2017/03/12 のログ
ご案内:「違反部活『友愛会』」に烏丸秀さんが現れました。
烏丸秀 > 違反部活の一室。
その中で烏丸は珍しく商談中であった。

「あんまり芳しくないね。二級学生の数は年々減ってるし」

こちらの『友愛会』は、二級学生を様々な組織に供給している違反部活だ。
ネーミングセンスは一周して皮肉が利いていると思う。
烏丸は特に外から来る船に身元不明の子どもなどを乗せてこの組織に卸していたのだが、組織自体が資金難だという。

「どちらかというと、各組織は『異邦人』の力を借りる方にシフトしてるし、ここ最近、落第街そのものでの大規模事件も多い。二級学生が減るのも無理もない、って事さ」

烏丸秀 > 供給を増やして欲しいという『友愛会』幹部の言を烏丸は一蹴する。
そんな危険な橋は渡れない。ただでさえ最近は検閲も厳しくなってきたのに。
かといって、『友愛会』そのものに資金を提供するわけにもいかない。金の流れを掴まれたらアウトだ。

「ん、まぁ、手はあるけどね」

烏丸は説明する。
異邦人に対する娼館を経営してはどうか、という話だった。

烏丸秀 > そう、異邦人の数は増える一方。
ならば、そこに対するビジネスを開拓するのが吉。
ついでに二級生徒の受け入れ先も増え、逆に二級生徒に『堕ちる』ものも増える。
色々と役得の多い商売なのだ。

「ま、他との兼ね合いはボクが交渉してもいいし……」

そのあたりの人脈は、この男は広い。
商売人としても、客としても。

烏丸秀 > そうして悪巧みをしつつ、新たな商談をまとめ。
男は自宅へと戻っていく

ご案内:「違反部活『友愛会』」から烏丸秀さんが去りました。