2016/08/31 のログ
ご案内:「違反部活 スクラップ部」に不知火 械徒さんが現れました。
不知火 械徒 > 学園から離れた落第街にある、老朽化の進んだ建物の一室。
そこを不法に占拠しているスクラップ部という組織があった。
とはいえ、組織の構成もなにもたった一人しか居ないので、組織と呼べるかも怪しいものだったが。

「うぇーっほ、げほげほ、えっほ、ぉえ、かは、げへぇ…!」

そんな一室の扉を思い切り蹴り破って外へ出てくる男がいた。
室内からは黒い煙がもわもわと外へと流れ出ており、男は地面に崩れ落ちて咽返っていた。

「あー、ちくしょ、失敗したー!回路図かなんかミスったかぁ?…げっほ!」

白衣やら顔やらを黒く汚し、今しがた試作品が大失敗をかましたことを独り呟いた。

不知火 械徒 > 「…ま、ちっと休憩すっか。」

室内から黒い煙を追い出して、黒く汚れた顔を布で拭って漸くひと段落。
原因調査と改善は後にしようと、おんぼろな雰囲気の冷蔵庫からコーラ缶を取り出して、
部室に鍵をしてから建物の入り口にどっかりと腰を下ろす。

「くはぁー、煮詰まったときゃあ、やっぱ冷えたコーラだなぁー!」

キンキンに冷えたコーラを飲んで、気分爽快と言った所だった。

不知火 械徒 > 「よし、休憩終わり!作業に戻るとすっかー」

缶の中身を飲み干してしまえば、大きく息を吐きだした後で腰を上げる。
そうして、部室へと戻れば作業を再開するのだった。

ご案内:「違反部活 スクラップ部」から不知火 械徒さんが去りました。