年との初対面であったとさ。
ご案内:「落第街大通り」から安藤 恵那さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から笹貫虎徹さんが去りました。