2018/07/28 のログ
ご案内:「密輸組織のアジト」に追影切人さんが現れました。
■追影切人 > 「―――あー…現在アジトぶっ潰し中。…あぁ?風紀の連中の援護だぁ?何で俺が連中の尻拭いをしないといけねーんだよクソが」
と、スマホを片手に誰かと会話しつつ、とある廃墟跡地にて右手に持った刀を振るう隻眼の少年。
どういう原理なのか、少年が刀を振るう度に人の首が、腕が、足が、銃が、ナイフが切り裂かれて行く。
非公式の特記戦力としてお呼びが掛かったかと思えば単なるアジト制圧とは面白みが無い。
まぁ、”首輪付き”としては逆らっても後が面倒なのが困りモノであるが。
「大体、俺の手を借りてる時点で本末転倒だろうよ…つぅか、制圧ならあのロボット…あーイチゴウ?アイツでも呼んどけば済むだろ」
と、うんざりしたように会話をしつつ、無造作に刀を振るって襲い掛かってきた組織の構成員5人を纏めて切り殺す。
それらを一瞥しつつ、「雑魚が俺の前に立つんじゃねぇ」と傲慢に、そして冷酷に淡々と言い放つ。
■追影切人 > 「…ったく、つまんねぇ仕事押し付けやがってよ…相応の金は払えよな”上層部”さんよ」
そう、非公式の風紀委員会の特記戦力の一人として招集された少年の飼い主は風紀の上層部だ。
ある意味で特権にてこの場に派遣された”一般人”みたいなものだが…。
不意に飛んでくる銃弾を刀の一振りで切り飛ばし、飛んでくる魔術を蹴りで切り裂く。
異能による電撃を刀の一振りで真っ二つに切り裂きながらもその顔はつまらなそうで。
「……単なる雑魚散らしじゃねぇか。…ああ?組織のリストぉ?そういうのは別のにやらせろよ。
俺は汚れ仕事専門だろうがよ。指定された場所に赴いて皆殺し。それ以外に何がある?」
スマホの向こうから聞こえてくる応答に顔を顰めつつ、背後から気配を殺して首をナイフで掻っ切ろうとした組織の構成員の手首を無造作に刀を持った右手で器用に掴み取り。
「――おい、会話中だ邪魔すんな」
次の瞬間、その構成員の手首が切断され、更にその後には全身がバラバラになる。
血飛沫が少々掛かり、露骨に嫌そうにするが血は慣れているので特に動じない。
■追影切人 > 「…取り合えず始末したぞ。さっさと帰――あぁ?拉致られた学生の安否確認と救出ぅ?
…だから、そういうのは別のにやらせろって…オイ!?」
一方的に指令が下り電話が切られた。一瞬スマホをぶった斬りそうになったがギリギリ堪えつつ。
何でガラでもない救出劇なんぞしないといけないのか。風紀委員の尻拭いより憂鬱だ。
「……面倒だなクソが」
ボヤきながら血糊を払い捨てて刀を鞘へと納める。ポケットに手を突っ込んで気だるそうにアジトを探索開始。
それなりに大きな廃墟なので探すのも面倒だ。ダラダラとあちこち歩き回りつつ…しかし人の気配は無い。
「…つーか、もう別の場所に移されてるか死んでんじゃねーのかぁ?”生きてる反応が無い”じゃねーかよ」