2016/10/20 のログ
櫛鉈 蛟 > 退屈は人を殺す。別に人ではないがまぁ退屈はあまり好きではない。
だからこそ、刺激か面白い事か美女か美少女でも求めて、こうしてブラリと散策している男。
望んでこういう場所をブラつくのは毎度の事で、勿論危険性も十分に承知している。

(…つぅか、落第街に安全な場所なんて数える程度しかねーだろうし)

その安全な場所、というのも色々と”条件付き”だったりはするのだが。
煙草を蒸かしながら、暗い路地裏をマイペースな足取りで進む。矢張り靴音は一切立てない。
自ら起爆剤になる展開も楽しそうではあるが、風紀委員に目を付けられたり公安に妨害されるのがオチだ。

「もうちょい、有意義な時間の使い方ってのを考えてみるべきかねぇ俺も」

櫛鉈 蛟 > 「と、まぁ考えても仕方ないわな」

気の赴くままに自由気儘に生きるのが楽しいのであって、身を弁えた窮屈な生き方は好かない。
煙草を丁度吸い終えた辺りで路地裏を抜ければ、そのまま落第街の喧騒に紛れてその姿は雑踏の中へと消えて。

ご案内:「路地裏」から櫛鉈 蛟さんが去りました。