2017/10/07 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に近衛 昴さんが現れました。
■近衛 昴 > 少し前に手入れが入り閉鎖された非合法のダンスホール、ステージには残された数本のポールにがらんどうになったバーカウンターと殆ど物らしいものは残っていない薄暗い実内に灯る明かりが1つ。
カウンターに腰掛た端末の光に照らされているのは画面に視線を走らせる仮面の少女。
隔絶され喧騒さえも感じることのない地下の空間に身を潜め、今は闇が街を支配する時をただ待とうと
■近衛 昴 > カウンターに並べられた円筒状の銀筒にはレバーとピンがついており一目で物騒なものだと判断できるか、それの種類を確かめるように手に取りながらパーカーの裏に納めていって。
「催涙、催眠、フラッシュバンに煙幕、それと炸裂・・・こんなものでいいかな」
重装備にも思えるそれらは今唯一自身の身を守ってくれる代物で、ズシリと重くなったパーカーを脱いでカウンターへと置くと一息入れようとカウンターの裏へと周り、持ち込んだ缶ジュースを取り出そうと
■近衛 昴 > よく冷えた缶の中身を飲み干して息を付くと、徐にその空き缶をホールの置くへと放り投げると勢いよく右腕を突き出すと手甲から射出された細いワイヤーが缶を掴み、勢いよく引き寄せると投げたのとは逆の方向へと飛んでくる空き缶。
今度は待ち構えていたように再度腕を突き出し、空き缶を穿つと鋭い指先の鉄爪が缶に深々と突き刺さっていて。
刺さったままの缶を引き抜くと手甲と爪のコンビネーションに手ごたえを感じて、これなら能力がなくてもやれるかもしれないと。最初だけうまくいけばいい、あとはその最初に手に入れた能力を足掛かりにすればいいと。
■近衛 昴 > カウンターへと戻るとパーカーを羽織り、端末を仕舞い込むと扉を開いてまだ日も完全に落ちきっていない街へと繰り出してゆく。仮面に決意と覚悟を決めた光を瞳に宿して
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から近衛 昴さんが去りました。