2018/10/05 のログ
ご案内:「落第街西方:廃墟街」に佐伯劾さんが現れました。
■佐伯劾 > 「えー、と……“定時連絡、ポイントE406、異常なし。これよりE506へ移動、引き続き情報の収集に入ります。”……よし、じゃあ行くか」
携帯を開き、ボイスメールを送る。
落第街周辺のパトロール兼最近噂にたった新興の裏組織の情報収集。
面だった動きこそないが、だからこそ自警団としてはじっとすることも出来ずこうして少しでも先手になるように動いていく。
ふと、後を振り返る。商店街は既に小さく、結構な距離が離れているのを実感させる。
辺りを見渡す。廃墟廃墟アンド廃墟。廃墟ばかりで特に何もない。
流石にこの辺りでは聞き取りも何もあるわけでなく、1時間毎の定時連絡を済ませばさらに西へと歩を進める。
「時間が時間だ、今日は次のポイントで終わりだな」
待受けに移る時刻を確認して、閉じる。
鼻歌でも歌おうか、そんなことを考えながらとりあえず歩く。